『ザ・ミドル 〜中流家族のフツーの幸せ』(The Middle)は2009年9月30日から2018年5月22日までABCで放送された、アメリカのシットコムシリーズである。この番組は架空のアメリカ合衆国中西部にあるインディアナ州オーソンに住む、自動車販売店で働くフランキーと夫のマイクを中心に、3人の子供たち、アクセル、スーとブリックの日常生活を描いている。この番組は2話放送した後、22話製作すると決められた。
シーズン3は2011年9月21日に、第一話として1時間特別に放送された。
2012年5月10日、ABCはシーズン4を放送すると発表した。
日本ではBS放送Dlifeにて2012年3月24日から、シーズン1とシーズン2が続けて日本初放送された。
インディアナ州にある架空の小さな町オーソンが舞台である。妻のフランキー・ヘックは今のところ売り上げが最低の自動車販売員として、夫のマイク・ヘックは採石場で責任者として家計を支えている。
長男のアクセルは反抗期のティーンエイジャーである。彼はよく家ではボクサーパンツだけを履いており、何事においてもやる気がない。イケメンで自信家だが、成績で悩んでいる。2人目の子供で唯一の娘のスーは、感覚神経症のため歯の矯正器具をはめている。彼女はよく学校の部活動に入部しようとするが、必ず失敗するので、打たれ強い。末っ子のブリックは前向きな性格だが世間的には風変わりな子供である。毎回のエピソードで解説書を読んでいる。
評論家からは前向きな評価をこの番組は得ている。Metacriticでは2011年4月1日現在、71点を獲得している。評論家は番組のリアルな中流階級の脚本と演技、この不況に内容が合っていると賞賛している。『USA Today』のロバート・ビアンコは「...この番組は確かに視聴者が求めている、おもしろさと、心温まる物とアメリカの中流階級の家庭のリアルな視点を提供している」と評した。シーズン2でも同じような評論が続き、『Entertainment Weekly』のケン・タッカーは「ザ・ミドルは力強い番組で、不安定な経済状況に頭を悩ませる家庭の壮大な物語である」と評した。シーズン1、『ザ・ミドル』はMetacriticの「新番組評価」で6位を記録した。
2011年、『Gracie Award』の「コメディ部門」で受賞した。『The 1st Critics' Choice Television Awards』では番組が「最優秀コメディ部門」で、パトリシア・ヒートンが「最優秀コメディ女優部門」で、エデン・シャーが「最優秀コメディ助演女優部門」にそれぞれノミネートされた。
シーズン3の『Halloween II』が現在のところ最も視聴されたエピソードで、1,016万人である。
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