株式会社TAP(タップ、TAP INC.)は、東京都港区赤坂五丁目に本社がある芸能プロダクション。
前名は「株式会社オフィス北野(オフィスきたの、OFFICE KITANO INC.)」で、当時は映画会社としても事業を展開していた。
1986年に太田プロダクションを退社したビートたけし(以下、たけし)が、1988年にたけしとたけし軍団、寺島進らの俳優のマネジメントを目的に設立。1992年には森昌行が社長に就任し、以後芸能プロダクション・映画製作会社として活動した。
2018年3月、たけしが自分の事務所、T.Nゴンを別に立ち上げ退社。この際、オフィス北野の入居ビル、トレード赤坂を解約し至近の赤坂スバルビルへ移転している。
同年5月18日、つまみ枝豆(本名・青木隆彦)とダンカン(同・飯塚実)が取締役に就任。同年11月、枝豆が新社長、ダンカンが専務取締役に就任した。
枝豆が女性自身のインタビューで語ったところによると、たけしがT.Nゴンを立ち上げ、枝豆が社長に就任してから、枝豆自身も新商号を決定していた。しかしオフィス北野名義の封筒等がまだ残っていたことから、たけしもしばらくは「オフィス北野」のままでいいと回答する。その後、封筒の残りも少なくなり、「たけしへの迷惑もこれ以上かけられない」と枝豆がたけしに改めて商号変更することを告げるとたけしも「わかった。そうか」とだけ回答。
2020年1月1日付で株式会社TAP(タップ)に商号変更した。新商号を検討する際にたけし(「オフィスたけし軍団」→たけし軍団以外のタレントも在籍するためボツ)もたけし軍団のメンバー(「オフィスニュー北野」→ラブホテルみたいだとしてボツ)もボケに終始したことから、最終的に枝豆がたけしの特技であるタップダンスから取った。当時、たけし側でも問題が発生しており「決別」とまで報じられた。
同年7月、新人養成スクールとしてタップセカンドを設立。枝豆が理事長となる。プロデューサーとして神品信市が担当となる。
現在TAPの公式ページのトップにはT.Nゴンサイドからの要請で「※ 2020年1月1日オフィス北野は、株式会社TAPに社名変更しました。※ 弊社及びTAPsecondは、ビートたけし(北野武)氏とは所属・業務提携の関係にありません。」との文言記載があり、一方のT.Nゴン公式ページには「※タップおよび養成所のタップセカンドは私(北野武、ビートたけし)とは関係ありません。間違えないでね。」との文言記載もあり、両者間の「無関係」が強調されている。
☆-元たけし軍団メンバー
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