ル・シェネ (Le Chesnay)は、フランス、イル=ド=フランス地域圏、イヴリーヌ県のコミューン。
2019年、西に隣接するロカンクール(fr:Rocquencourt)と合併し、新しいコミューンであるル・シェネ=ロカンクール(fr:Le Chesnay-Rocquencourt)となった。
パリから約18km離れている。コミューン北東部は、オークやクリの森林で覆われている。
木こりや農夫が暮らす森の中の小さな村は、1200年頃『住むのに良いシェノワ』(Qu'il fait bon de vivre au Chainoy)と呼ばれていた。カール大帝時代には、シェネは『カシの木のある場所』(l'endrois où il y a des chênes)と呼ばれていた。
1683年、当時ロケンクール教区に含まれていたル・シェネを、ルイ14世がヴェルサイユ庭園(fr)を囲むため購入した。ヴェルサイユ宮殿建設と同時に、ウベール庭園内にグラン・シェネ城が建てられ、ル・シェネの発展に貢献する結果となった。
1969年、ショッピングモール、Parly 2(fr)が開業した。現在はヨーロッパ有数の規模となっている。
コミューンの住民の半数以上が分譲マンションに住んでいる。
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