『スプーン一杯の幸せ』(スプーンいっぱいのしあわせ)は、ポエム・エッセイ・小説を集めた落合恵子の小説のシリーズ。1973年から3年間、祥伝社「ノン・ブック」より6冊のシリーズが刊行された。および、同作を原作とし、1975年に製作・公開された日本映画。
すべてのシリーズのブックカバーには当時の人気女性アイドル歌手による推薦文が掲載された。
松竹・サンミュージック提携作品。当時のトップアイドル・桜田淳子の映画主演第一回作品。ロケ地には上野駅前、不忍池、京浜女子大学、蓮台寺駅、石廊崎などが使用された。企画段階では、相手役は黒沢年男ではなく夏木陽介だった。ちなみに太川陽介が相手役に応募していた。 監督は広瀬襄(第一回監督作品)。
桜田淳子の誕生日である4月14日に合わせ、1975年の同日、ファン1500人を集めて松竹大船撮影所で花見の交歓会が開かれた。
『想い出のかたすみに』
※1975年初めの段階では郷ひろみ主演もので、『スプーン一杯の幸せ』と合わせ、歌手主演による青春もの二本立てが企画されていたが、郷のスケジュールが調整が出来ず変更された。郷が中村にスライドしたのか、企画そのものが変更されたのかは分からない。
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