Aller au contenu principal

ライオット・イン・ラゴス


ライオット・イン・ラゴス


ライオット・イン・ラゴスRiot In Lagos)は坂本龍一の楽曲。1980年にリリースされたアルバム『B-2ユニット』に収録。イギリスとドイツでシングルカットされた。 

解説

  • エンジニアにはイギリスのレゲエ・アーティスト、デニス・ボーヴェルを起用し、ロンドンにあるスタジオ「80スタジオ」で録音が行われた。80スタジオは完成して間もなかったため、一部の機材はアビーロード・スタジオから借用したものであった。坂本龍一は、来日していたビッグ・オーディオ・ダイナマイトのドン・レッツにデニス・ボーヴェルへの仲介を託しエンジニアの依頼を成立させた。
  • ABのワン・コードによるシンプルな楽曲構成ながら、細野晴臣に「奇跡的な出来」であると感心された。細野が気に入っていたことと、イエロー・マジック・オーケストラの求めていた理想の楽曲であったことから、YMOのワールド・ツアー「FROM TOKIO TO TOKYO」(1980年)にオープニング曲として選ばれた。
  • 細野は「単に曲というよりも、音の構造も含めた『作品』としてすごいと思った。当時の微妙なエスニック感覚が入っていて、絶妙のバランスだった」「もう一回ああいうビートものに挑戦してもらいたい」というコメントも残している。
  • 一部ファンの間では31平均律を利用したゼンハーモニック音楽であるとの解釈が存在するが、客観的な真偽は不明である。
  • かつてアフリカ・バンバータによって、頻繁にDJプレイされていたことから、マントロニクス等、ヒップホップ・アーティストへの影響力と知名度は高い。また、DJ向けのコンピレーション・アルバム『Rewind!3』やワープ・レコーズからリリースされたプラッドの『Plaid Remixes - Parts In The Post』にリミックス・バージョンが収録されている。
  • 2004年にリリースされた坂本のアルバム『/04』では、8台のピアノ演奏を多重録音し再度編曲されたバージョンを聴くことができる。細野と高橋幸宏の音楽ユニット、スケッチ・ショウに坂本が加わったヒューマン・オーディオ・スポンジのライヴでは度々演奏されている。

収録アルバム

  • 坂本龍一『B-2ユニット』(1980年)
  • YMO『ライヴ・アット・武道館1980』(1993年)
  • YMO『ワールド・ツアー1980』(1996年) - ロンドンのハマースミス・オデオン・シアター公演より
  • 坂本龍一『グルッポ・ムジカーレII』(1993年)
  • 坂本龍一『US』(2003年)
  • 坂本龍一『/04』(2004年)
  • YMO『EUYMO -YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON+GIJON 2008-』(2008年)
  • YMO『NEUE TANZ』(2018年) - 砂原良徳リマスタリング

脚注


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ライオット・イン・ラゴス by Wikipedia (Historical)


ghbass