D(ディー)は、日本のヴィジュアル系ロックバンド。2003年に結成。GOD CHILD RECORDS所属。2008年にavex traxよりメジャー・デビュー。
2003年SyndromeのASAGI、SIN、Ruizaが中心となって結成。
結成以来特定の事務所に所属せず、メンバーと少数のスタッフのみでマネージメントを自ら行ってきており、2006年に自らの所属事務所GOD CHILD RECORDSを設立。代表取締役はASAGI。アルバム『The name of the ROSE』や『Tafel Anatomie』などの作品を発表。リリースされたCDがオリコンインディーズチャート1位を獲得。総合チャートでも上位を記録し、2006年末には渋谷公会堂を完売。インディーズ時代の音源製作には「NEW BLOOD 〜second impact〜」以来、加瀬竜哉が共同プロデューサーとして参加、アレンジを共同で行っていた。レナが製作途中に脱退した「The name of the ROSE」初回盤においては、ベースパートを急遽加瀬の演奏に差し替えて発売された。彼らの代表曲である「Night-Ship"D"」「Fanfare」では観客が一斉に小旗を振り、「桜花咲きそめにけり」「風がめくる頁」では扇子を用いるなどのパフォーマンスがある。2007年12月にスマイルカンパニーとマネージメント契約、エイベックスとレーベル契約を果たし2008年5月7日、avex traxより、岡野ハジメプロデュースでメジャー第1弾シングル「BIRTH」を発売。ノータイアップにもかかわらずオリコン週間チャートにて自身最高位となる8位を獲得。その後もリリースする作品がオリコンチャートTOP10を獲得し、2010年3月10日リリース「風がめくる頁」では初のドラマタイアップにも抜擢された。スマイルカンパニーとのマネジメント契約期間内もGOD CHILD RECORDSとの業務は継続されており(ただし業務の分担の詳細は公表されていない)、一部グッズの販売は同社から行われている。2011年6月をもって、スマイルカンパニーおよびavexとの契約を終了し、再びインディーズでGOD CHILD RECORDSをマネジメントとする活動に戻る。avexとの契約終了に関してはASAGIが公式サイトの日記で、音源の発売ペースに関する条件などが同社と折り合わなかったことを理由として明かしており、またスマイルカンパニーとの契約満了に関しても円満なものであることを強調している。2011年に開催されたD初のワールドツアーの成功により、2012年に世界10カ国を回るワールドツアーが開催される。2012年春、吉本興業内のY-YARDとマネジメント契約することを発表した。新譜の制作・発売・販売はY-YARD自身がインディーズのレコードレーベルとして行い、流通はBounDEEに委託。GOD CHILD RECORDSの業務も継続。2013年4月12日の渋谷公会堂でのライブで、ビクターエンタテインメントと契約。再度のメジャー契約締結を発表。2014年8月29日の赤坂BLITZのワンマンライブにおいて、舞浜アンフィシアターでのワンマンライブを最後にASAGIの持病である顎関節症の治療の理由により活動休止することを発表。翌2015年8月より活動再開。
2023年5月19に無期限活動休止を発表し、2024年3月7・8日にラストライブを開催し無期限活動休止した。
2008年10月1日から2009年7月12日まで、テレビ埼玉にてオンエアされたD主催のレギュラー番組。全29回。
番組内ではDのインタビューやリリーズ、グッズの発表をはじめ「RuizaのROCK D」、でぃ散歩、ASAGIの猫カフェ、猫の国のニャリスなど様々なコーナーや企画が放送された。
HOT WAVEにて、2013年7月より一ヶ月間マンスリーレギュラー「秘密の薔薇園」が放送。
D主催のライブイベント。元々は、Dの初ワンマンに付けられたタイトルであったものが、諸々の事情によりセッション大会になったのが始まり。
親交のある多数のヴィジュアル系バンドが出演し、Dと同世代のバンドのみならず、先輩格に当たるX JAPANのheathや元Laputaのメンバー等、前世代の人気バンドのメンバーらも出演した。
現在までの主な出演バンドはPhantasmagoria、lynch.、JILS、宇宙戦隊NOIZなど。
2005年8月に創刊された、Dプレゼンツによる音楽誌。
Vol.3以降、SPECIAL PHOTO BOOKが同時発売されている。
D以外にも、様々なヴィジュアル系バンドのメンバーのインタビューが多数掲載されており、これまでに登場した主なバンドはPhantasmagoria、JILS、PENICILLINなど。
2008年3月12日発売のVol.10をもって一時休刊するも、2009年秋に再刊が決定した。
森の仲間達(もりのなかまたち)とはDがファンクラブ限定ライブ内で行われるファンサービスのことであり、ASAGI、Ruiza、HIDE-ZOU、Tsunehito、HIROKIの5人がそれぞれ動物の着ぐるみを着てライブを行うなどしている。またこの「森の仲間達」の時でしか演奏されない曲もある。
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