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バッキンガム宮殿


バッキンガム宮殿


バッキンガム宮殿(バッキンガムきゅうでん、英語: Buckingham Palace)は、イギリスのロンドンにある宮殿。外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式を見物できることで有名。

概要

約1万坪の敷地を誇り、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館等が設置されている。部屋数は、スイート19、来客用寝室52、スタッフ用寝室188、事務室92、浴室78、部屋総数775である。宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にもなるという。王族たちを補助する侍従50人は同じ宮に住み込み、その他の侍従達は王室厩舎であるロイヤル・ミューズ (Royal Mews) に寄居する。

宮殿正面広場には、ヴィクトリア記念碑が建立されており、その向こうではセント・ジェームズ・パークとトラファルガー広場につながるザ・マルが、生い茂ったプラタナス並木に沿って位置している。

現在では、例年7月下旬から9月下旬の約10週間の間に限り一般入場が可能となっている。入場料はウィンザー城を修復する為の費用に充てられている。

歴史

1703年にバッキンガム公ジョン・シェフィールドが自らの邸宅として桑畑を購入して建てたバッキンガムハウス(Buckingham House)が始まりとされる。当初は煉瓦のみで建てた非常に簡素な邸宅に過ぎなかったが、1761年にジョージ3世が、王妃シャーロットと子供達の為に譲り受けて私邸として使うようになった。

引き続き王位に上がったジョージ4世は、建築家ジョン・ナッシュの忠告によって、煉瓦造りだったバッキンガムハウスを1825年から12年かけて全面改築に着手、それまでルネッサンス様式だった建物をネオクラシック様式に改装したが、当のジョージ4世は王宮の完成を見ないまま死去した。

1837年にヴィクトリア女王の即位の際にセント・ジェームズ宮殿から移り住み、以後バッキンガム宮殿はイギリス王室の公式の宮殿となった。

1850年、正面の東棟が増築され、宮殿は中庭を囲む口の字型の構造となった。玄関は西棟の中庭に面しているため、外部からは見えなくなった。

1913年、宮殿正面が改装され、バルコニーが新設された。このバルコニーは広場とザ・マルに面しており、祝日になれば王室一家が国民の前に姿を見せる場所となっている。

なお、宮殿の屋上に王室旗が掲げられている時は国王または女王が在宅、イギリス国旗なら不在を示している。

衛兵交代式

イギリスの名物であると同時に重要な観光イベントでもある衛兵交代式は、4月から7月までは毎日1回、他の月では2日に1回ずつ午前11時30分(日曜日は10時。大雨の日は中止)に行われる。近衛歩兵隊はグレナディアガーズ (Grenadier Guards) 、コールドストリームガーズ (Coldstream Guards) 、スコッツガーズ (Scots Guards) 、アイリッシュガーズ (Irish Guards) 、ウェルシュガーズ (Welsh Guards) の5つの連隊がある。特に王の誕生日に挙行される最も派手な交代式を、トルーピング・ザ・カラー (Trooping the Color) と言う。

宮殿の変遷

  • 英国王室のロンドンにおける公式居住地
    • ウェストミンスター宮殿 - 1049年から1530年まで
    • ホワイトホール宮殿 - 1530年から1698年まで
    • セント・ジェームズ宮殿 - 1702年から1837年まで
    • バッキンガム宮殿 - 1837年以降

外部リンク

  • バッキンガム宮殿公式サイト (英語)
  • バッキンガム宮殿英国政府観光庁
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Text submitted to CC-BY-SA license. Source: バッキンガム宮殿 by Wikipedia (Historical)


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