CONCACAFゴールドカップ(英: CONCACAF Gold Cup)は、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会である。
北中米およびカリブ海諸島の国・地域によって争われる大会であるが、CONCACAF以外の大陸連盟の加盟国が招待される事もある。基本的にはアメリカでの開催となるが、メキシコやカナダとの共同開催となる場合もある。
FIFAコンフェデレーションズカップへの出場権は、直近の当大会で優勝した国に与えられていた。ただし2017年大会の出場権については、直近2大会の当大会で優勝した2か国によるプレーオフで争われた。
1941年から1961年にかけて、中米およびカリブ海諸島の国・地域によってCCCF選手権(英: CCCF Championship)が開催されていた。ここにメキシコ、アメリカ、カナダの3か国が加わり、1963年よりCCCF選手権に代わって新たにCONCACAF選手権(英: CONCACAF Championship)が開催され、北中米およびカリブ海の国・地域によって争われるようになった。その後1991年に、CONCACAF選手権はCONCACAFゴールドカップとして再編成された。
メキシコ・アメリカ合衆国・カナダは予選を免除され、カリブ海地域ではカリビアンカップが、中米地域ではコパ・セントロアメリカーナが予選の役割を果たしていた。しかし、CONCACAFネーションズリーグの創設に伴い、2019年のゴールドカップは2019年のネーションズリーグと併せての予選が実施された。さらに2021年のゴールドカップでは、2019年のネーションズリーグの結果に基づいてゴールドカップ出場チームと、ゴールドカップ予選出場チームを決定する方式を採用した。
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