松風 雅也(まつかぜ まさや、1976年9月9日 - )は、日本の声優、ラジオパーソナリティ、DJ、俳優、タレント。福島県生まれ、東京都育ち。青二プロダクション所属。
1997年、「スーパー戦隊シリーズ」の『電磁戦隊メガレンジャー』においてメガブルー / 並樹瞬役として役者デビュー。その後テレビ東京系バラエティ番組『おはスタ』のおはスタ番長などの役者活動を続ける。また同時期にセガのゲーム『シェンムー』の主人公・芭月涼のモーションキャプチャを兼ねて声優業にも進出。
その後は声優活動を主としているが、俳優としてもミュージカル『リボンの騎士』では王子フランツ役を演じ、タレントとしてラジオパーソナリティやtvk制作の昼バラエティ番組『ありがとッ!』などの司会も務め、『踊る!さんま御殿!!』でもトークでその場の雰囲気を盛り上げるなど、幅広く活躍している。
2003年4月から2007年3月までbayfmの『BAY LINE 7300』でパーソナリティを担当。また、2003年10月から2004年9月まで『電撃大賞』のパーソナリティを浅野真澄と共に務める。
2004年2月、9年間交際していた女性と結婚。
2011年3月より青二プロダクションに所属。それ以前はビッグアップル 、ラディクスモバニメーション・マルチックアイ事業部 、ヴァロック・ワークスに所属していた。
声優cafe(2011年7月2日〜2013年3月10日閉店)でプロデュースと店長をしていた。
芸能界に入る前は塗装工であり、その経歴から手先が器用である。趣味は日曜大工・電化製品・銀細工、特技はギター・スノーボード・スキューバーダイビング・剣道・呉氏開門八極拳。
大型二輪、小型船舶、普通自動車免許、ほか20種類以上の資格を有する。
芸能界を目指した理由は、自身が一番難しいと感じていることを始めようと考えたことにより、決められた動きやセリフを実行する俳優の道を選んだ。
俳優と声優の兼業という「二束の草鞋」を履くような芸能活動ぶりを見せるが、松風本人は「素晴しい作品を作るためなら俳優と声優どちらでも関係無く出演したい」と語っている。
『電磁戦隊メガレンジャー』第37話でのバンドシーンでは、松風が実際にギターを弾いている。ギター経験があった松風は、演奏シーンがあると聞いて監督の田﨑竜太に自ら演奏することを申し出て、音源をもとに自ら譜面もおこした。
『メガレンジャー』出演中に受けた『シェンムー』のオーディションでは、回し蹴りをやるように言われ、JACの動きを見慣れていたためやれるだろうと思っていたが、うまくいかなかった。その後、JACの蜂須賀祐一に教えを請い無事オーディションに合格し、さらにその後は倉田プロモーションの道場に弟子入りし、呉氏開門八極拳を学んだ。
映画『トイ・ストーリー2』の公開時、『おはスタ』のインタビューでジョン・ラセターに次回作の『トイ・ストーリー3』に「おはッス」を取り入れて欲しいと頼み、許可されたことがある。しかし、実際は取り入れられなかった。
趣味として家電製品を挙げているほど家電に詳しく、『ドーリィ☆バラエティ』では家電声優としてゲスト出演しているほか、ヤマダ電機の「家電フェア2011&大処分蚤の市in福岡Yahoo!ドーム」で行われたトークライブでも家電声優の一人として出演している。
よゐこの有野晋哉と仲が良く、有野の家の家具はほとんどが松風の特製のものである。
斎賀みつきと共演が多く、イベントで衣装を貸したこともある。『おはスタ』では松風が「おはスタ番長」、斎賀が「麗人サイガー」、『ロックマンエグゼ』ではパートナーとして共演していた。
『地獄少女』には実写版とアニメ版の両方に出演している。ただし、実写版とアニメ版では別々の役での出演となっている(実写版では堺卓巳役、アニメ版では一目連役)。
『メガレンジャー』や『おはスタ』での経験から、子供のファンにも真摯に対応しており、子供たちに対しプラスになることが心に残るよう意識している。
先輩に言われたアドバイスがあって今も生き残れているという思いから、後輩たちに積極的にアドバイスをしており、デビュー当時の松岡禎丞に対して演技のダメ出ししたことで松岡が取材のたびに自身との話をして持ち上げてくれることが嬉しく、逆に後輩に助けられていると語っている。
太字はメインキャラクター。
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