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東海バス沼津営業所


東海バス沼津営業所


東海バス沼津営業所(とうかいバスぬまづえいぎょうしょ)は、静岡県沼津市にある東海バスの営業所である。主に沼津・三島地区の路線を担当する。

歴史

  • 1998年(平成10年)4月1日 - 箱根登山鉄道が沼津・三島地区のバス事業について、「沼津箱根登山自動車株式会社」に分社化。
  • 1999年(平成11年)
    • 2月17日 - 「株式会社沼津東海バス」設立。
    • 4月1日 - 東海自動車沼津営業所の乗合バス事業を沼津東海バスに移管、同社の沼津事業所となる。
  • 2002年(平成14年)10月1日 - 沼津箱根登山自動車の全路線が沼津東海バスに譲渡される。これに合わせて当時箱根登山鉄道が出資することになったため、商号を「株式会社沼津登山東海バス」に変更。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 本社・沼津事業所が沼津市に移転。
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 沼津登山東海バスが「株式会社東海バスオレンジシャトル」に商号を変更。
  • 2020年(令和2年)4月1日 - 東海バスグループの再編に伴い、伊豆東海バス・南伊豆東海バス・西伊豆東海バス・新東海バス・東海バスオレンジシャトルが合併し、「株式会社東海バス」が発足。従来の事業所がそのまま東海バスの営業所となった。
  • 2021年(令和3年)11月8日 - 公式ホームページ及び公式ツイッターにて、2022年3月に全路線で交通系ICカードのサービスを開始すると発表。
  • 2022年(令和4年)3月30日 - 全路線で交通系ICカードの取り扱いを開始。これによって、沼津市内を運行する全路線バスで交通系ICカードを使用可能となった。
  • 2023年(令和5年)8月17日 - 前回、改定を行なった1997年より約26年間据え置きだった運賃の改定を発表。(但し、一部自治体自主運行バスは除く。)初乗り運賃が170円から200円になる。改定予定日は、2023年12月1日(金)。(沼津営業所のみではなく、全営業所で改定予定。)

現行路線

高速バス

三島エクスプレス

  • 修善寺営業所と共管。小田急箱根高速バスも共同運行していたが、2019年6月1日のダイヤ改正で撤退した。
  • 新宿駅西口と池尻大橋は上りのみ停車。また、清水町は土休日の一部のみ経由。
  • 2022年以降は平日3往復、土休日5往復体制。
  • 2023年4月29日より土休日の運行を1本増便し、土休日6往復体制となる。
  • 大平車庫は無料駐車場あり。
  • かつては修善寺営業所が運行する伊豆長岡・修善寺温泉ライナーの一部の便が三島地区を経由し、東京都内 - 三島地区間で乗車する場合は三島エクスプレスの回数券が使用可能だった。

三島羽田シャトル

  • 伊豆箱根バス・WILLER EXPRESSと共同運行。
  • 羽田空港から三島市を経由して伊豆半島へ、あるいは三島市から横浜市や東京都といった首都圏各地へ の利用が想定され、当路線が地域の起爆剤となることが期待されている。
  • 当初は2020年4月21日の運行開始を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の流行、改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法32条による緊急事態宣言発令と、これに伴う羽田エアポートガーデンの開業無期限延期により本路線の開設も無期限延期されていた。2023年7月21日に開業した。

一般路線

以下の路線を運行している。

沼津 - 三島線

柿田線

[N12]堂庭始発は卸団地側の停留所を利用。

[N17]は2020年5月7日のダイヤ改正から運休中。

黒瀬経由医療センター線

なお、この路線は1日に1本のみ(沼津駅16時丁度発)の運行。

西浦線

沼津市自主運行バス西浦線(江梨・戸田方面ほか)は後述。

下香貫循環・下香貫経由大平車庫線

[N31]系統は汐入非経由、大平車庫始発については東桃郷逆回り(東桃郷公民館前→塚田)にて運行する。

外原線

温水プール跡地の整備に伴い、温水プール停留所は2024年1月10日に移設および名称変更を行った。名称変更後の名称は外原中となった。それに合わせて、路線名も温水プール線から外原線となった。

我入道循環・牛臥柿原循環線

  • 我入道海岸から江川町止まりになる便もある。
  • 2021年4月1日より、バス停名が変更された。(明電舎研修所前→浜田、東柿原→瀬尾記念慶友病院)

明電舎線

明電舎休業日は土日祝ダイヤとなる。

2024年4月1日予定のダイヤ改正にて一部便が祝日を除く平日運行となる。(明電舎操業日でも運行しない。)

沼津港線

伊豆箱根バスの沼津港循環と経由地が異なるため、注意が必要である。

新城橋線

三島 - 沼商線

2022年4月1日より杉沢 - 大平車庫間延伸した。

三島市内線

夏梅木系統と柳郷地系統は三島市の補助を受けて運行している。

元箱根線

2020年4月25日以降は臨時ダイヤで運行しており、[N65]箱根町港発着と[N66|特急]は運休。2022年7月28日に「ドラゴンキャッスル前」停留所を新設。

徳倉・大平線

[N72]と[N76]は毎日1便のみ運行。N75は朝数便のみ運行。N78は2024年4月1日のダイヤ改正により誕生した系統。

受託路線

沼津市自主運行バス西浦線(沼津・江梨線)

沼津市から受託。1999年4月1日より自主運行バスとして運行。東海バス西浦線と一体運行されている。木負農協 - 江梨間では戸田・江梨線に乗り継いで大瀬岬・戸田方面と行き来が可能。

沼津市自主運行バス西浦線(沼津・木負線)

1999年4月1日より自主運行バスとして運行。東海バス西浦線と一体運行されている。

沼津市自主運行バス西浦線(沼津・戸田線)

  • 沼津市から受託。2005年4月1日より自主運行バスとして運行。東海バス西浦線と一体運行されている。木負農協 - 戸田間では日中においては戸田・江梨線が利用可能。

三島市自主運行バス玉沢線

三島市から受託。1999年4月1日より自主運行バスとして運行。

2023年4月1日よりN57系統三島総合病院経由の便が再度運行開始した。

三島市コミュニティバス「せせらぎ号」

伊豆箱根バスと共同で受託東海バスは東回りを担当。

長泉町コミュニティバス南北線

  • 長泉町から伊豆箱根バスと共同で受託。2023年1月23日より再編運行開始。伊豆箱根バスが平日第1~3便・土日祝第1・2便を運行、東海バスが平日第4~6便・土日祝第3~5便を運行している。八幡東と岡村記念病院は往路のみ、サントムーン柿田川は復路のみ経由。

長泉町長泉北小学校~桃沢郷線

2021年4月7日より運行開始。運行便は日によって異なる。

清水町内循環バス(ゆうすいくん号)

清水町から受託専用の車両での運行となっている。

廃止・移管路線

特急バス

西伊豆特急バス

  • 西伊豆東海バス(現・松崎営業所)と共同運行していたが、2017年6月16日より撤退。現在は松崎営業所が単独で運行している。なお、東海バスオレンジシャトルは土休日のみ担当していた。
  • 撤退時点において、修善寺駅は松崎方面のみ停車した。また、松崎方面は特急と快速、三島方面は特急と急行があった。

一般路線(廃止)

沼津 - 三島線

2021年7月3日の黄瀬川大橋の崩落により2022年5月1日から2023年10月31日まで運行されていた系統である。

柿田線

2021年7月3日の黄瀬川大橋の崩落により2022年5月1日から2023年10月31日まで運行されていた系統である。

西浦線・沼津市自主運行バス西浦線(廃止)

  • 来見~大瀬岬間は2021年3月31日の運行を最後に廃止

東桃郷・木の宮線(廃止)

東桃郷循環、下香貫循環は一部の時刻において、富士急シティバスが運行していた。

2023年3月31日を以て富士急シティバスは撤退した。

沼津港線(廃止)

新城橋線(廃止)

市立病院線(廃止)

2023年4月1日ダイヤ改正により、富士急シティバスの単独運行となる。

三島市自主運行バス玉沢線(廃止)

奈古谷温泉口 - 韮山循環

  • 奈古谷温泉口 - 韮山循環(1便目は登校日運行、2便目以降は平日運行、最終便は季節によって奈古谷温泉口発車時刻が異なる)
    2018年3月30日の運行を最後に廃止。

南箱根ダイヤランド線

2024年3月31日をもって東海バスによる運行は終了し、2024年4月1日以降は伊豆バスに委託し運行を継続する。

車両

所有車両は、三菱ふそう・いすゞ自動車・日野自動車製。近年の発注車両は中型ノンステップのいすゞ・エルガミオと日野・レインボーがほとんどで、他社からの転属車・引き継いだ車両以外は大型路線バスの導入はない。また、箱根登山バスから移籍した一部のタコグラフが90Kタイプの物が装着されている(東海バスグループでは120Kタイプ)。

2020年の東海バス発足前は、2005年前期までに導入した自社発注車両に、箱根登山バスと東海自動車のデザインを合わせたオリジナルカラーを採用していた。また、箱根登山バスより移籍した車両は、2009年前期までに行われたものは一部を除いてそのままの塗装で運行している。2009年以降に行われたものは東海バス標準カラーに塗色変更されている。東海バスグループ内での転属車については、他グループ会社同様「TOKAI BUS」表記を採用している。

2000年以降に導入された新車からは広告枠が初めから設置されておらず、車体広告については部分ラッピングで対応(車体全体ではなく後部のバックガラスから下の部分や後部全体などさまざま)。車体の腐食を防ぐ効果もある。

西伊豆特急バス用に、三菱ふそうの貸切兼用路線バスが存在していた(神奈川中央交通からの移籍車両・959号車)。

最近では小田急バスから大型ノンステップバスが2台(1505号車と1542号車)、神奈川中央交通から大型車両が1台(1578号車)それぞれ移籍してきた。

貸切用に三菱エアロミディ、日野セレガ、三菱エアロバスがある。

高速車としてトイレ付きのエアロエースが投入されている他、小田急箱根高速バスからの移籍でエアロバス(950号車と978号車)が在籍している。

車庫・留車

  • 給油設備等あり
    • 大平車庫
  • 給油設備等なし
    • 川原ヶ谷車庫
    • 白銀町車庫
    • 江梨留車
    • 戸田留車

コラボ企画

テレビアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の劇中に登場するユニット「Aqours」によるシングル「君のこころは輝いてるかい?」のアニメーションPVにバスが登場しており、「協力」に「沼津登山東海バス」としてクレジットされている。

2016年7月9日には、同作品が沼津市内浦を舞台としていることから、ラッピングバスの運行を開始した(レインボーHR沼津200か707(830号車))。当初は2017年3月31日まで運行予定であったが、好評かつアニメ2期放送決定のため期間を延長、2台目も導入(いすゞ・エルガミオ沼津200か465(759号車))。更に、あわしまマリンパークで2018年3月より開催された「リアル脱出ゲーム『孤島の水族館からの脱出』」を記念し、2017年11月より3台目が運行を開始(エルガミオ沼津200か622(800号車))。2019年5月14日からは、4台目として高速車(エアロエース)が三島エクスプレスに投入された。2020年4月の新型コロナウイルス緊急事態宣言発令前までは、いずれのラッピングバスも運行ダイヤが固定されており、ホームページでも確認できたが、緊急事態宣言発令後は公開中止されていた。ダイヤ公開再開は高速路線車の4号車が7月4日の運行再開から、一般路線車の1〜3号車は7月27日から公開が再開された。

2021年3月18日には内閣府サイバーセキュリティ月間のイラストを使用した5号車を、2023年7月1日にはJR東海のキャンペーンと連動して、東海道新幹線N700Sの塗装を基調とした6号車をそれぞれ投入。5号車以降は車体前面にもラッピングを施している(その他4台は前面に本来の塗装(4号車は小田急電鉄グループ統一塗装)を残している)。またJR東海車両と同じカラーリングを施した車両は、特急ロマンスカー「あさぎり」の運行開始当初に運行されていた「スーパーロマンス号」(車体右側のみJR東海371系の塗装、左側は小田急RSE)以来となる。

また、西浦線のN21 - N24系統をラッピングバスで運行する場合、車両毎に一部停留所でAqoursの以下のメンバーがアナウンスを行う。さら)。に、運賃表にはイラストが表示される。

  • 1号車(レインボーHR・浦の星女学院冬制服)はCYaRon!(高海千歌(声 - 伊波杏樹)、渡辺曜(声 - 斉藤朱夏)、黒澤ルビィ(声 - 降幡愛))
  • 2号車(エルガミオ・君のこころは輝いてるかい?)はAZALEA(松浦果南(声 - 諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(声 - 小宮有紗)、国木田花丸(声 - 高槻かなこ))
  • 3号車(エルガミオ・リアル脱出ゲーム)はGuilty kiss(桜内梨子(声 - 逢田梨香子)、津島善子(声 - 小林愛香)、小原鞠莉(声 - 鈴木愛奈))

旧会社

株式会社東海バスオレンジシャトル(とうかいバスオレンジシャトル)は、かつて存在した小田急グループ・東海自動車の子会社である。本社を静岡県沼津市、登記上の本店を静岡県伊東市においていた。

脚注

参考資料

  • 『58 東海自動車・箱根登山バス』BJエディターズ〈バスジャパン・ハンドブックシリーズR〉、2006年。ISBN 4434072730。 

関連項目

  • 小田急グループ
    • 東海自動車
      • 東海バス
    • 箱根登山バス

外部リンク

  • 東海バス公式ウェブサイト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 東海バス沼津営業所 by Wikipedia (Historical)


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