「きらら」文学賞(きららぶんがくしょう)は、小学館が主催していた公募の新人文学賞。小学館の月刊文芸誌『きらら』誌上で募集された。対象は未発表の長編小説。ジャンルは不問。枚数は400字詰め原稿用紙換算で300枚以上800枚まで。選考は「きらら」編集部が行う。締切は設定されておらず、原稿を随時受け付けていた。
特記以外、初刊は小学館、文庫は小学館文庫刊。
小学館の月刊文芸誌『きらら』で、創刊から5年にわたって続けられた賞。2009年4月20日締め切りの第60回をもって募集終了となった。第59回(2009年3月20日締切)までに寄せられた作品は計21769編。
ジャンルは問わず、字数500から1000の掌編小説を募集していた。毎月締め切りがあり、応募は1か月につき1人1作品までとされた。選考委員は、佐藤正午、盛田隆二、および「きらら」編集部が務めた。
発表は翌月の『きらら』および『WEBきらら』で行われた。月間賞として、毎月の当選作には賞金3万円、佳作10編に1000円分の図書カードが贈られた。また、大賞として1年間の月間賞の中からグランプリが選出され、賞金10万円と記念品が贈られた。
グランプリ受賞者には、のちにメディアファクトリー主催のダ・ヴィンチ文学賞を受賞する瀧羽麻子らがいた。
初期の作品は、以下の書籍に一部がまとめられている。
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