国道209号(こくどう209ごう)は、福岡県大牟田市から久留米市に至る一般国道である。
概要
国道3号と共に筑後地方を縦断する幹線道路であり、ニーマルキューと呼ばれることも多い。
起点は大牟田市だが、みやま市高田町濃施までは国道208号との重複区間となっている。そのため、沿線のキロポストは単独区間が始まるみやま市高田町濃施から(まで)の表示となっている。
国道3号(旧・鹿児島街道)は熊本市から熊本県山鹿市や福岡県八女市など内陸部を経由して久留米市に至るのに対し、当路線は大牟田市、筑後市といった都市部を経由して久留米市へ至る。このため、区間利用を含めて交通量は多いが、大牟田市内の国道208号との重複区間の一部や久留米市荒木町の野伏間交差点から終点までの区間を除いて片側1車線となっているため、全線を通じて流れが悪く、渋滞することも少なくない。
全線で鹿児島本線と並行する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令 に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
- 起点:大牟田市(有明町交差点 = 国道208号上、国道389号・国道501号起点)
- 終点:久留米市(東町交差点 = 国道3号交点、国道322号終点、国道325号起点)
- 重要な経過地:福岡県三池郡高田町、同県山門郡瀬高町、筑後市
- 総延長 : 35.7 km(重用延長を含む)
- 重用延長 : 8.7 km
- 未供用延長 : なし
- 実延長 : 27.0 km
- 現道 : 27.0 km
- 旧道 : なし
- 新道 : なし
- 指定区間:大牟田市有明町2丁目1番12 - 久留米市東町42番の13(全線)
歴史
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 二級国道209号大牟田久留米線(大牟田市 - 久留米市)として指定施行。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道209号として指定施行。
- 2005年(平成17年)12月10日 - 津福バイパスが完成し、旧道は市道となる。
路線状況
通称・バイパス
- 津福バイパス(久留米市:久留米市荒木町白口 - 津福今町 - 津福本町 - 梅満町)
- 明治通り(久留米市:久留米市六ツ門交差点 - 東町交差点)
重複区間
- 国道208号(大牟田市有明町1丁目・有明町交差点(起点) - みやま市高田町濃施・濃施交差点)
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
- 鹿児島本線
- 九州新幹線
- 久大本線
- 西鉄天神大牟田線
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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