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忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇


忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇


忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇』(ちゅうしんぐら にんじょうへん ふくしゅうへん)は、1934年(昭和9年)製作・公開、伊丹万作原作・脚本、伊藤大輔監督、伊丹万作・尾崎純応援監督による日本の長篇劇映画、剣戟映画である。

略歴・概要

本作は、当時日活と提携関係にあった片岡千恵蔵プロダクションの脚本家・映画監督であった伊丹万作のオリジナルシナリオを採用し、日活京都撮影所の監督・伊藤大輔とともに、伊丹が日活の尾崎純とともに「応援監督」として演出に関わった作品である。同撮影所の時代劇部・現代劇部のスター総出演による『忠臣蔵』である。本作はオールトーキー作品で、録音方式は「W.E式」(ウェスタン・エレクトリック)を採用した。「矢場の女 お吉」の役で夏川静江が出演しているが、本作を最後に日活を退社した。同年5月17日、東京・有楽町の日本劇場を中心に公開したが、田中純一郎の『日本映画発達史 II 無声からトーキーへ』によれば、同年同月20日に封切ったという説もある。全25巻、217分(3時間37分)にも及ぶ長尺の大作であった。

2013年(平成25年)1月現在、東京国立近代美術館フィルムセンターも、マツダ映画社も、本作の上映用プリントを所蔵しておらず、現存していないとみなされるフィルムである。本作の脚本については、1961年(昭和36年)11月15日に発行された『伊丹万作全集 第3巻』(筑摩書房)に収録されていない。

スタッフ・作品データ

  • 総指揮 : 中谷貞頼
  • 監督 : 伊藤大輔
  • 応援監督 : 伊丹万作、尾崎純
  • 原作・脚色 : 伊丹万作
  • 撮影 : 酒井宏、谷本精史
  • 音楽 : 西梧郎
  • 製作 : 日活京都撮影所
  • 上映時間(巻数 / メートル) : 217分(25巻 / 約5,943メートル)
  • フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - 24fps - モノラル録音(発声版トーキー・ウェスタン・エレクトリック)
  • 公開日 : 日本 1934年5月17日
  • 配給 : 日活
  • 初回興行 : 有楽町・日本劇場

キャスト

脚注

参考文献

  • 『日本映画発達史 II 無声からトーキーへ』、中央公論社、1957年 / 中公文庫、1976年1月10日 ISBN 4122002966
  • 『伊丹万作全集 第3巻』、伊丹万作、筑摩書房、1961年11月15日
  • 『映画作家 伊丹万作』、冨士田元彦、筑摩書房、1985年11月 ISBN 4480870784
Collection James Bond 007

関連項目

  • 日活京都撮影所

外部リンク

  • Chûshingura - Ninjô-hen; Fukushû-hen - IMDb(英語)
  • 忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇 - 日本映画情報システム (文化庁)
  • 忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇 - 日本映画データベース
  • 忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇 - 日活データベース (日活)
  • 忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇 - KINENOTE

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 忠臣蔵 刃傷篇 復讐篇 by Wikipedia (Historical)


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