千葉県立美術館(ちばけんりつびじゅつかん)は、千葉県千葉市中央区中央港にある美術館。1974年(昭和49年)10月開館。代表的なコレクションに、近代日本洋画の先駆者として活躍した浅井忠及びその師弟や周辺美術家の作品、近代日本洋画に影響を及ぼしたバルビゾン派の画家フランソワ・ミレーや印象派の画家オーギュスト・ルノワール、近代日本工芸の発展に尽力した金工家香取秀真、津田信夫を中心とした金工史上の代表的な美術家の作品などがある。
1968(昭和43)年にまとめられた県立博物館設置構想に基づき、1973(昭和48)年4月、教育庁文化課に美術館準備班が置かれ、開館準備が始められた。
1974(昭和49)年3月に展示棟が竣工され、同年4月1日に機関設置された後、10月23日に美術館が開館。
1976(昭和51)年2月に管理棟、1980(昭和55)年2月に県民アトリエ棟が完成し、1988(昭和63)年に第8展示室と収蔵庫、機械室が増築される。
2013(平成25)年1月から2年間の耐震補強等改修工事による休館を経て、2015(平成27)年1月23日に再開館した。
近現代以降の千葉県にかかわりのある美術家の作品及び関係資料を重点的に収集するとともに、日本内外の美術家の作品及び関係資料を収集。
「みる・かたる・つくる」総合的な美術館活動を基本方針とし、以下の事項を使命とする。
千葉県ゆかりの美術家の作品を重点的に収集している。
玄関前には、佐倉市出身の画家浅井忠の像が置かれている。
具象画の「浅井忠記念賞展」を開催している。
月曜日休館(ただし、月曜日が祝日・振替休日に当たるときは開館し、翌日休館)。
情報資料室、カフェレストラン、ミュージアムショップ併設。
日本画では、千葉市出身の石井林響や東山魁夷の作品など。また洋画では、浅井忠のほか、梅原龍三郎の作品などを収蔵している。
徒歩
車
*無料駐車場78台(うち2台は身体障害者用)。
近くには、千葉ポートパークや千葉ポートタワーがある。
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