アイドリング!!!(英語: Idoling!!!)は、かつて活動していた日本の女性アイドルグループである。
2006年、同名番組からフジテレビ発のグループとして誕生。2015年までの9年間活動した。
アイドルにバラエティ要素を取り入れたパイオニアと言われるほか、当時では新機軸であったオンデマンドなどのネット配信を導入したり、大型アイドルフェスの先駆けとなった「TOKYO IDOL FESTIVAL」のホストグループを務めるなど、アイドルエンターテインメントの多様化にいち早く対応した存在でもあったとも評される。
(※同グループからの派生ユニットであるNEO fromアイドリング!!!(ネオ フロムアイドリング)並びにHIP♡ATTACK fromアイドリング!!!(ヒップ・アタック フロムアイドリング)についても記載する)
フジテレビ721(現・フジテレビTWO ドラマ・アニメ)のテレビ番組『アイドリング!!!』(後にフジテレビONE スポーツ・バラエティで放送)から誕生した女性アイドルグループ。
番組立ち上げ当初のコンセプトは、出演者がライバル同士として戦って、勝ったメンバーがCDデビューするというものであったが、オーディションで集まったメンバー9人(のちに1期生と呼ばれることになる)の仲が良かったため、アイドルグループとして売り出すことになったという。
その後、2期生からNEO期生(6期生に相当)、および7期生 という6回のメンバー追加、および卒業により、2015年10月の活動終了時点のメンバーは22人(後述)。延べ在籍人数38人、同時活動メンバーは最大25人だった。
グループ名の「アイドリング!!! (Idoling!!!)」は「アイドル (Idol) + 進行形 (ing)」で、「現在進行形で成長するアイドル」という意味が込められている。
一部媒体では「アイドリング」や「アイドリング!!」などと表記されることも多いが、正式な名称は「アイドリング!!!」(「!」は3つ)である。また、「Idol + ing」が語源であるため、英語表記も「Idling」ではなく「Idoling」が正しい。
アイドリング!!!メンバーやスタッフはファンのことを「ファン様」と呼び、番組では過去「お願いファン様!!!」、「ファン様リクエスト!!!」などファンからネタの募集を行うコーナーがあった。また、ファンクラブの名前も「ファン様クラブ」である。ファンが自称する場合は「アイドリンガー」(Idoling!!!+「er」)、もしくはその省略形の「リンガー」。
1期生から3期生までは事務所に所属している者を対象とした非公開のオーディションで選ばれた。
4期生は事務所・レコード会社等に所属していない者を対象とした公開オーディション形式で選ばれ、最終候補者は『アイドリング!!! 7thライブ 人生=修行ナリング!!!』、合格者は2010年3月6日よしもとプリンスシアターで行われた『4期生ファイナルオーディショング!!!』で発表された。
5期生は事務所等の所属は不問で、最終候補者は『アイドリング!!! 11thライブ めっちゃ近いぞ!ビッグエッグング!!!』、合格者は2012年3月2日放送『5期生お披露目スペシャルライブング!!!』で発表された。番組では、本来の最終審査(当時のプロデューサー・門澤清太との面接 の後に行われた、AD陣を面接官役としたドッキリが放送された。
NEO期生のオーディションは所属不問であったが、選考中の段階では候補者は発表されず、2013年7月28日、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2013』2日目の『アイドリング!!! TV SHOW TIME』で合格者が発表された。33号・橋本瑠果は、21号・橋本楓の実妹でオーディション前からメンバーとは顔見知りで、同い年の30号・清久レイアの家に泊まりに行く仲 であったが、オーディションを受けることはメンバーには知らせておらず、候補者が公表されていなかったこともあって、新メンバーお披露目で登場した際にはステージ上が騒然となった。
7期生は、メンバーの近親者がスカウティングによって選出された。運営側のコメント等を読む限り、当初から企画ありきの主旨が強く、オーディションによる選考は予定していなかった。
前述のように、1期生から3期生まではアイドリング!!!スタッフが番組出演者を複数の芸能事務所を対象としたオーディション参加者から選ぶという形式であったため、メンバーの所属事務所は同一ではなく複数の芸能事務所から数名ずつ参加している。
アイドリング!!!加入時点で既に芸能活動を行っているメンバーが多い。一方、アイドルを目指してアイドリング!!!に加入したというメンバーは極めて少なく、伊藤祐奈は「私と佐藤麗奈ぐらい」と語っている。
また、ほぼ全てのメンバーがアイドリング!!!としての活動だけでなく個人でも芸能活動をしている。そのため、大規模なライブイベントなど全メンバー参加が原則となっているものを除いては、個人の活動を優先してグループの活動を欠席することも多い。
事務所に所属していない者が参加可能になった4期生以降の事務所所属経緯については以下の通り。
当初はリーダーは特に定まっておらず、メンバー最年長の1号・加藤沙耶香が「自称リーダー」を名乗っていた。2009年3月に加藤が卒業する際に、加藤によって正式にリーダーが決められ、3号・遠藤舞が「リーダー」、6号・外岡えりかが「2代目自称リーダー」となった。
正式にリーダーに就任したことがあるのは遠藤のみだが、加藤が後継者として指名したという経緯から、他媒体では加藤が初代リーダー、遠藤が2代目リーダーとして紹介されることもある。なお、遠藤は2014年2月14日をもってアイドリング!!!を卒業したが、次期リーダーの指名はしないと表明。以来リーダー不在となっているが、実質的には外岡がフロントマンを務めている。
アイドリング!!!2014年4月5日放送「7年半目にこんなチーム分けしてみました!勃発!?天下分け目のアイドリング!!!合戦」以降、当面の間、6号・外岡えりか率いる「アイドリング!!!6」と9号・横山ルリカ率いる「アイドリング!!!9」に分けて通常回の番組収録を行うことをアナウンス、外岡・横山はそれぞれのチームリーダーという位置づけとなった。
「NEO fromアイドリング!!!」のリーダーについては公式のアナウンスが無かったが、伊藤祐奈がリーダーとして定着しており、卒業するまで務めた。後任には、ネット放送での投票の結果で関谷真由が就任した。
各メンバーの詳細は個人の記事を参照。
メンバーにはそれぞれ「号数」が設定されており、番組での自己紹介などでは「アイドリング!!!○号、××(名前)」のように名乗る。号数はいずれもくじ引きによる。また、号数とは別に「イメージフラワー」というものも存在する。いわゆる「イメージカラー」もあり、メンバー個人のグッズにはイメージカラーがあしらわれていることが多い。
加入時期により1期生・2期生・3期生・4期生・5期生・NEO期生・7期生と分かれており、2015年4月以降は1期生2名・2期生4名・3期生3名・4期生2名・5期生3名・NEO期生5名・7期生3名の計22名で活動していた。なお、NEO期生の次に加入した際のメンバーは、予定通り「7期生」とカウントされた。
稀に、番組のゲスト出演者などに「アイドリング!!!○号」の名が与えられるという演出がなされることがあった(もちろん正規メンバーではない)。
後に新メンバーが加入したことにより、いずれも正規メンバーの号数となっている(10号は小林、22号は倉田、23号は伊藤)。
10号の小林は脱退した経緯から公式から除外されていて初めからいなかった扱いとなっている。
2期生加入以降のメンバー数の増大に伴い、イベント、定期ライブ、企画CDなどで、少人数のチーム・ユニットとして活動することがある。
2008年以降、フジテレビのイベント(『お台場冒険王』『お台場合衆国』『お台場新大陸』など)でライブステージを行う際、3-4チームに分かれて日替わり出演を行っている。また、2010年からは定期ライブ「品はちライブ」が始まったが、ステージの制約から出演者は10名を原則とするようになり、これは後の「ジュクはちライブ」、「ニコはちライブ」、「渋はちライブ」でも踏襲されている。
そのため、パートを主に歌唱を担当するA - E、および主にダンスを担当するA' - E'の全10パートに分け、5名を1ユニットとして編成することで、5名(A - Eパート)ないし10名(5名×2ユニットで、曲により片方のユニットはA - Eパート、もう片方のユニットはA' - E'パートを担当)でのパフォーマンスに対応している。そのため、CDではソロパートを歌唱しているメンバーがA' - E'パートを担当している曲の場合、その曲でA - Eパートを担当しているメンバーが本来担当しているメンバーを前にして歌唱することになる。
なお、イベントや定期ライブでは、個人のスケジュールの都合や、体調不良などからメンバーの欠演、代演が頻繁に行われているが、これにより、急なメンバー変更があっても同一パート間の変更ならば調整が容易というメリットもある。複数のパートを担当できるメンバーも存在する。
ちなみに、メインやソロパートを担当し、いわゆる「センター」に相当するパートは「Dパート」 と呼ばれ、遠藤が卒業するまでは、主に遠藤・外岡・横山・河村が担当していた。このDパート担当は各チームに振り分けられることから、特に1期生である遠藤・外岡・横山(4チームあった年は3人が属していないチームに河村が加わっていた。遠藤が卒業した2014年は外岡・横山・河村が各チームに振り分けられている)は同じチームに属したことがなく、定期ライブでもこの3人が揃うことは稀であった。
2008年から毎年、上述したフジテレビ夏のイベントに選抜チームが出演している。チーム名称はメンバーの名前やキャラクターにちなんだもので、メンバーがデザインしたTシャツが販売される。また、チームごとに出し物を用意する年もある。2012年からチームリーダーを定めている(2012年は3期生、2013年は4期生、2014年は5期生、2015年はNEO期生が担当)。
『お台場学園2008〜文化祭〜』で3つのチーム が作られ、夏の『お台場冒険王ファイナル』ではこれを基にした3チームが交代で平日のライブステージに出演した。
2008年12月2日、番組内で4ユニットによるCDリリースと、それぞれの発売日のオリコンデイリーランキングによる「ユニットバトル」が行われることが発表された。その順位により勝敗を決め、勝者には「南の島ライブツアー」が与えられ、敗者にはなにか「悲しいこと」が起きるかも知れないということだった。
結果的にフリフリ/ギザギザは10位、キュンキュン/バンバンは6位となり、2009年1月20日の放送で、キュンキュン/バンバンが「南の島ライブツアー」(後述)、フリフリ/ギザギザはディレクター森洋介の自宅 を大掃除する罰ゲームをすると発表され、その罰ゲームの模様は2009年5月22日に放送された。
メンバーの卒業によって、原形を留めていないユニットもあるが、これらのユニットの楽曲はメンバーをその都度補充してライブで歌われている。
2009年12月に、『ときめきメモリアル4』 (KONAMI)、『ぷよぷよ7』 (SEGA) と異なるゲームソフトとタイアップした別ユニットによるCDリリースが行われ、東京ゲームショウの出演や本社訪問、CM出演などの活動が行われた。
ぷよぷよアイドリング!!!は、『ぷよぷよ!!』とのタイアップソング「恋の20連鎖!!」の発表に伴い、アイドリング!!!メンバー全員によって再結成された。ただし「ラブマジック♡フィーバー」は、発売当時のメンバーによってライブなどで歌われている。
グループは2010年からエコロジーをテーマに、「ECOアイドリング!!!」の名義で環境奉仕活動を始めている。中でも遠藤舞・朝日奈央・大川藍・伊藤祐奈の4名でチーム・エナセーブを結成し、海外・タイに赴いて植樹活動に従事している。また幾つかの活動は特集が組まれ、テレビ放映もされている。
ほか様々なエコイベントに参加しており、キャンペーンソングに該当する「ボクラの庭」が、奥村愛子により提供されている。各イベントでは、同曲を主体にライブ披露された。
Yahoo! JAPANの企画『5000万人が選ぶネット番付2010』とのコラボレーション企画。独自のテーマで結成されたユニット10組のうち、最も投票数の多かったユニットが15thシングル「やらかいはぁと」に収録されるカップリング曲の歌唱権を獲得する。
投票の結果、27,409票中最多票を獲得したTeam 学ランに決定し、オリジナル楽曲「いち恋」が制作された。
ノミネートユニットは下記の通り。
関西出身のメンバーによるユニット。関西テレビ放映版ではオリジナルコーナー「関西 (KTV) アイドリング!!!」を担当。2010年7月25日に行われた『品はちライブ in NGK(なんばグランド花月)』では、オリジナル楽曲「まけへんで」を発表している。
「まけへんで」はCDに収録されていなかったが、2010年12月31日に行われた9thライブ『ボンノウの数だけ愛がある! お正月eveング!!!』において、森本さやかより「有線リクエストで50位以内に入ったらアルバムに収録、30位以内ならPV作成」と発表された。後にこの2つの条件をクリアし、4thアルバム『SISTERS』への収録及びオリジナルPVの制作が決定した。
PansonWorksが5人のゾンビキャラクターを製作することになり、2013年4月16・18日放送「緊急開催!ゾンビにふさわしいのは誰だ!? 死体役オーディション!!!アイドリング!!!殺人事件」において、バカリズム(以下番組の呼称に合わせて「升野」)が選出した。オーディションの模様、およびオリジナル曲「ゾゾゾゾゾゾってゾンビった」のPVが入ったDVDや関連グッズが、お台場合衆国やTOKYO IDOL FESTIVAL 2013など会場限定で販売された。その後、追加オーディションが行われ、関谷真由がメンバー入りした。
2014年4月5日に放送された『アイドリング!!!』において、当面の間、通常回の番組収録は外岡率いる「アイドリング!!!6(シックス)」と横山率いる「アイドリング!!!9(ナイン)」の2チームに分けて行うとのアナウンスがあった。ただし実験的な導入の為、永続するかは今後の結果による。「6」と「9」は、チームリーダーの号数に因んだもので、互いに裏表(「6」の上下をひっくり返すと「9」になる)という意味も含んでいる。
番組収録以外では、当グループのシングル「キュピ♥」のジャケットにチームに分けが反映されたり、定期ライブの企画に採用したりするなどの活動が実施されている。
※メンバーは企画当初のもの。カッコ内の人物は、その後の卒業者。太字は2015年度追加メンバー。
2010年から行われているアイドルイベント『TOKYO IDOL FESTIVAL』 (略称TIF) は、アイドリング!!!プロデューサーだった門澤清太が発案して2013年まで総合プロデューサーを務め、2014年は神原孝・2015年は濵田俊也が引き継いだ。アイドリング!!!メンバーは、発足から毎年ホスト的役割を果たしている。そのため、アイドリング!!!全体のライブの他に、グループ内ユニットによるライブも行われている。なお、「フリフリ」「ときめき」「ぷよぷよ」「関西」「梅酒」「O-18ing!!!」「U-18ing!!!」以外はTIF限定のユニットである。
総合プロデューサーが神原に交代した2014年は、例年のコラボ企画が拡大されて、アイドリング!!!が女性アイドルグループ10組と共演する内容になった。
2015年は、ホスト役も務めるグループ最後の参加となる。新たに発足した『TOKYO IDOL PROJECT』のメインイベントとして位置付けられ、総合プロデューサーが濵田に交代した。引き続きコラボ企画は継続され、アイドリング!!!は女性アイドルグループ・ベイビーレイズJAPANをメインに、乗り込みコラボなどを実施した。
この他、公式には設定されていないものの、メンバー内において18歳未満・20歳以上・高校生以下など、その都度で基準とした年長メンバーを「大人組」、年少メンバーを「子供組」と称することがある。シングルのカップリング曲などでは年長組・年少組に分かれて歌唱することがある が、この場合も当時のメンバー構成や年齢によって「大人組」「子供組」の編成も異なる。
定期ライブ等で上記のユニット曲を歌う場合は固定のメンバーにこだわらず、その場限りの即席ユニットが組まれることが多い。
そしてこれまでは、シングルのカップリングやアルバムの中で、上記の年長組・年少組も含め、特定のメンバーのみで収録された楽曲は複数存在していたが、特別なリリース企画以外にユニット名の言及はされていなかった。しかしその後、2014年発売の5thアルバム『GOLD EXPERIENCE』以降の作品から、公式にユニット名が付けられて提供されるようになっている。主な詳細は以下の通り。
※「プリ♥きゅんサバイバル」はNEO fromアイドリング!!!の節を参照。
※「オレオレGO!」はHIP♡ATTACK fromアイドリング!!!の節を参照。
お台場冒険王・お台場合衆国・お台場新大陸・お台場夢大陸の会場にて限定発売されたDVD及びPlugAir。
アイドリング!!!のファンクラブ「ファン様クラブ」会員限定発売のDVD。イベント会場などでも販売されることもあるため、ファンクラブの会員でなくても購入が可能ではある。
「月刊アイドリング!!!」と題して2009年4月から2010年3月まで毎月発売されたが、要望により2010年7月号より再開された。封入特典として、メンバー2人のいずれかのトレーディングカードが特典として封入される。
※レギュラー・冠番組のみ。各所属事務所によるメンバー個別活動は除く。
ダンス&ボーカルのライブを、週の定期公演などを中心に主催している。単一事務所に所属する通常のグループアイドルとは違い、放送局サイドが主導しているため、ライブ制作の中心スタッフはアイドリング!!!番組制作スタッフが兼任し、更に増強される形となっている。舞台演出も制作運営側が行う。
1st、2nd…と通し番号が冠せられている、グループの年間を通じた最大級のライブ。出演はその時点での在籍メンバー全員に加え、バカリズム升野やフジテレビアナウンサーが、MCと稀に一部の楽曲への参加(歌、ダンスのサポート、場合によってはMC陣のみの楽曲もある)をする場合がある。
ライブに限らず、基本的にすべての楽曲を「生歌」で披露しており、いわゆる「口パク」は行っていない このことについて門澤は、「声がかれていても、高音が裏返ってもいい。"今のあのコたちの声を届けたい"んです。だから"生歌"にもこだわるし、生バンドも入れようと思うし。」と語っている。
演奏も5thライブまでは既録音された音源(いわゆるカラオケ)によるものだったが、6thライブから12thライブまでは、楽曲提供者でもある内田"ucchy"悟をバンマスとするバンドの生演奏となった。またDJ佐藤アサトがメンバーや曲紹介の生ナレーションを行う。
※ 各ライブの詳細は、リンク先を参照。
全国主要都市で展開しているライブハウス『Zepp』で開催したライブツアー。
グループを卒業するメンバーを送別するライブ公演。卒業メンバー自身の選曲によるセットリストが、慣例となっている。
2009年4月から2010年3月まで原則として月1回、計9回フジテレビ球体展望室「はちたま」にて定期的にライブを行っていた。このうち、第4回は大磯ロングビーチで『アイドリング!!! はちたまライブSP アイドリング!!! in 大磯ロングビーチ』、第9回はよしもとプリンスシアターで『4期生ファイナルオーディショング!!!』として行われた。
2010年4月から2011年11月まで、原則として毎週金曜・土曜に、品川・よしもとプリンスシアターで10名前後の選抜メンバーによる定期ライブを行っていた。よしもとグラビアエージェンシー (YGA) とのジョイントライブとなる。派生ライブとして、大阪・なんばグランド花月 (NGK) で『品はちライブ in NGK』(こちらは出演可能なメンバー全員が出演)が行われた。「アイドリング!!!」本放送の収録が行われる公演もあり、その場合、1回の公演につき2本分の収録を行っていた。
よしもとプリンスシアター閉鎖(2011年11月末)に伴い、YGAとのジョイントライブは新宿・ルミネtheよしもとに場所を移し、2011年12月から2012年7月まで月1回(2012年6月は除く)のペースで行われていた。派生ライブとして、なんばグランド花月で『ジュクはちライブ in NGK』(2012年3月11日)が行われた。
2012年9月より渋谷・マウントレーニアホールにてアイドリング!!!単独の定期ライブを開催。原則として18時45分開演。「渋はち」ならではの企画として、ギタリストの関口Q太が伴奏して マイクなしで歌う「生声」のコーナーが設けられていた。2013年11月よりリニューアルを実施。第一興商協力によるDAM音源使用のカバー曲公演やメンバープロデュース公演など、各公演ごとにテーマを掲げた企画内容となっている。また、メンバーの生誕祭企画も定番化した。そして2014年12月からは、2部制に移行。1部の開演時間は18時30分に変更となり、2部は20時30分からとなっている。2015年9月16日に、最終公演を迎えた。
2012年1月から六本木・ニコファーレで月1-2回行われている定期ライブ。定期化に先立ち、2011年11月12日に第1回のライブが行われた。ワンセット全9曲で約1時間を基本とする2部公演で、基本的にメンバー10名編成で出演し、1部と2部は入れ替え制。ライブの模様はニコニコ生放送で有料生中継され、1部・2部通しの視聴チケット購入者に限り、1部と2部の間の楽屋生中継も視聴可能(2012年11月の公演より通しチケットのみの販売となった)。「ニコはち」ならではの企画として、ニコニコ生放送のアンケートシステムを利用して歌う曲やメンバーを決定する「ニコはちアンケート」のコーナーが設けられている(1期生SPライブを除く)。また時折、メンバーの生誕祭企画も組み込まれ、当事者へのプレゼントとして1曲、ソロを披露するのが慣例となっている。2015年4月からは、ワンセット全10曲での出演メンバー7名編成に移行した。2015年9月26日に最終公演を迎えた。
NEO fromアイドリング!!!とは、2013年に加入したアイドリング!!!NEO期生でメンバー構成された女性アイドルユニットである。また、グループを卒業した4期生・伊藤祐奈と後藤郁が在籍し、5期生・石田佳蓮も2014年7月から2015年4月までの期間、籍を置いていた。
2013年8月29日深夜、アイドル番組『アイドリング!!!(地上波版)』にて、同年7月に加入したばかりの新メンバー古橋舞悠・関谷真由・橋本瑠果・佐藤麗奈・佐藤ミケーラ倭子に4期生・伊藤祐奈を加えた計6名は、「アイドリングNEO」としてアーティスト活動を行うこと、また、デビュー曲は同年11月のアイドリング!!!21stシングル(「シャウト!!!」。NEOメンバーは参加しない)と同時発売して売上対決を行い、負けたほうが罰ゲームを受けることも合わせて発表された。
同年7月の新加入メンバーは何故か「6期生」と呼ばれず、しばらく「新メンバー」と仮称されていたが、アイドリングNEOから引用した「NEO期生」と呼称する事も明かされた。
アイドリングNEOの名付け親は、担当した音楽プロデューサーの伊秩弘将。「アイドルと呼ばれる人達が沢山いる中で、新しく創るというよりは“新世代感”を持ったアイドルを創りたいと思った」とコメントし、「新規にデビューから立ち会える事は、エキサイティングなものなので、“NEO”とネーミングをして、そこに新世代の意味を含みたかった」と、想いを綴っている。
ユニット活動晩年のコメントでは、「NEOは相当なスピード感で変化していったが、デビュー当初は自分もメンバー達もまだ分かっていない状態だったので、敢えてそれを逆手に取って一つのストーリーを作った」と、これまで展開してきたコンセプトを明かしている。
2014年3月、AKIBAカルチャーズ劇場で初の単独公演を開催した。2015年1月から「NEO殿Live Night」のタイトルで定期化され、同劇場で月2回の公演を同年6月まで開催した。原則として18時45分開演で『アイドル専門チャンネルPigoo』より生中継していた。
女性アイドルグループ・Doll☆Elementsと、2014年末に結成したコラボユニット。
2015年2月にDVDシングルをリリースした。販売元は、Doll☆Elementsの所属レーベル・DREAMUSIC。
HIP♡ATTACK fromアイドリング!!!とは、アイドリング!!!3期生の橘ゆりか、大川藍、橋本楓でメンバー構成された女性アイドルユニットである。
2014年6月7日、4期生・後藤郁の卒業公演にて、アイドリング!!!3期生による新ユニットの結成と、同年8月のシングルデビューがアナウンスされた。
ユニット結成の発表時点で企画は大筋に進行していたが、ユニット名が未定だった。ユニット名の由来は、プロレスラー越中詩郎の得意技「ヒップアタック」から。『アイドリング!!!』に越中がゲスト出演した縁で、番組スタッフが気に入り命名した。
メンバーである3期生は以前、「トリオ・ザ・アイドリング!!!」という期間限定のユニットを組んだ事があり、今回が正式デビューとなった。
橘ゆりか、大川藍、橋本楓
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