群馬県道211号安中榛名湖線(ぐんまけんどう211ごう あんなかはるなこせん)は、群馬県安中市安中から高崎市榛名湖町の榛名湖畔に至る道路(県道)である。
安中市の中心市街地と榛名湖を結ぶ県道であり、自動車走行不可の区間を含む群馬県道125号一本木平小井戸安中線を短絡するルートとなっている。
また、高崎市下室田町から榛名湖までの区間は、榛名神社の参道を県道化したものであり、群馬県道29号あら町下室田線や国道406号とともに、高崎市中心部と榛名湖を結ぶメインルートにもなっている。高崎方面と榛名湖を結ぶ路線としては、東側を通る群馬県道28号高崎東吾妻線や群馬県道126号榛名山箕郷線の方が距離は短いが、両路線とも狭隘な山道の区間を含むため、バスを含む大型車は本路線を経由している。また、この区間は榛名神社の参道としての機能も担っている。
起点は安中市安中四丁目である。旧中山道を継承する群馬県道125号一本木平小井戸安中線との交点が起点で、そこから国道18号と交差するまでわずかの区間は1車線である。
国道18号との交差点から先は、終点まで2車線である。ここから群馬県道215号恵宝沢原貝戸線との交差点までは、安中市中心部と安中市秋間地区・安中榛名駅方面を結ぶ道路の一部を構成し、この区間には乗合バス路線(運行はボルテックスアーク)も設置されている。
恵宝沢原貝戸線との交差点からは雉子ケ尾峠を越える山道となり、急勾配や急曲線があるものの、2車線が確保されている。峠を越えると高崎市に入り、国道406号を越え、昭和橋で烏川を渡り、その先の下村交差点で群馬県道29号あら町下室田線と合流し、西に進路を変えて下室田の中心部にあたる室田交差点に向かう。
室田交差点からは榛名山への登山ルート、かつ榛名神社への参道となり、高崎駅から榛名湖に向かう路線バス(運行は群馬バス)もこのルートを通る。上室田地区で進路を北に変えて榛名山を上るが、途中で群馬県道33号渋川松井田線と合流し、重複区間となる(本路線の路線表示は消える)。そのまま榛名神社、天神峠を経由して榛名湖に至る。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou