ロマンチック・レビュー『ネオ・ダンディズム! - 男の美学 -』 (ネオ・ダンディズム おとこのびがく。英:Neo Dandyism) は2006年、宝塚歌劇団星組によって初演されたレビュー作品。
作・演出は岡田敬二。 制作・著作は宝塚歌劇団。
概要
このレビューはロマンチック・レビュー第18弾で1995年に上演された『ダンディズム!』(真矢みき主演)の続編である。この作品で星組男役トップスターの湖月わたるが退団し、その相手役のトップ娘役白羽ゆりの星組時代最後の作品となった。
公演データ
- 2006年・星組『ネオ・ダンディズム!』
- 24場。
- 8月11日 - 9月18日 宝塚大劇場 *初演
- 10月6日 - 11月12日 東京宝塚劇場
- 併演作品は『愛するには短すぎる』。
- 2007年・星組『ネオ・ダンディズム!II』
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- 併演作品は『シークレット・ハンター』 -この世で、俺に盗めぬものはない-。
- 2008年・星組『ネオ・ダンディズム!III』
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- 11月8日(土) - 12月7日(日) 全国ツアー
- 併演作品は『外伝ベルサイユのばら』 -ベルナール編-。
全国ツアーの公演場所
- 11月8日・9日 梅田芸術劇場・メインホール
- 11月11日 鳥取県立倉吉未来中心・大ホール
- 11月12日 島根県民会館
- 11月14日・15日・16日 福岡市民会館(福岡県)
- 11月18日 iichiko総合文化センター(大分県)
- 11月20日 九州厚生年金会館(福岡県北九州市)
- 11月22日 ひこね市文化プラザ(滋賀県)
- 11月23日・24日 中京大学文化市民会館オーロラホール(旧・名古屋市民会館大ホール)(愛知県)
- 11月26日 山梨県立県民文化ホール
- 11月28日 さいたま市文化センター(埼玉県)
- 11月29日・30日 神奈川県民ホール
- 12月2日・3日 静岡市民文化会館(静岡県)
- 12月5日 アルファあなぶきホール(香川県県民ホール)
- 12月6日・7日 岡山市民会館(岡山県)
場面(2006年のデータ)
- 第一章 オープニング
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- 大階段に大勢の中国様式の男達が立っていて、踊り始める。さらにアオザイ風の衣装を着たレッド・ロータスが加わる。
- ドラゴン - 湖月わたる
- レッド・ロータス - 白羽ゆり
- ダンディS - 安蘭けい
- 第二章 ネオ・ダンディズム
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- カサノヴァ風の男がネオ・ダンディズムとは、と歌う。
- 序詞師 - 安蘭けい
- ネオ・ダンディズム - 湖月わたる
- バラの乙女S - 白羽ゆり
- ダンディS - 安蘭けい、立樹遥、涼紫央、柚希礼音
- 間奏曲(一) ダンディズムとは
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- イギリス紳士と4人のヤング・ジェントルマンが"ダンディズム"について歌う。
- エスカイヤ・マン - 英真なおき
- ヤング・ジェントルマン - 大真みらん、綺華れい、和涼華、麻尋しゅん
- 第三章 アディオス・パンパミーア
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- アルゼンチンの大草原を舞台に、ガウチョ(カウボーイ)達の恋のやり取りをする場面。
- アルフォンゾ - 湖月わたる
- ビクトリア - 安蘭けい
- ロベルト - 柚希礼音
- マルガリーテ - 陽月華
- カチート - 琴まりえ
- クリスティーナ - 蒼乃夕妃
- 間奏曲(二) You and the night and the music
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- 「You and the night and the music」の曲でヤングガイが歌う。
- ヤングガイ - 立樹遥、涼紫央、大真みらん、綺華れい、和涼華、麻尋しゅん
- 第四章 キャリオカ
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- ピラミッド型の階段。"キャリオカ"の曲にのって踊る。ベルリン公演でのリバイバル・シーン。
- キャリオカの男S1 - 湖月わたる
- キャリオカの男S2 - 安蘭けい
- キャリオカの男S3 - 柚希礼音
- キャリオカの男A - 立樹遥、涼紫央、大真みらん、綺華れい、和涼華、麻尋しゅん
- キャリオカの女S1 - 白羽ゆり
- キャリオカの女S2 - 琴まりえ
- キャリオカの女S3 - 陽月華
- 間奏曲(三) 恋する男はドン・キホーテ
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- 二人のダンディとキュートな8人の美女が恋の鞘当をする。
- ダンディI - 立樹遥
- ダンディII - 涼紫央
- キューティー8 - 梅園紗千、真白ふあり、湖咲ひより、華美ゆうか、音花ゆり、純花まりい、妃咲せあら、成花まりん
- 第五章 惜別 -オマージュ-
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- 20世紀初頭のフランスの詩人、ジャン・コクトーと友人達の交流から構想を得た場面。一人の指導的な青年(ポラリス)と友人達の美しい友情と別れを歌と踊りでみせる。
- ポラリス - 湖月わたる
- 友(女)S - 白羽ゆり
- 友(男)S - 安蘭けい
- 第六章 エレガント・ロケット
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- ロケットダンスのシーン。
- ヴァイオレットローズ - 陽月華
- ブラックローズ - 涼乃かつき、初瀬有花
- 第七章 All by myself
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- 大階段の中央で、"All by self"を一人の青年が歌い、やがて4人の若者が加わる。
- 歌う青年 - 安蘭けい
- カルテット - 高央りお、大真みらん、和涼華、麻尋しゅん
- 第八章 Super Duet
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- "真情真美"の曲にのせて愛の歌手がデュエットを歌い踊る。
- 愛の歌手(男) - 湖月わたる
- 愛の歌手(女) - 白羽ゆり
- 第九章 フィナーレ
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- パレードのシーン。
- フィナーレの紳士S - 湖月わたる
- フィナーレの淑女S - 白羽ゆり
- フィナーレの紳士A - 安蘭けい、立樹遥、涼紫央、柚希礼音
- フィナーレの淑女A - 琴まりえ、陽月華
- エトワール - 音花ゆり
出演
- 2006年
- 湖月わたる
- 白羽ゆり
- 安蘭けい
- 立樹遥
- 涼紫央
- 柚希礼音
他、宝塚歌劇団星組生徒
- 2007年
他、宝塚歌劇団星組選抜生徒
- 2008年
他、宝塚歌劇団星組選抜生徒
スタッフ
- 宝塚大劇場公演のデータ
- 作・演出:岡田敬二
- 作曲・編曲:吉崎憲治、高橋城、甲斐正人、玉麻尚一
- 編曲:脇田稔
- 音楽指揮:岡田良機
- 振付:羽山紀代美、謝珠栄、室町あかね、御織ゆみ乃、山田卓(オリジナル)
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:勝柴次朗
- 音響:大坪正仁
- 小道具:石橋清利
- 効果:株式会社 宝塚舞台
- 歌唱指導:楊淑美
- 演出助手:大野拓史、稲葉太地
- 訳詞:平野恵子
- 映像:奥秀太郎
- 舞台進行:片桐喜芳、荒金健二
- 制作:村上信夫
- 制作・著作:宝塚歌劇団
脚注
参考文献
- 岡田敬二『岡田敬二 ロマンチック・レビュー』阪急コミュニケーションズ、2009年11月7日。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
- 2006年
- 宝塚大劇場・公演案内(宝塚歌劇・公式)
- 東京宝塚劇場・公演案内(宝塚歌劇・公式)
- 2007年
- 2008年
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