ソウルワールドカップ競技場(朝: 서울월드컵경기장, 英: Seoul World Cup Stadium)は、韓国の首都・ソウル特別市麻浦区にあるサッカー専用のスタジアムである。
2002 FIFAワールドカップの開催を目的に作られ、2001年11月に完成した。収容人員は66,704人と、サッカースタジアムとしてはアジア最大の規模を持つ。開会式の他、開幕戦のフランスvsセネガルや、準決勝の韓国vsドイツなどが開催された。
現在は、韓国代表の試合が開催されるほかKリーグ・FCソウルのホームスタジアムとなっている。2013年7月、サッカー東アジアカップ2013の会場の一つとして利用された。その他にもドリームコンサートなどといった音楽イベント、2014年にはLeague of Legends世界選手権優勝戦、エホバの証人国際大会が開催された。また、スタジアムの客席の下にはショッピングセンター(HOMEVER:旧カルフール)やシネマコンプレックスがあり、試合がない日も賑わう。
FCソウルの試合が無い日には競技場内が公開されており、観客席や選手のロッカー・ピッチサイドまで入ることができる。入場料は1000ウォン(2008年5月現在)。
当初は上岩洞(サンアムドン)の蘭芝島ゴミ処分場跡での建設が予定されていたため、現在もこのスタジアムは「上岩」(サンアム)と呼ばれることがある。実際の建設場所は隣接する城山洞(ソンサンドン)となっており、上岩洞には5つのテーマを持つ公園からなる広大なワールドカップ公園が作られている。
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