建暦(、旧字体:建󠄁曆)は、日本の元号の一つ。承元の後、建保の前。1211年から1213年までの期間を指す。この時代の天皇は順徳天皇。後鳥羽上皇の院政。鎌倉幕府征夷大将軍は源実朝、執権は北条義時。
改元
- 承元5年3月9日(ユリウス暦1211年4月23日):順徳天皇の代始により改元。
- 建暦3年12月6日(ユリウス暦1214年1月18日):建保に改元。
出典
『後漢書』の「建暦之本必先立レ元、元正然後定日比定」などによる。
建暦期におきた出来事
- 2年
- 正月23日:浄土宗の開祖法然(源空)が遺言状『一枚起請文』を弟子の源智に授け、正月25日に死去。
- 鴨長明の『方丈記』が成立。
- 3年
- 5月1日:鎌倉で舎屋破壊、山崩地裂の地震。
- 5月2日:北条氏と三浦一族の対立の中、和田義盛が叛乱(和田合戦)。
- 12月18日:『金槐和歌集』が成立。
西暦との対照表
※は小の月を示す。
関連項目
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