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1945年全米選手権 (テニス)


1945年全米選手権 (テニス)


1945年 全米選手権(1945ねんぜんべいせんしゅけん)に関する記事。

大会の流れ

  • 1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
    • 男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship)/会場:ニューヨーク市クイーンズ区フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1924年-1977年)
    • 女子シングルス 名称:全米女子シングルス選手権(U.S. Women's National Singles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1977年)
    • 男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1942年-1945年まで)
    • 女子ダブルス 名称:全米女子ダブルス選手権(U.S. Women's National Doubles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1942年-1945年まで)
    • 混合ダブルス 名称:全米混合ダブルス選手権(U.S. Mixed Doubles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1942年-1977年)
  • 戦時中の全米選手権では、1941年までマサチューセッツ州ボストン市内の「ロングウッド・クリケット・クラブ」で行われてきたダブルス競技(男子ダブルス・女子ダブルス・混合ダブルス)も、シングルスと同じフォレストヒルズの試合会場で行われた。
  • 1945年8月に第2次世界大戦が終結し、本年度の全米選手権は終戦後初のイベントであった。そのためか、本年度は男女ともに外国選手のエントリーが増えた。戦時中は多くの選手たちが軍務に就いたことから、通常の年に比べて出場者が少なかった。

シード選手

男子シングルス

(アメリカ人シード選手:8名)

  1.  フランク・パーカー (優勝、大会2連覇)
  2.  ビル・タルバート (準優勝)
  3.  パンチョ・セグラ (ベスト4)
  4.  ガードナー・ムロイ (2回戦)
  5.  フランク・シールズ (3回戦)
  6.  エルウッド・クック (ベスト4)
  7.  シーモア・グリーンバーグ (ベスト8)
  8.  ボブ・ファルケンバーグ (ベスト8)

(外国人シード選手:7名)

  1.  アンドレス・ハンマースリー (2回戦=初戦)
  2.  ヘラルド・ワイス (1回戦)
  3.  アレホ・ラッセル (ベスト8)
  4.  ラディスラフ・ヘクト (2回戦=初戦、不戦敗)
  5.  フランシスコ・ゲレロ (2回戦=初戦)
  6.  アンリ・ロション (1回戦)
  7.  ブレンダン・マッケン (2回戦)

女子シングルス

(アメリカ人シード選手:8名)

  1.  ポーリーン・ベッツ (準優勝)
  2.  サラ・ポールフリー・クック (優勝、4年ぶり2度目)
  3.  マーガレット・オズボーン (ベスト8)
  4.  ルイーズ・ブラフ (ベスト4)
  5.  パトリシア・カニング・トッド (ベスト8)
  6.  メアリー・アーノルド (ベスト8)
  7.  ドロシー・バンディ (ベスト8)
  8.  ドリス・ハート (ベスト4)

(外国人シード選手:1名)

  1.  マリア・ワイス (2回戦)

大会経過

男子シングルス

準々決勝

  • フランク・パーカー vs. シーモア・グリーンバーグ 6-2, 6-3, 6-2
  • エルウッド・クック vs. シドニー・ウッド 10-12, 7-5, 6-4, 2-6, 6-0
  • ビル・タルバート vs. アレホ・ラッセル 6-1, 6-2, 9-7
  • パンチョ・セグラ vs. ボブ・ファルケンバーグ 6-2, 4-6, 6-1, 6-1

準決勝

  • フランク・パーカー vs. エルウッド・クック 6-4, 8-6, 7-5
  • ビル・タルバート vs. パンチョ・セグラ 7-5, 6-3, 6-4

女子シングルス

準々決勝

  • サラ・ポールフリー・クック vs. ドロシー・バンディ 6-3, 6-4
  • ルイーズ・ブラフ vs. パトリシア・カニング・トッド 6-2, 6-4
  • ポーリーン・ベッツ vs. メアリー・アーノルド 0-6, 6-4, 6-4
  • ドリス・ハート vs. マーガレット・オズボーン 6-2, 6-3

準決勝

  • サラ・ポールフリー・クック vs. ルイーズ・ブラフ 6-3, 6-4
  • ポーリーン・ベッツ vs. ドリス・ハート 6-3, 6-2

決勝戦の結果

  • 男子シングルス: フランク・パーカー vs. ビル・タルバート 14-12, 6-1, 6-2
  • 女子シングルス: サラ・ポールフリー・クック vs. ポーリーン・ベッツ 3-6, 8-6, 6-4
  • 男子ダブルス: ガードナー・ムロイ& ビル・タルバート vs. ボブ・ファルケンバーグ& ジャック・トゥエロ 12-10, 8-10, 12-10, 6-2
  • 女子ダブルス: ルイーズ・ブラフ& マーガレット・オズボーン vs. ドリス・ハート& ポーリーン・ベッツ 6-3, 6-3
  • 混合ダブルス: ビル・タルバート& マーガレット・オズボーン vs. ボブ・ファルケンバーグ& ドリス・ハート 6-4, 6-4

外部リンク

  • 全米オープンの歴史 (英語、全米オープンテニス公式サイト内)
  • 抽選表・シード選手:男子・女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)

参考文献

  • Roger M. Williams, “The U.S. Open: Game, Set, Unmatched”(全米オープン-ゲーム・セット・試合は続く) Time-Life Books, New York (1997) ISBN 0-7835-5260-2 各部門ごとの開催地について、本書の189ページを参照した。
  • Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 1945年全米選手権 (テニス) by Wikipedia (Historical)