ロバート・ポール・メルビン(Robert Paul Melvin, 1961年10月28日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルト出身の元プロ野球選手(捕手)、監督。右投右打。2024年より、MLBのサンフランシスコ・ジャイアンツで監督を務める。
1979年のMLBドラフト3巡目(全体71位)でボルチモア・オリオールズから指名されたが、契約せずにカニャーダ・カレッジへ進学した。
カリフォルニア大学バークレー校在学中の1981年1月の二次ドラフト1巡目(全体2位)でデトロイト・タイガースから指名され、入団した。10シーズン、合計7球団に所属して選手を引退した。
引退後は、ミルウォーキー・ブルワーズ、タイガース、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのコーチを経て、2003年にルー・ピネラの後任としてシアトル・マリナーズの監督を2年間務めた。
2005年からアル・ペドリクの後任としてダイヤモンドバックスの監督を務めた。
2007年にはチームを地区優勝に導き、ポストシーズンでもリーグチャンピオンシップシリーズまで進出した成績が認められ、オフにナ・リーグの最優秀監督賞を受賞した。
2009年5月8日に成績不振のため解任される。その後、ニューヨーク・メッツのスカウトを務める。
2011年6月10日にオークランド・アスレチックスのボブ・ゲレンの後任として監督代行に就任する。背番号は6。同年9月20日に当時のGMのビリー・ビーンの下で2012年シーズンから3年契約で正式に監督に就任することが決まる。
2012年は古巣マリナーズとのMLB日本開幕戦のため訪日している。最終的にチームを6年ぶりの地区優勝に導き、ア・リーグの最優秀監督賞を受賞した。
2017年7月29日、MLB史上64人目となる監督通算1000勝を達成した。
2019年は古巣マリナーズとのMLB日本開幕戦のため訪日している。
2021年オフの10月29日に2022年シーズンから3年契約でサンディエゴ・パドレスの監督に就任することが決まった。解任されたジェイス・ティングラーの後任であり、自身はアスレチックスとの2022年シーズンの契約が決まっていた中での異例の移籍となった。
2022年オフの11月15日に全米野球記者協会(BBWAA)から3位票が1の計1ポイントで最優秀監督賞6位となった。
2023年はパドレスを3位に導いた。
2024年からはサンフランシスコ・ジャイアンツの監督になることが発表された。
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