『ドナルドの魔法使い』(ドナルドのまほうつかい、原題:Trick or Treat)は、ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)が製作した1952年8月19日公開のアニメーション短編映画作品。ドナルドダック・シリーズの第106作である。
ハロウィンの夜、ヒューイ、デューイ、ルーイはそれぞれのお化けに変装して、ドナルドの家に訪れたが、お菓子をもらえなかった。失意の中で3人は、そこで本物の魔女ヘイゼルと魔法のほうきのベルゼブブに出会い、ドナルドからお菓子をもらうのを手伝おうとする。しかし、すぐに追い返されてしまい怒り出し、3人と共に作戦を立ててお化けを生み出す薬「魔法のシャワー」を完成して大騒動を起こした。ドナルドは渋々とお菓子を出そうとするが、ヘイゼルから「へなちょこ」と言われてカンカン。鍵を閉めて体内に隠してしまう。するとヘイゼルは魔法のシャワーでドナルドの足を操らせて鍵を出させるが、ドナルドが鍵をすぐに捨ててしまう。怒ったヘイゼルは足を2倍に操らせてドナルドごとドアをノックアウトさせ、3人はお菓子を手に入れることに成功する。ヘイゼルとベルゼブブは、夜が明ける前に3人に別れを告げてどこかへ旅立った。
日本のディズニープラスでは2022年7月8日から配信されているが、この2種類の吹き替え版とは異なる。ドナルド・ダックが女性の声で、ヒューイ・デューイ・ルーイの声は原語のままになっており、これが劇場公開時のものかは不明である。
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