『新春!爆笑ヒットパレード』(しんしゅん ばくしょうヒットパレード)は、フジテレビ系列にて1968年より毎年1回、元日の朝から昼にかけて生放送されているお笑い演芸特別番組である。
一度に数十組の芸人が登場し、東西関係なく人選が行われる。
第35回(2002年)までは『初詣!爆笑ヒットパレード』(はつもうで! ばくしょうヒットパレード)として放送されたが、この回で一旦は幕を下ろし翌2003年はスタッフ・出演者を若返らせて『新春!お笑いカーニバル2003』というタイトルで同様の長時間演芸番組が放送されたが、2004年より『爆笑ヒットパレード2004』として再出発を図る。さらに2005年の放送からは中断された『新春!お笑いカーニバル2003』を含め、通算38回目と以降カウントされるようになる。2022年の放送で55周年を迎えた。
漫才ブームが下火になった1980年代後半は、演芸よりバラエティ番組としての企画が増え、1990年代はバスツアーと称して観光バスからの生中継を中心に進行した。
1998年から2011年は、お笑い第四世代の台頭により再びスタジオでの演芸中心の構成となり、放送時間増大により年によって12時間を超える事もあった。
2012年以降は、バラエティ、演芸いずれかに軸足を置くことを繰り返している。また演芸用のスタジオとバラエティ用のスタジオを分離した2元放送(ほかにもいくつか中継を挿入)が原則となっている。2020年からは男性アイドルグループによる楽曲披露も行われるようになった。
総合司会は2009年以降(2008年は3部の司会のみ)、ナインティナインが務めており、毎回オープニングで岡村が観客に向かって飴を撒くのが恒例となっている。それ以前に司会だった爆笑問題も毎年出演して、番組の終盤で前年の時事ネタを披露するのが通例となっている。
2017年で放送開始50周年を迎えた。それに伴い、番組初のゴールデンタイム・プライムタイムでの放送を行った。更に2022年には55周年を迎え、史上最長9時間連続の生放送(10分間の中断ニュースあり)を行った。
2022年3月27日には、当番組から派生した特別番組『爆さまネプナイン』が放送された。
番組中、タレントら が乗り込んだヘリコプターによる明治神宮など東京上空からのレポートが何度か挿入されるのが恒例であり、東京都内の各名所の新年の風景を紹介する。その中にパネルを持った「人文字隊」と呼ばれる人が集まり、人文字を披露する事も恒例であったが、2013年を最後に行われていない。
2024年現在は『ENGEIグランドスラム』および『Cygames THE MANZAI マスターズ』のスタッフ(通称:ENGEI8)が中心となって制作されているが、ナインティナインが司会を担当するようになった2008年から一時期はENGEI8スタッフも携わっていた『爆笑レッドカーペット』班とナインティナインが出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』班の共同制作のような形であった。
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