『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』(ありよしジャポンツー ジロジロありよし)は、TBSテレビ系列(一部地域を除く)で放送されている有吉弘行の冠番組である。番組の略称は「ありジャポ」→「ジロあり」。
概要
毎週日曜日の昼前に放送されている情報番組『サンデージャポン』(『サンジャポ』)の兄弟番組である。タイトルロゴや、オープニングや画面左上に出るライオンのマークは本家に酷似している(丸の中の「SJ」の部分が、当番組では平仮名の「あ」になっている)。有吉が情報番組のMCを務めるのは初めてとなる。2012年7月13日にパイロット版を放送した後、同年10月9日から火曜23:50 - 翌0:20の枠にてレギュラーを開始。セットは本家『サンジャポ』のセットを流用しているが、パンダのぬいぐるみやおもちゃが飾られ、ライオンのオブジェも白黒に塗られている。また、本家『サンジャポ』とは違い収録放送である。
テーマ曲は「スムーズ・クリミナル」(マイケル・ジャクソン)。同曲を含め、番組中のBGMに「アリヨシ!」というささやき声が随時挿入される。
「成り上がりジャポン」のテーマ曲は「FIRE feat. Zeebra」(DEXPISTOLS)。
「深夜ならではのディープで骨太な情報番組」を標榜。芸能界の噂話や「ナイトスポット」「ゲイバー」といった、深夜ならではの「下世話な話題」を「興味本位」で掘り下げ、有吉がひねた視点からコメントを加え、パネリストとトークを繰り広げる。収録であるため、危険な発言は音をかぶせて伏せられる。エンディングでは、本家同様に出演者が懺悔をする「今週のお詫び」がある。
「出没!アド街ック天国」「ドキュメント72時間」など他局のパロディ企画も多く、「トゥナイト」に至っては、本家のレポーター・山本晋也を同じくレポーターに起用している。
2013年1月12日放送分から、毎週土曜日 0:20 - 0:50(金曜日深夜)に枠移動となる。この移動により、『ハッピーエンド』が、当番組の放送枠になるため、一部放送局では、遅れネットまたは不定期放送となる。字幕放送は継続している。(金曜日の深夜バラエティ番組では初)
スピンオフ番組だが、『サンジャポ』未放送地域でも放送されている。『サンジャポ』では当番組のPRが放送されている。
2016年は、ほとんどの放送で行われる企画が「成り上がりジャポン」となり、従前の企画は不定期放送となっていた。以降「今週のお詫び」コーナーも不定期となっている。
2017年からは、以前のような企画が行われている。
2020年3月28日、『有吉ジャポン』としての放送を終了し、番組のリニューアルに伴う新タイトル・新セットが発表された。当初は4月24日から再スタートの予定で告知されたが、新型コロナウイルスによる撮影自粛の影響を受けで、番組再開が延期された。
ジロジロ有吉
2020年7月3日『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』に番組タイトルを変更、リニューアルスタート。「興味はあるが、はじめ方が分からない」流行中の趣味やアクティビティを、タレント(女性芸人が中心)が体験する。その様子をスタジオで有吉とゲストが見届け、茶々を入れる。
2021年3月をもって、番組開始から進行を務めてきた田中みな実が番組を卒業。後任は近藤夏子が務める。
2022年10月1日放送分にて『有吉ジャポン』時代から放送開始10周年。
出演者
★…『サンデージャポン』もレギュラー出演。
☆…『サンデージャポン』に出演したことがある。
- MC
- 進行
- 近藤夏子★(2021年4月3日 - )- TBSアナウンサー。
- ナレーター
- 過去の出演者
- 逸見太郎(2012年7月13日 - 2014年3月21日)☆
- 西川史子☆
- 太田光代(2012年 - 2020年3月)- 有吉ジャポンのみでのレギュラー出演。
- 田中みな実(番組開始 - 2021年3月27日)☆ - 番組開始当時はTBSアナウンサー。2014年10月にフリーアナウンサー転向後も引き続き進行を担当した。
- 鈴木正文(番組開始 - 2021年9月)- 「GQ JAPAN」編集長。有吉が「GQアワード」受賞したことが縁でレギュラー入り。
放送リスト
有吉ジャポン
有吉ジャポンII ジロジロ有吉
ネット局
日曜未明〈土曜深夜〉から
- 前番組『私が女優になる日』(日曜 0:28 - 0:58(土曜深夜)に移動)に引き続き、全編ローカルセールス枠のため、TBSテレビ以外の通常時同時ネット局でも編成の都合により臨時に遅れネット(通常時遅れネット局を除く)または非ネットとする場合がある一方、通常時遅れネット局が臨時同時ネットで放送する場合がある。
- ◇…「サンデージャポン」未放送
有吉ジャポンII ジロジロ有吉
- 前番組『テベ・コンヒーロ』、『KAT-TUNの世界一ダメな夜!』と同時に全編ローカルセールス枠のため、TBSテレビ以外の通常時同時ネット局でも編成の都合により臨時に遅れネット(通常時遅れネット局を除く)または非ネットとする場合がある一方、通常時遅れネット局が臨時同時ネットで放送する場合があった。
- ◇…「サンデージャポン」未放送
レギュラー版・土曜未明〈金曜深夜〉時代
レギュラー版 火曜深夜時代
パイロット版
スタッフ(2024年3月3日以降)
- テーマ曲:Creepy Nuts
- 構成:石塚祐介、堀由史、猿橋英之、大谷裕一、ビル坂恵/桜井慎一
- ナレーター:浦和めぐみ
- TM:鈴木昭平
- TD:水崎雄太(以前はカメラ)、柳田智明【週替り】
- カメラ:高橋昴太郎、徳武正裕、山口航【週替り】
- VE:則竹香
- 音声:山羽稔、井上奈央子【週替り】
- 照明:加藤由美子
- 音響効果:上島光央
- MA:渡邊剛盛
- 編集:波江野剛・砂川聡・遠藤顕史(オムニバス・ジャパン)
- 美術プロデューサー:齋(斎)藤幸雄(レギュラー版から)
- 美術デザイナー:松永陽登(レギュラー版から)
- 美術ディレクター:海上泰隆(レギュラー版から)
- 操作:津久居佑太
- 装置:武井恵美
- 装飾:東山浩美
- 電飾:荒谷奏子
- ヘアメイク:アートメイク・トキ(レギュラー版から)
- 美術技術協力:TBS ACT
- 編成:松本佳奈子
- TK:鈴木裕恵
- 編集協力:エスユー、東京オフラインセンター、メディア・リース、赤坂デジタルセンター(赤坂→レギュラー版から)
- リサーチ:パンドラ、リベラス、フォーミュレーション
- 宣伝:山岸信良
- デスク:茂木佐耶香
- 協力:太田プロダクション
- AD:末吉祐紀恵、奥富里歩、藤木皓平、及川滉太【毎週】、前田優香、藤永夏輝、眞鍋遊、木村瑠那、樋口明日香、浅川久【週替り】(及川→一時離脱→復帰、前田・藤永→共に以前は毎週)
- アシスタントプロデューサー:髙橋直美、大平千晶
- キャスティングプロデューサー:土井美紗
- 担当プロデューサー:高橋一晃、細矢将司(細矢→以前は総合演出)、前田孝久、西垣佑亮、本村千穂美【毎週】・河野安治、高橋久直、内海阿や【週替り】(西垣~内海以外全員→以前は協力プロデューサー、西垣→2023年8月5日 - 、河野~内海→2023年6月 - 、共に以前は毎週、前田→2024年1月7日 - )
- ディレクター:渡辺健吾【毎週】、高木裕太、蔡理皓、福岡蓮太、中村和哉、海老根達朗、上田健太、堀田拡和、小澤雄一、田場亮耶、小﨑市太郎、今村拓実、井上寛規、細川雄大、菊地和人、森島樹、西岡奈美、永島糧【週替り】(渡辺→以前は演出兼務、堀田→以前はAD)
- 演出/ディレクター:島崎栄生、杉田心平【週替り】
- 演出:柳瀬寿明(2022年4月1日 - )、相澤雄、松﨑秀峰(PuniPika)、大塚朋之(デージカンパニー)、曳地伊智朗、戸田悠貴(BERMUDA)、鶴巻昌宏(2022年7月1日 - )、中野栞里(2023年6月17日 - )、北条(條)学(2023年7月15日 - )、村松敬祐(2024年1月7日 - )、内田雅行(2024年2月11日 - )、宮川剛史(2024年3月3日 - )(相澤・松﨑・戸田→以前はディレクター、柳瀬・大塚→以前は演出/ディレクター→ディレクター、曳地→以前は演出/ディレクター→毎週ディレクター→一時離脱)【週替り】
- 総合演出:石野将(2022年4月1日 - 、2021年4月 - 2022年3月まで演出)
- 制作プロデューサー:川平秀二(デージカンパニー、2021年4月 - )
- プロデューサー:秋山健太(以前はディレクター→一時離脱→復帰)
- 制作協力:極東電視台(2023年6月 - )【週替り】
- 制作:TBSテレビ情報制作局情報3部
- 製作著作:TBS
過去のスタッフ
- 構成:山川俊司、木南広明、利光宏治、清松勝彦、丹羽周、小林のん、アリエシュンスケ、飯塚大悟、清水雄平
- ナレーター:広中雅志
- TM:金澤健一、山下直、丹野至之、榎芳栄、荒木健一、山田健吾
- TD:南賢治
- カメラ:宮下政人
- VE:田上隆行、二階堂隼、後藤静香、對間敏文、荒井秀訓、森竜二、青木智奈美、深沢愛梨、佐藤希美
- 音声:田村真紀
- 照明:野村修司、半田圭
- 音響効果:藤代広太
- MA:轉石裕治(オムニバスジャパン)
- 編集:高橋勇志・大橋一明・本田修士・栗原康幸・斎田秀幸・早坂裕(オムニバス・ジャパン)
- 技術協力:東通、スウィッシュ・ジャパン
- 美術プロデューサー:アズマリツ、中原茂樹、菅原崇
- 美術デザイナー:三須明子、桝本瑠璃(桝本→レギュラー版から、以前は美術デザイナー→美術P・デザイナー)
- 美術制作:大木章子、与田滋
- 美術ディレクター:三枝善治郎(以前は美術制作、レギュラー版から)
- 装置:藤満達郎
- 装飾:篠原直樹
- 化粧:後藤満紀子
- ヘアメイク:大岩乃里子
- VTR:塚田郁夫
- CG:大森清一郎(レギュラー版から)
- 編集協力:BRAlSE(レギュラー版から)
- リサーチ:ライターズ・オフィス(レギュラー版から)
- 編成:坂田栄治、高山暢比古、辻有一、矢野大亮、青木伸介、寺田裕樹、川島優子、吉田健一、川口佳太、高橋秀光、河本恭平、小島健之
- 宣伝:奥住達也、眞鍋武
- 制作協力:UNITED PRODUCTIONS(旧フーリンラージ、レギュラー版から)
- デスク:高木亜美、西野来夢
- AD:関根可奈子、槇田眞也、柴田望美、内場杏美、田中宏徳、金情恩、本郷哲、辻彩香、片山みお、河野舞子、中川景四、原田美鈴、小林蓮作、山田文哉、斎藤友彦、鎌田葵美子、黒田佳澄、松藤瞭太、垣内ちひろ、金子大地、佐々木健至、森澤祐季、橋本一路、菊地原将太、山元瞳、工藤翔、金山大貴、山田大揮、鈴木浩司、水沼紗恵、大野遼夏、新行内隼人、林貴都、樋口賢利、市川潤、和泉慧太、狩野慎太朗、劉恒、佐藤凌也、黒田瑞歩、鈴木祐介、川嶋那奈、中野龍一郎、小森ちひろ、福田大介、八澤大地、中村健人、布施木美佳、石黒真志、澤本優華、野々山優花
- キャスティングプロデューサー:林田枝利奈
- 協力プロデューサー:栄次崇之(以前はプロデューサー)、金子泰拓(金子→レギュラー版から)、鈴木千春
- 担当プロデューサー:西川潤(以前は協力プロデューサー)、荻谷尚史(荻谷→レギュラー版から)
- アシスタントプロデューサー:鈴木秀明、辻野まなみ、安藤真子、木村真菜(木村→2018年4月 - 2019年3月)、内田眞由美、山本由雅里(内田・山本→2019年11月 - )、澤原直樹、関谷なつみ、瀬川安恵、林夏輝、植木風佳
- ディレクター:仁茂田哲郎、田村英士、高田大介、吉倉瑞穂、斉藤俊、松坂真希、堀江將一郎、村上賢司、十文字岳、栗坪隆平、倉橋雄亮、松本健人、雨宮智史、二村啓太、前田裕功、松原孝二、古沢マサル、目黒康行、松尾竜二、白石宗之、濱口賢治、三谷三四郎、水主惟弘、北村高雄、石尾彰弘、大塚太智、渡部修平、菅野優美子(acro)・青木達生(青木→以前は演出兼務)
- 演出:持田謙二、田中真之(全員→以前はディレクター)
- プロデューサー:渡部宗一(レギュラー版から)、山本希恵(山本→以前はプロデューサー→キャスティングプロデューサー)
- チーフプロデューサー:大久保竜、久我雄三(久我→2022年11月5日 - 2023年9月、以前はプロデューサー)
脚注
注釈
出典
関連項目
- サンデージャポン
- テベ・コンヒーロ - 当番組の前番組であり、有吉も出演していた。
- 櫻井・有吉 THE夜会 - 同じく有吉の冠番組であり、スタッフも多くが共通する。
外部リンク
- ジロジロ有吉 - TBSテレビ
- ジロジロ有吉 (@AriyoshiJapon) - X(旧Twitter)
- ジロジロ有吉 (@ariyoshijapon) - Instagram
- 有吉ジャポンII ジロジロ有吉 - YouTubeプレイリスト
. Source: