『ROCK MUSICAL BLEACH』(ロック・ミュージカル ブリーチ)は、久保帯人による漫画作品『BLEACH』を原作とするロック・ミュージカル。愛称は「ブリミュ」。「ロックと剣劇」をコンセプトに、2005年8月の初演以来、2.5次元ミュージカルの先駆け的な存在として上演されている。
2005年8月に初演が行われ、その後シリーズ化された。原作漫画の「尸魂界篇」を題材にした公演が続き、2008年3月には集大成となる『ROCK MUSICAL BLEACH THE ALL』がオールキャストで上演された。また、歌と踊りがメインのライブショー「卍解SHOW」やフィルムフェスタも開催され、2010年1月より演じられた『ROCK MUSICAL BLEACH the LIVE “卍解SHOW code:003”』までの累計観客動員数は約13万人を記録した。脚本の異同により、数名のキャラクターが付加されたこともあったが、主役と共演者はほぼ固定したキャスティングで展開された。
2011年7月より「新生 ROCK MUSICAL BLEACH」として『BLEACH連載10周年記念公演 ROCK MUSICAL BLEACH』が全国6か所で上演された。脚本・演出にはテレビアニメ『BLEACH』の「斬魄刀異聞篇」でシリーズ構成を担当したきだつよしを新たに起用し、初のオリジナルストーリーとなる演目が披露された。公演の前年には主役の黒崎一護役を決めるオーディションが開催され、4,500人の応募者の中から法月康平が選定されるなど、朽木ルキア役・佐藤美貴を除いたキャストの総入れ替えが行われた。2012年8月より演じられた『新生 ROCK MUSICAL BLEACH REprise』までの累計観客動員数は約18万人を記録した。
2016年7月には4年ぶりの公演となる『ROCK MUSICAL BLEACH 〜もうひとつの地上〜』が上演された。脚本・演出を担当する堤泰之が過去に手がけた『ROCK MUSICAL BLEACH THE ALL』を改定した演目となっており、制作にあたってキャストの入れ替えも行われた。
2024年5月より原作漫画の「破面篇」を題材にした2部作の前編 『「ROCK MUSICAL BLEACH」〜Arrancar the Beginning〜』が上演。
過去4年間にわたる公演の映像を再編集し、巨大スクリーンで上映したフィルムフェスタ。公演ごとに異なるゲストが舞台に上がり、さまざまなトークを繰り広げた。
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