曽根崎通(そねざきどおり)は、大阪府大阪市を東西に走る幹線道路の通称。
大阪市が定めた愛称道路47路線には含まれないが、大阪キタを横断する幹線道路として通称名の標識が設置されている。
区間は福島区の野田阪神前交差点(北港通・新なにわ筋交点)から都島区の東野田町交差点(大阪市道赤川天王寺線交点)までの約4.8kmで、北区の梅田新道交差点(御堂筋交点)以西が国道2号、以東が国道1号のそれぞれ一部区間に当たる。2006年には大川に架かる桜宮橋も拡幅されて、全線幅員40mとなっている。
東天満東交差点以西の地下をJR東西線、福島西通交差点(あみだ池筋交点) - 出入橋交差点間の地下を阪神本線、梅田新道交差点 - 東天満交差点(天満橋筋交点)間の地下をOsaka Metro谷町線が並走する。
大阪ミナミを横断する千日前通と同様に客待ちタクシーに起因する渋滞が問題になっており、桜橋交差点(四つ橋筋交点) - 梅田新道交差点間は22時から1時までタクシーの駐停車が禁止されている。
1909年(明治42年)に発生した北の大火(天満焼け)の焼け跡を利用して、1911年(明治44年)に梅田新道交差点 - 東天満交差点間、1912年(明治45年/大正元年)に福島西通交差点 - 梅田新道交差点間が開通。その後、1926年(大正15年)に福島西通交差点以西、1930年(昭和5年)に東天満交差点以東が延伸開通した。
福島4丁目交差点以東には大阪市電の西野田福島線、福島曽根崎線、曽根崎天満橋筋線、天満今福線も敷設されていたが、1969年(昭和44年)に廃止された。
2005年度(大阪国道事務所、道の資料室より)
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