『NMB48 げいにん!』(エヌエムビーフォーティエイト げいにん)は、日本テレビで2012年から断続的に放送されていた深夜バラエティ番組。
NMB48にとって『なにわなでしこ』に続いて関東進出第2弾の冠番組となる。
シチュエーション・コメディ形式であり、番組本編はドラマパートと大喜利などに挑戦するパート、メンバーが持ち回りで漫才を披露するパート、メンバーにまつわるお題に挑戦する「NMB48げいにん! 昼休みクイズ」などに分かれている。アバンタイトルのナレーションはレギュラーメンバーが、次回予告はゲストメンバーがそれぞれ持ち回りで担当する。
舞台となる大阪・「私立なんば女学院」は創立80周年を迎える中高一貫の由緒ある女子校で、部活動において運動部、文化部ともに全国トップレベルの成績を誇り、その中には「メイド部」「CA部」「美少女部」など、普通の高校にあまりない部活動も多く、定員不足により部同士で大会の助っ人を務めることも少なくない。同校創立当初から続く伝統の部活「お笑い部」は、かつてプロの芸人も多く輩出し、隆盛を極めていたものの、現在はその勢いは鳴りを潜めている。
毎週火曜日に体育館で部活動の舞台発表が行われているという設定で、お笑い部は毎回漫才を披露をしている。漫才コンビはお笑い部としては「さやみるきー」「あいちゅん」「ななじょー」(後述)が常時活動しているが、舞台発表はメンバーを事前に届け出ていないため、本番は何らかの事情で即興ユニットを結成することも少なくなく、部員以外の生徒や姉妹校である「私立なんば第二女学院」の生徒が舞台に上がることもある。
『NMB48 げいにん!』では同部の部員が「女子高生お笑い選手権(JK-1選手権)」優勝を目指す姿を描く。『NMB48 げいにん!!2』は「JK-1選手権」が終了した後の物語で、「女子高生お笑い漫才選手権(NBTお笑い大賞)」の優勝を目指す。『NMB48 げいにん!!!3』は「なんば女学院」姉妹校である「なんば第二女学院」と統合した後の物語で、持ち代わりで迎えられる特別講師から「ガヤ芸」「一発ギャグ」といった様々なお笑い修業を積んでいく。また、姉妹校提携を結んでいる「私立エビフライ女子商」の生徒も新たに登場する。
演者について言及のない人物は本人と同一の役名。ただし、本人役であっても年齢設定などが実際のものと異なる場合がある。課題などのアドリブパートでは、実際の本人について言及することがありドラマの設定と矛盾する場合があるが、本節ではドラマ上の設定のみについて言及する。()はふりがな。
2はげいにん!!2、3はげいにん!!!3から参加のスタッフ
2013年2月17日、劇場版『NMB48 げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』(エヌエムビーフォーティエイト げいにんザ ムービー おわらいせいしゅんガールズ)の製作が発表された。テレビ版の設定を生かしたオリジナルの物語が描かれる。テレビ版でレギュラーのフットボールアワーは劇場版には出演していない(映画内でテレビに出演しているフットボールアワーが映るシーンはある)。また、メイン6人以外のNMBのメンバーや吉本の芸人が多数出演している。監督は日本テレビの内田秀実が務めた。
2013年3月25日に沖縄国際映画祭にて初上映され、2013年8月1日に順次全国で劇場公開された。
劇場版『NMB48 げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』(エヌエムビーフォーティエイト げいにんザ ムービー リターンズ そつぎょう おわらいせいしゅんガールズ あらたなるたびだち)は、前作「NMB48 げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ!」から1年後という設定で、お笑い部に所属する女子高生の奮闘ぶりの物語が描かれる。監督は前作同様、内田秀実が務める。
前作同様、メイン8人以外のNMB48のメンバーや吉本の芸人が多数出演している。テレビ版でレギュラーのフットボールアワーも前作同様に映画内でテレビに出演しているシーンがある。
2014年7月25日より順次全国公開された。
発売元はいずれもバップ。
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