『わんころべえ』は、あべゆりこによる日本の漫画作品。および、それを題材としたテレビアニメ作品。
擬人化された雑種犬のわんころべえとその仲間達の日常を、4コマ漫画という形で描いたもの。ほとんどのセリフが横書きになっている、という特徴がある。
講談社の漫画雑誌『なかよし』1976年1月号から連載され、2016年1月号で40周年を迎えた。これは『なかよし』だけではなく全ての少女漫画雑誌の掲載作の中で最長寿作にあたる。また、長年『なかよし』の星占いコーナーのキャラクターも務めた。
1980年、KCなかよしから単行本が初刊行された。その後も数冊が刊行されている。しかし、1993年のKCなかよしからの刊行を最後に、2011年現在まで続刊はなく、絶版状態となっている。そのため、単行本未収録のエピソードが多い。
2015年に電子化され、電子コミックとして配信がスタートした。
1996年10月6日から1997年3月30日にかけて、東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)にて、15分枠で全26話が放送された。この放送のみ、当時のNTTの1社提供である。後に地方局・BS・CS局でも放送されている。東京メトロポリタンテレビジョンで新作アニメが初放送された第1号番組である。また水田わさびが初の主要人物レギュラーを務めた番組でもある。
※青森朝日放送と千葉テレビ→チバテレビでは『ちびアニ劇場』枠で再放送を実施。また、関西圏の地上波ではサンテレビで制作11年後に初放送となる。
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