Aller au contenu principal

カラフトヒョウモン


カラフトヒョウモン


カラフトヒョウモン(樺太豹紋、Clossiana iphigenia)は、チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの一種。日本では北海道だけに分布する小型のチョウである。

特徴

アサヒヒョウモン・ホソバヒョウモンとともに、日本では北海道に3種のみ生息する、寒冷地型の小型ヒョウモンである。翅は表裏ともに黄褐色で、とくに後翅裏は黄色が濃くなる。翅表の翅脈は黒色でいわゆる豹紋柄。

とくにホソバヒョウモンとよく似ており、しばしば混生する。いずれも黄色地の後翅裏に銀白色や橙色の模様が現れるが、それらが明瞭な境界をもつのが本種、ぼやけるのがホソバ。

年1化性で、成虫は低地では5月下旬、高地では7月ごろから発生を始める。ゆるやかに飛翔し、訪花、吸水などする。

食草はスミレ科のミヤマスミレ、ケタチツボスミレ。越冬態は4齢幼虫。

分布

北海道の石狩地方以東。

国外ではロシア極東部およびサハリン。

保全状況評価

カラフトヒョウモンClossiana iphigenia sachalinensis
  • 準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)

(環境省レッドリスト、2012年版)

脚注・出典

参考文献

  • 牧林功解説、青山潤三写真『日本の蝶』成美堂出版〈ポケット図鑑〉、1994年。ISBN 4-415-08045-6。 
  • 日本環境動物昆虫学会編 編『チョウの調べ方』今井長兵衛・石井実監修、文教出版、1998年。ISBN 4938489112。OCLC 170389984。 
Giuseppe Zanotti Luxury Sneakers

関連項目

  • ウスバキチョウ
  • ダイセツタカネヒカゲ

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: カラフトヒョウモン by Wikipedia (Historical)


PEUGEOT 205