『ライチ☆光クラブ』(ライチひかりクラブ)は、古屋兎丸による日本の漫画作品。本項では、『ぼくらの☆ひかりクラブ』についても記述する。
『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)33号から39号に掲載。原作は東京グランギニョルの演劇『ライチ光クラブ』(1985年、1986年)。ただし、作者によるとストーリーや人物設定の一部が原作とは異なるとのこと。最終回を迎えた後、外伝として四コマ漫画『ライチ☆光クラブ特別編 常川君の日常』『ライチ☆光クラブ番外編その2 螢光小の常川くん』が掲載された。
2011年には特設サイトが公開され、オリジナルグッズの販売やミュージシャンとのコラボ楽曲の公開などが行われている。また、このサイトで演劇『ライチ☆光クラブ』が舞台化され(漫画の舞台化版であり、オリジナルの演劇のリメイクではない)上演されることが発表された。後に本作の前日譚にあたる新作漫画『ぼくらの☆ひかりクラブ』がウェブ連載空間「ぽこぽこ」において連載が開始。『ライチ☆光クラブ』の前日譚に当たる物語で、タミヤが設立した「ひかりクラブ」がどのようにして現在のような状態へ変貌したのかが描かれる。
2012年10月より、テレビアニメが放送。また同年の12月に本作をリメイクした舞台版の上映が公開されることになった。
かつて存在した、学生による闇金融業者「光クラブ」とは無関係。
2021年に本作の刊行15周年を記念し、和山やまとのコラボレーションが決定。『ライチ☆光クラブ コラボレーション』の発売が発表されている。2021年12月16日から2022年1月25日まで、東京都のヴァニラ画廊にて、発売を記念した展覧会「古屋兎丸×和山やま ライチ☆光クラブ コラボレーション展」を開催。
少年達の幼さ故の狂気と愚かしさ、彼等に作られた機械(マシン)と少女に芽生える恋を描いた物語。本編と外伝と共通して、独裁者になることを望んでいた少年と彼を取り巻く仲間達のグランギニョルである。
ゼラを除く光クラブのメンバーには、1から8までの数字を意味するドイツ語の「称号」がついている。
『ライチ DE 光クラブ』のタイトルで2012年10月よりTOKYO MXにて放送。約2分半の短編FLASHアニメーションで、内容はパロディギャグとなっている。声優には舞台出演者の俳優が起用されている。9話以降はサブタイトルから話数が消されリピート放送。
2011年にHAKUEIを中心に結成された同名の音楽ユニット。『ライチ☆光クラブ』の世界観を音楽で表現する。
『ライチ☆光クラブ』のタイトルで、2016年2月13日に公開。監督は内藤瑛亮、主演は野村周平。R15+指定。興行収入は約1億円。
第20回釜山国際映画祭でワールドプレミアを開催し、「ミッドナイト・パッション部門」で上映。
ライチの造形物は中に人が入る着ぐるみだが、高さは2メートル50センチあり、足は30センチメートルほどの厚底、腕はマジックハンドという構造になっている。デザインはオリジナル舞台版で演じた嶋田久作のほか、アイアンマンやアイアン・ジャイアントをイメージしている。
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