ビジネスキーボード認定試験(びじねすきーぼーどにんていしけん)とは、日本商工会議所が実施する技能認定制度。
タッチタイピングの入力速度と正確性を証明する試験であり、科目別に5段階の評価が与えられる。尚、日本商工会議所は本試験をキーボード操作技能認定制度の中級・上級と位置づけており、初級に該当する試験としてキータッチ2000テストが日本商工会議所により実施されている。
試験は商工会議所が指定するネット試験施行機関にて実施される。実施時期は随時、毎週、毎月の3つに分かれており、施行機関によって異なる。試験会場に用意されたパソコンの画面に表示された文字を受験者がキーボードで入力する形式で行われる。
合否判定は行われず、正しく入力した文字数によって「日本語」「英語」「数値」の科目別に最高のS評価から最低のD評価までの5段階で技能を評価される。文字数は1行ごとにカウントされるが、行中に1文字でも誤りがあれば、その行では1文字もカウントされない。
試験後、受験者全員に技能認定証明書が発行される。また、S評価の受験者のうち、全ての科目で1文字も間違えずに入力した受験者には、「ビジネスキーボードマスター」という名称の称号が与えられる。受験料は税込みで2,570円。
過去にはCD-ROMによる受験が可能だったが平成18年度をもって終了し、平成19年度からはインターネットを利用したネット試験のみが実施されている。
キータッチ2000テスト用の教材として日本商工会議所が監修した「トレーニングCD-ROM」が株式会社カリアックより発売されているが、このCD-ROMではビジネスキーボード認定試験のサンプル問題を解くことができる。
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