小野 裕二(おの ゆうじ、1992年12月22日 - )は、神奈川県横須賀市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・アルビレックス新潟所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。
同じくプロサッカー選手の小野悠斗は兄。
城北ファイターズから横浜F・マリノスの下部組織へ移り、ユースでプレーする。U-17サッカー日本代表に落選した2009年の高円宮杯全日本ユースでトップ下として出場し、磐田ユースとの決勝戦ではハットトリックに2アシストという大活躍を見せた。2010年には兄が背負った背番号10を受け継ぎ、1トップのポジションでプレーをするようになる。
2010年7月にユース在籍中ながら、トップチームへ登録され、同17日、第13節サンフレッチェ広島戦にて途中出場ながら公式戦初出場を果たした。当時の背番号は40だった。翌節のガンバ大阪戦で初先発となると天野貴史のロスタイム決勝点をアシストする活躍を見せ、勝利に貢献した。この活躍によりコンスタントに試合に出場するようになり、2010年シーズンは17試合に出場し、リーグ3得点、天皇杯2得点という結果を残した。
2011年より、トップチームへ正式昇格することと同時にプロ契約を締結。高卒新人ながら背番号10を背負うこととなった。
2013年1月、川島永嗣や永井謙佑が所属するベルギー・ジュピラーリーグのスタンダール・リエージュに4年契約で完全移籍した。1月25日、リーグ第24節KVコルトレイク戦で移籍後初出場を果たした。2013年7月、左膝靱帯断裂により負傷離脱。当初は復帰までに6カ月と報道されたが、その後の公式戦出場はないままシーズンを終えた。2014年8月、UEFAチャンピオンズリーグ予選プレーオフ第2戦ゼニト・サンクトペテルブルク戦に後半13分から途中出場し、およそ1年ぶりに復帰。9月のベルギーカップ6回戦KSKヘイスト戦で移籍後初得点を決めると、12月のスポルティング・ロケレン戦でリーグ戦初得点を決めた。
2015年7月20日、ベルギー・ジュピラーリーグのシント=トロイデンVVに移籍した。15-16シーズンは26試合に出場。16-17シーズンは顎の骨折等で離脱し6試合の出場に留まり、2017年1月15日、選手とクラブ双方合意による契約解除が発表された。
2017年よりサガン鳥栖に加入した。5年振りにJリーグでプレーする。4月8日、第6節のアルビレックス新潟戦で移籍後初得点を決めた。
2020年1月6日、ガンバ大阪に完全移籍加入した。7月26日、第7節のヴィッセル神戸戦で移籍後初得点を決めた。9月2日に行われた練習中に右膝前十字靭帯損傷を負い、長期離脱を余儀なくされる。
2021年は怪我による離脱や復帰を繰り返すこととなった。
2022年、サガン鳥栖に完全移籍で復帰した。2023年6月24日、第18節の湘南ベルマーレ戦では、プロ初のハットトリックを記録した。
2024年、アルビレックス新潟に完全移籍した。同年3月9日のホーム開幕戦となる名古屋戦で初先発、初出場したが、その後の練習中に右脚を負傷。全体練習から離れたが、同年4月20日、京都戦で途中交代ながら試合に復帰した。
高い敏捷性とコンタクトスキルを持っている。
※2010年は、ユース所属の2種登録
その他の公式戦
その他の国際公式戦
出場歴
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