山中 亮平(やまなか りょうへい、1988年〈昭和63年〉6月22日 - )は、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEのコベルコ神戸スティーラーズに所属するラグビー選手。
14歳からラグビーを始めた。
東海大仰星高校で3年時に全国高校大会優勝を果たす。早稲田大学では副将を務め、大学生ながら日本代表にも選ばれ、2010年5月8日に行われた2010年アジア5カ国対抗アラビアンガルフ戦で日本代表初キャップを獲得した。なお早稲田大学時代の同級生に有田隆平、坂井克行、中田英里、中濱寛造、宮澤正利、村田大志らがいる。
2011年に神戸製鋼に入団。2011年ラグビーワールドカップ日本代表候補の一人であった。
2011年4月の強化合宿中に行われた薬物の抜き打ち検査で陽性反応を示す。これは育毛剤の成分が反応したと報道されている。
2011年8月10日、薬物検査陽性反応問題で、国際ラグビー評議会が山中に対し、2011年4月に遡って2年間(2013年4月)までの選手資格停止処分を決定した。山中本人は「口髭を生やすために育毛剤を使用してしまった」ことを弁明した。この資格停止処分に伴い、山中は神戸製鋼コベルコスティーラーズを8月9日付で一時退団した。山中自身は会社からの解雇も覚悟したが、当時GMを務めていた平尾誠二のはからいで社員として残ることはでき、復帰への希望をつないだ。2013年には処分期間満了にともない神戸製鋼に再入団している。
2015年、ラグビーワールドカップ2015のバックアップメンバーに選出された。また同年12月にはサンウルブズの2016年スコッドに選ばれた。
2019年8月、ラグビーワールドカップ2019の日本代表に選出された。
2021年以降も継続して日本代表に選出され、2023年のW杯直前合宿まではラグビーワールドカップ2023日本代表登録メンバー入りは濃厚との大方の予想であったが、W杯最終登録メンバーにはバックアップメンバーも含め落選となった(ジョセフHCの求める”複数ポジションをカバーできる”という条件に合致しなかった事が主な落選要因とされた)。 代表離脱後は、W杯と同時期に試合開催される2023年秋季バーバリアンズのメンバーに選出され、イングランドなどで3試合に出場していたが、日本代表の大会第二戦にて負傷したセミシ・マシレワが代表から離脱した事により、同年9月18日にラグビーワールドカップ2023日本代表に追加招集された。
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