『志村&所の戦うお正月』(しむらアンドところのたたかうおしょうがつ)は、テレビ朝日と朝日放送テレビの共同制作で1999年1月1日から2020年1月1日までテレビ朝日系列で毎年元日に放送されていたバラエティ番組。志村けんと所ジョージの冠番組である。愛称は『戦うお正月』。ステレオ放送、文字多重放送。
1999年1月1日にスタート。毎年元日の12時 - 16時30分に放送されている(2003年までは13時30分開始・17時25分終了、2004年から2010年は13時開始・17時25分終了、2018年は12時開始・16時終了・2019年は16時15分終了)。制作担当と営業担当をテレビ朝日・朝日放送テレビが共同で行い、番組送出はテレビ朝日が行っている(なお、16時(2019年は16時15分) - 17時30分は「芸能人格付けチェック」第一部・芸人予選会を放送している)。
1995年から1998年の4年間、この枠はだいたいがテレビ朝日のスタジオからの生放送番組(ときおり大阪からの中継をはさむ)であったが、一部の出演者は『初詣!爆笑ヒットパレード』『平成あっぱれテレビ』に出演している上でブッキング調整が難しく、視聴率も芳しくなかったため(後述)、企画を当番組に変更したものである。
志村けん率いる“志村組”と所ジョージ率いる“TEAM所”に分かれて、芸能人がゲームで対決したVTRを見ながらどちらが勝つかを予想し、正解すると豪華なおせち料理などが食べられるという単純な構成の番組である。2013年のみ豪華おせち料理から豪華食材に代わるが予想を当てた後に食べるのではなく、ラストの「大福ロシアンルーレット」で勝ったチームが、負けたチームのキープした食材を総取りし豪華鍋料理を堪能できる形となった。尚、自身がゲームで対決した場合、既に勝敗結果を知っているため、×が描かれたマスクを装着し、予想に参加出来ない。引き分けになった場合は志村・所を除くメンバーが食べられる。
2018年には番組20年・平成30年を記念して平成時代を中心とした歴史を振り返るクイズ企画を中心とした構成にリニューアルされ、志村・所各チームで正解数を競う形で進行し翌年以降にも踏襲された。
2020年3月29日に志村が死去したことで、2020年をもって最後の放送となった。翌年の2021年、当番組末期の内容を引き継ぎ、後継特番『おしょうバズTV』として放送されることとなった。また、所も同番組に続役する。また、2022年からは本番組→『おしょうバズTV』と同様の企画を取り扱う『ニンチド調査ショー』が放送されている。
1995年以後になると、テレビ朝日と朝日放送の共同制作となり、何れもテレビ朝日のスタジオをメインに生放送し1995年以降のこの枠にはそれぞれ久本雅美が司会を務めていた。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou