大阪市電百済線(おおさかしでん くだらせん)は、かつて大阪府大阪市にあった寺田町駅と、同じく大阪府大阪市にあった百済駅とを結んでいた大阪市電の期外線である。
1950年(昭和25年)7月10日に全線が開業したが、1968年(昭和43年)9月30日の最終列車をもって廃止され、同年10月1日に大阪市営バスに転換された。
路線概要
- 起点:寺田町駅
- 終点:百済駅
- 軌間:1435mm
- 駅数:6駅(1959年(昭和34年)当時)
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線
- 架線電圧:直流600V
沿革
- 1949年(昭和24年)10月1日:寺田町駅 - 林寺新家町駅間を開業。
- 1950年(昭和25年)7月10日:林寺新家町駅 - 百済駅間を延伸開業。
- 1950年(昭和25年)ごろ:源ヶ橋駅を源が橋駅に表記変更。
- 1968年(昭和43年)
- 9月30日:最終電車をもって全線の旅客営業を終了。
- 10月1日:全線廃止。
駅一覧
系統
7系統が走っていた。
参考文献
- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』 10 大阪、新潮社、2009年2月18日。ISBN 978-4-10-790028-9。
- 大阪市交通局『大阪市電廃止記念誌「市電」 ―市民とともに65年―』大阪市交通局、1969年3月25日。
- 辰巳博 著、福田静二 編『JTBキャンブックス 大阪市電が走った街 今昔 水の都の路面電車 定点対比』(初版)JTB、2000年12月1日。ISBN 4-533-036511。
関連項目
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