浮羽町(うきはまち)は、福岡県南東部にあった町、および現在のうきは市における旧同町町域の地域。棚田や筑後川温泉で有名。
2005年3月20日に隣の吉井町と新設合併して市制施行し、うきは市として市制施行したため、自治体としては消滅した。現在、町役場はうきは市民センター及びうきは市立図書館となり、業務が行われている。
地理
福岡県中南部(筑後地方)、福岡市の南東約40km、久留米市中心部から東に約30kmの場所に位置しており、現在のうきは市の中央部・東部・南西部にあたる。町の北部を筑後川が、町の中央部を巨瀬川がそれぞれ東西に流れている。北部は筑後平野の東端部にあたり比較的平坦な地形である。中央部から南部は耳納山地の一角を占めており、山がちな地形である。町の東部は大分県と県境をなしている。
中心部は町の北部にある。
隣接していた自治体
- 福岡県
- 浮羽郡
- 吉井町(現・うきは市吉井町)
- 田主丸町(現・久留米市田主丸町)
- 朝倉郡
- 八女郡
- 大分県
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行
- 吉井町・福富村・江南村(吉井町 → うきは市)
- 椿子村(吉井町および浮羽町 → うきは市)
- 千年村(吉井町・浮羽町および杷木町 → うきは市および朝倉市)
- 生葉郡浮羽村・姫治村・大石村・山春村(浮羽町 → うきは市)
- 1896年(明治29年)2月26日 - 郡制施行により浮羽郡となる。
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 浮羽村・椿子村が新設合併し、御幸村が発足。
- 1951年(昭和26年)1月1日 - 御幸村が町制施行し、御幸町となる。
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 御幸町が姫治村・大石村・山春村を編入し、同時に浮羽町と改称。
- 1969年(昭和46年)7月1日 - 集中豪雨により巨瀬川の堤防が決壊。隣接する吉井町と合わせて約1300戸が床上、床下浸水。
- 2003年(平成15年)2月14日 - 浮羽郡吉井町と境界変更。
- 2005年(平成17年)3月20日 - 吉井町と新設合併しうきは市となり、同時に浮羽郡も消滅。
特産物
教育
交通
鉄道路線
道路
高速道路
一般国道
名所・旧跡・観光
- 清水湧水(名水百選)
- 調音の滝公園
- 筑後川温泉
- 平川家住宅
- 賀茂神社
- 浮羽稲荷神社
出身有名人
- 竹葉山真邦(元大相撲力士)
- 河北倫明
- 篠原泰之進(新選組隊士、御陵衛士)
脚注
関連項目
外部リンク
- 浮羽町商工会 - ウェイバックマシン
- いーうきはドットコム - ウェイバックマシン
- 吉井町・浮羽町合併協議会
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