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北海道議会


北海道議会


北海道議会(ほっかいどうぎかい、英: Hokkaido Prefecture Assembly)は、日本の地方議会。北海道の議決機関。

概要

現在の議会庁舎は2020年5月から使用されている。地上6階・地下1階。1951年2月竣工の旧議会庁舎は老朽化のため解体された。

任期は4年。議会解散が実施されれば任期満了前であっても議員任期は終了する。

役員

  • 議長:村田憲俊(第32代、自由民主党・道民会議)
  • 副議長:高橋亨(第34代、民主・道民連合)

定例会と臨時会

定例会と臨時会のいずれも知事が招集して開会される。

定例会
年4回開会。道政方針や予算などの重要事項について審議する。
臨時会
特に緊急事案が生じた場合か、議員定数の4分の1以上の議員から請求があった場合に開会。

委員会

常任委員会は以下の9つの委員会が設置されている。特定案件について審議・調査する必要がある場合に設けられる特別委員会は現在7つ設置されている。

会派

出典:北海道議会ホームページ「北海道議会議員選挙区別・会派一覧(R5.5.2現在)」

各選挙区の定数・区域・選出議員

  • 選挙区数:47
  • 夕張市の区域、芦別市の区域、赤平市の区域、三笠市の区域、砂川市の区域、歌志内市の区域、深川市の区域、美唄市の区域及び空知総合振興局所管区域を合わせて一選挙区とし、これを空知地域という
  • 石狩市の区域及び石狩振興局所管区域を合わせて一選挙区とし、これを石狩地域という
  • 士別市の区域、富良野市の区域及び上川総合振興局所管区域を合わせて一選挙区とし、これを上川地域という
  • 留萌市の区域と留萌振興局の所管区域を合わせた区域を合わせて一選挙区とし、これを留萌地域という
  • 紋別市の区域とオホーツク総合振興局の所管区域(佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、興部町、西興部村及び雄武町の区域に限る。)を合わせて一選挙区とし、これをオホーツク西地域という

歴史

  • 1901年(明治34年)
    • 3月 - 北海道会法、北海道地方費法制定。
    • 8月10日 - 初の道会議員選挙。議員定数35名、任期は3年。
    • 10月21日 - 第1回道会が庁立札幌中学(現・札幌南高等学校の前身)の屋内運動場を仮議場として開会される。
  • 1947年(昭和22年)
    • 4月30日 - 戦後初の道議会議員選挙。定数81議席
    • 5月3日 - 日本国憲法施行と併せて地方自治法が施行される。これにより北海道会は北海道議会に改められる。
  • 1951年(昭和26年)
    • 議事堂議場部分を竣工。
  • 1952年(昭和27年)
    • 2月23日 - 北海道議会開設50周年と(旧)議事堂落成の記念式典。執務室部分が竣工、議場の使用が開始される。
  • 1957年(昭和32年)
    • 議事堂西側部分を増築。
  • 1962年(昭和37年)
    • 議事堂執務室南西部分を増築。
  • 1964年(昭和39年)
    • 議事堂執務室北西部分を増築。
  • 1995年(平成7年)
    • 12月 - 旧改築計画を決定、1998年着工・2001年竣工予定とした。
  • 1996年(平成8年)
    • 新庁舎改築に向け設計コンペを実施。
  • 1997年(平成9年)
    • 財政難に伴い庁舎改築計画を凍結。
  • 2013年(平成25年)
    • 外壁落下などの老朽化や耐震性不足等を背景として具体的な改築検討を再開。
  • 2014年(平成26年)
    • 新庁舎基本構想を策定。
  • 2018年(平成30年)
    • 3月 - 新庁舎着工。設計は日本設計・ドーコン共同体、施工は大成建設・伊藤組土建・宮坂建設工業共同体、岩田地崎建設・岩倉建設・田中組共同体が担当。
  • 2020年(令和2年)
    • 6月1日 - 新庁舎の使用が開始される。

事務局組織

  • 議会事務局
    • 総務課
    • 議事課
    • 政策調査課
    • 秘書室

選挙

選挙結果

議員報酬と諸手当

  • 「北海道議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例」により規定。
  • 「北海道議会の会派及び議員の政務活動費に関する条例」第4条、第5条 議員個人とは別に会派毎に、一か月当たり、10万円に当該会派の所属議員数を乗じて得た額とする。(一部抜き書き)により規定。

議員年金

主な道議会出身者

その他

答弁調整

道議会では質疑内容を事前に道側と議会が擦り合わせる答弁調整の慣行があり、行政の監視機能の低下などの弊害が指摘されている。

「一番ひどい議会」発言

2007年9月18日に開かれた政府の地方分権改革推進委員会において、前鳥取県知事の片山善博が「ほとんどの自治体の議会で八百長と学芸会をやっている。一番ひどいのが北海道議会」と名指しで発言。答弁の内容を事前にすり合わせし、議場で答弁書を棒読みする姿勢などを厳しく非難した。この発言に対し、北海道議会側は現状を十分に理解せず一方的だとして議長・釣部勲(当時)の名で抗議文を提出した。

答弁調整の見直し

歴代北海道知事の堀達也知事や高橋はるみ知事から答弁調整の見直しが提唱されていたが廃止には至らなかった。2021年、議長に選出された小畑保則議長は答弁調整の見直しを示唆している。

議場コンサート

毎年1~2回、定例会本会議1日目の昼休みに各方面で活躍されている音楽家を議場に招いて「議場コンサート」を開催している。これは音楽愛好家の議員で組織する「北海道議会文化・音楽議員連盟」が1994年から実施しているものであり、現在までに20回以上議場内で演奏会などがおこなわれている。この「議場コンサート」は一般道民も鑑賞することができ、形式上「傍聴」なので料金を徴収することもない。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 北海道庁舎
  • 日本の地方議会、日本の地方議会議員、議員定数、補欠選挙#地方議会選挙
  • 期日前投票制度(公選法第48条の2)、不在者投票制度(公選法第49条)
  • 請願(地方自治法第124条)、請願#陳情、意見書(地方自治法第99条)
  • 選挙管理委員会

外部リンク

  • 北海道議会のホームページ
  • 北海道議会 (@hokkaidogikai) - X(旧Twitter)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 北海道議会 by Wikipedia (Historical)



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