Aller au contenu principal

隼駅


隼駅


隼駅(はやぶさえき)は、鳥取県八頭郡八頭町見槻中字立縄にある、若桜鉄道若桜線の駅。

歴史

  • 1930年(昭和5年)
    • 1月20日:鉄道省若桜線が郡家駅 - 当駅間で開業すると同時に設置。当初は終着駅だった。旅客・貨物の取扱を開始。
    • 12月1日:若桜線が若桜駅まで延伸され、中間駅となる。
  • 1961年(昭和36年)9月23日:一般運輸営業を廃止し、旅客・荷物・小口扱い貨物を取り扱う駅となる。
  • 1962年(昭和37年)4月20日:業務委託駅となる(日本交通観光社に委託)。
  • 1974年(昭和49年)11月1日:荷物扱い廃止。駅員無配置駅となる。
  • 1987年(昭和62年)
    • 4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
    • 10月14日:若桜線の第三セクター化により、若桜鉄道の駅となる。
  • 2008年(平成20年)7月23日:国の登録有形文化財に登録される。
  • 2012年(平成24年)8月5日:韓国の韓国鉄道公社の池灘駅と姉妹提携を締結。

駅構造

若桜方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。便所は改札外に男女共用の水洗式便所がある。駅本屋およびプラットホームは1929年(昭和4年)の建築であり、2008年(平成20年)には国の登録有形文化財に登録された。

無人駅ではあるものの、駅前の商店に乗車券の販売が委託されているため、簡易委託駅の扱いを受ける。なお詳細は後述するが、駅事務室部分は売店に転用されている。

利用状況

1日の平均乗降人員は以下の通りである。

駅周辺

  • 八頭町立隼小学校
  • 国道482号
  • 鳥取県道302号大坪隼停車場線

イベント

下記のように、『月刊ミスターバイク』誌(モーターマガジン社)の企画をきっかけに、本駅の名称とスズキ・GSX1300Rハヤブサとを掛け合わせる形でのイベント展開やライダーのための環境整備などが行われている。

隼駅まつり

2009年より、毎年8月8日ごろに開催されている。主催は地元有志をはじめとする「隼駅を守る会」。バイクのライダーおよび鉄道ファンが全国から集まり、地元の特産品販売や伝統芸能のステージが行われる。またバイクメーカーのスズキが毎回協賛しており、グッズ販売などのイベントを行っている。

きっかけとなったのは、バイク専門誌『月刊ミスターバイク』の2008年8月6日発売号。「8月8日はハヤブサの日」と銘打ち、スズキの大型バイク「スズキ・GSX1300Rハヤブサ」オーナーに「隼駅に集まろう」と呼びかけた。発売から2日後にもかかわらず当日は7台のバイクが集まり、以来、ハヤブサ乗りの聖地として隼駅にはライダーが集まるようになった。

近所の住民は荒れていた駅前を整備して、集まる旅人をもてなした。また若桜鉄道がスズキ本社の協力を受け、駅にハヤブサのポスターを掲示。「地域おこしにつなげては」との町からの助言も得て、2009年3月に「隼駅を守る会」が設立された。

  • 2009年8月8日、第1回「8・8隼駅まつり」開催。250台のバイクが集まった。元レーサーの北川圭一も愛車のハヤブサで来場し飛び入り参加した。
  • 2010年8月8日、第2回「8・8隼駅まつり」開催。駅近くの隼小学校が会場となり、600台を超えるバイクが集まった。会場ではスズキの試乗キャラバンが行われ、北川圭一もゲストとして参加した。
  • その後、2011年8月7日開催の第3回は参加者の増加に対応するために会場は町内の竹林公園に移り、300台を超えるバイクが集まった。さらに、2012年8月5日開催の第4回では500台、2013年8月11日開催の第5回では700台、2015年8月9日開催の第7回では1200台のバイクが集まっている。

その他

  • 2010年4月、駅舎内に売店「把委駆(バイク)」がオープンし、隼駅グッズをはじめとする鉄道グッズ、スズキ公認のハヤブサグッズ、「聖地巡礼之証」を販売している。専用記念スタンプもある。
    • 売店は原則として土日のみの開店。冬季休業あり。一部のグッズは若桜駅でも購入できる。
  • 2010年11月25日、ライダーハウスに使用するため、ホーム脇の引き込み線に北陸鉄道から電気機関車(ED301)を譲受・設置。その後2011年1月16日にお披露目イベントが開催された。
  • 2011年7月7日にはJR四国高知運転所所属だったオロ12 6が搬入され上記の機関車と連結。第3回隼駅まつりの前日となる8月6日にお披露目会が行われた。同車は夜行列車「ムーンライト松山」「ムーンライト高知」に使用されていたことから「ムーンライトはやぶさ」と命名された。車内は同様にライダーハウスとして使用されているが、現役時より座席を取り外した上でカーペット敷きにし5区画のセパレーションを取り付ける改造を受けていたため、特に手を加えられることなく活用されている。
    • 当初はJR九州の寝台特急「はやぶさ」の車両を誘致する計画であったが、この車両はJR九州が周遊型夜行列車に使用するため、JR四国の車両に変更された。
  • 2016年3月20日、「隼ラッピング列車」運行開始。当駅 - 八東駅間で併走パレードが行われた。大型バイクのラッピング広告および併走パレードは共に日本初となる。
Giuseppe Zanotti Luxury Sneakers

隣の駅

若桜鉄道
若桜線
因幡船岡駅 - 隼駅 - 安部駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 船岡町 (鳥取県)
  • スズキ・GSX1300Rハヤブサ

外部リンク

  • 隼駅を守る会 (hayabusaeki) - Facebook

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 隼駅 by Wikipedia (Historical)