岸田 翔平(きしだ しょうへい、1990年4月3日 - )は、大分県速見郡日出町出身のプロサッカー選手。日本フットボールリーグ・ラインメール青森所属。ポジションはディフェンダー(右サイドバック)。既婚。マネジメント会社はエースポーツクリエイション。
レノファ山口FC所属の岸田和人は双子の兄。
大分トリニータU-12、U-15、U-18と大分の各年代の下部組織に在籍し(U-18時代の同期に岸田和人・東慶悟・越智亮介・清武功暉)、高校卒業後は岸田和・清武と共に福岡大学に進学しサッカー部に入部。その他の同期には牟田雄祐・田中智大がいた。
2012年2月にJ1・サガン鳥栖の練習参加を経験すると、同年8月には特別指定選手として鳥栖に選手登録。9月29日、J1第27節サンフレッチェ広島戦に右SBとしてスタメン出場。積極的に前線に上がりクロスをあげる等攻撃面においては持ち味を発揮出来たが、相手の清水航平との1対1の場面で、シュートを防ごうとスライディングした所を躱され、そのままゴールを決められるなど守備において通用せず、ほろ苦いデビューとなった。それでも10月には、2013シーズンからの鳥栖への加入が内定した。 2013年2月17日、開幕を控え行われた学生との練習試合で負傷。左腓腹筋筋挫傷で全治3週間と診断。復帰後はリーグ戦3試合に出場したが、10月6日の練習試合の最中に再び負傷。右上腕骨内上顆剥離骨折で全治2か月の診断診断を受けた。 2014年シーズンは開幕からベンチ入りもできず、同年4月12日、練習中に左足関節内側側副靭帯損傷。全治3週間と診断の診断を受けた。回復後もナビスコ杯2試合のみの出場機会に留まった。
2015年、J2・V・ファーレン長崎へ期限付き移籍。リーグ戦24試合に出場し試合経験を積んだ。翌2016年も期限付き移籍期間を延長し長崎に残留。リーグ戦33試合に先発出場し、プロ初得点を含む4得点をマークした。前年はプレーに迷いを見せる事もあったが、試合経験を重ねることでメンタル面が向上。実績で上回るマッチアップ相手に勝つ事を試合のモチベーションとし、成長に繋げたことで攻撃的なサイドバックとして開花した。2016年シーズン終了後、期限付き移籍期間満了により長崎を退団。
2017年より大分トリニータに完全移籍。小学校〜高校年代まで大分下部組織に在籍していた岸田にとっては、9年振りの大分復帰となった。同年は松本怜や山岸智らとポジションを争い、シーズン中盤から終盤にかけて一時スタメンから外れたが、最終的にリーグ戦26試合に先発出場した。 2018年12月12日、大分市内で交通事故(乗用車による玉突き事故)を起こしてチームより厳重注意を受けた。
2019年より、水戸ホーリーホックに完全移籍。2021年シーズン終了後、契約満了により水戸を退団。2021年12月9日、フクダ電子アリーナで行われたJリーグ合同トライアウトに出場した。
2022年、JFLのラインメール青森に移籍。
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