東京都道・千葉県道501号王子金町市川線(とうきょうとどう・ちばけんどう501ごう おうじかなまちいちかわせん)は、東京都北区王子駅前から千葉県市川市に至る主要地方道(東京都道)・一般県道(千葉県道)である。
東京都側は主要地方道、千葉県側は一般県道である。同一路線で主要地方道と一般都道府県道に跨がる数少ない都道府県道の1つ(他に大阪府道42号・179号住吉八尾線、東京都道20号・神奈川県道525号府中相模原線がある)。
2023年11月時点では東京都江戸川区内・旧江戸川西岸までのみの供用で、千葉県内の供用区間は千葉県道6号市川浦安線との重複区間を除いて無い。
概要
路線データ
- 起点:東京都北区王子一丁目(王子駅前交差点=国道122号交点)
- 終点:千葉県市川市押切14番1地先(行徳駅入口交差点)
- 重要な経過地:なし
歴史
- 2022年(令和4年)5月10日 - 東京都道王子金町江戸川線(整理番号307)を廃止し、東京都道・千葉県道王子金町市川線(整理番号501)として認定
- 2023年(令和5年)9月19日 - 千葉県告示第363号にて千葉県市川市押切地内の区域(424.50m)を決定。
路線状況
起点から江戸川区江戸川一丁目までが本路線の旧称である王子金町江戸川線の名称で主要地方道に指定されている。
2022年(令和4年)5月までは道路法第89条の特例に基づいて王子金町江戸川線として認定されていたが、再認定時には道路法第7条第1項に基づき認定された。
かつて認定されていた東京都道468号堀切橋金町浄水場線の一部区間を継承する支線がある。
旧江戸川橋梁
2022年度(令和4年度)に東京都・千葉県を事業主体として「旧江戸川橋梁(仮称)新設事業」が事業化され、国補助事業として旧江戸川で分断されていた東京都江戸川区江戸川1丁目 - 千葉県市川市押切の間が橋梁により結ばれる予定である。都県境となる江戸川橋梁部は千葉県が担当する。2031年度(令和13年度)の事業完了が想定されている。
支線
- 柴又帝釈天前交差点(本線分離) - 葛飾区青戸(環七通り交点)
別名・愛称
- 明治通り(起点 - 溝田橋交差点)
- 日産通り(溝田橋交差点 - 豊島五丁目交差点)
- 江北橋通り(足立区宮城二丁目 - 江北橋東交差点)
- 江北バス通り(足立区江北二丁目 - 西新井一丁目交差点)- 都営バス王40系統(池袋駅と西新井駅を結ぶ路線)が高頻度で行き交うことにちなむ
- 環七通り(東京都道318号環状七号線重複区間)
- 岩槻街道(葛飾区水元五丁目 - 東金町四丁目交差点)
- 水戸街道(国道6号重複区間)
- 柴又街道(金町三丁目交差点 - 江戸川区前野公園前T字路)
- 行徳駅前通り(千葉県道6号市川浦安線重複区間)
地理
通過する自治体
交差する道路
重用区間
- 東京都道450号新荒川葛西堤防線:江北橋東交差点 - 江北二丁目付近
- 東京都道318号環状七号線(環七通り):西新井一丁目交差点 - 大谷田陸橋交差点
- 国道6号(水戸街道):金町広小路交差点 - 金町三丁目交差点
- 千葉県道6号市川浦安線(行徳駅前通り):押切交差点 - 行徳駅入口交差点
主な橋梁
- 豊島橋(隅田川)
- 江北橋(荒川)
- 新加平橋(綾瀬川)
- 飯塚橋(中川)
- 高砂橋(中川)※支線
脚注
出典
関連項目
. Source: