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きゃりーぱみゅぱみゅ


きゃりーぱみゅぱみゅ


きゃりーぱみゅぱみゅ(1993年〈平成5年〉1月29日 - )は、日本のタレント、女性歌手、ファッションモデル。

正式名はきゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ。所属芸能事務所はアソビシステム。音楽出版活動に関しては芸映と業務提携をしている。血液型はB型。身長は158cm。略称はKPP、旧称及び愛称はきゃりー。公式ファンクラブは「KPP CLUB」。夫は俳優の葉山奨之。

概要

東京出身。2009年(平成21年)に原宿で撮影したストリートスナップで『KERA』に初登場し、読者モデルとしての活動を開始する。

2010年(平成22年)に歌手活動を開始し、2011年(平成23年)7月16日にYouTube上で公開したメジャー・デビュー・シングル収録曲「PONPONPON」のMVが世界的な注目を集めた。以降「つけまつける」「ファッションモンスター」「にんじゃりばんばん」など多数のヒット作を発表。

原宿の青文字系ファッションの魅力を分かりやすく凝縮した独自のファッションセンスと、音楽、MVなどのパフォーマンスで世界中にファンを獲得し、支持を集めている。

2022年(平成24年)4月16日、23日には、アメリカ最大規模の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」への出演が発表された。

来歴

初期のキャリア:モデル、音楽活動開始

きゃりーぱみゅぱみゅは1993年(平成5年)1月29日、東京都田無市で誕生した。幼少期は、母親から門限を課されるなど厳しく躾けられて育った。母親の実家がある薩摩川内市に、子供の頃は車で毎年行っていた。

中学時代の部活は陸上部。高校時代は門限設定のほか化粧の禁止や携帯電話の使用制限なども課されていたという。

高校在学中に、モデル業を開始。原宿のストリートファッションに特化した「青文字系」の雑誌を中心に活動。2009年(平成21年)の秋にファッション雑誌『KERA』のストリートスナップに初登場、その後、専属モデルとしてスカウトされ、同誌や『Zipper』などの雑誌を舞台に読者モデルとして活動。2010年(平成22年)3月に『HR』創刊第1号のスナップページに掲載され、続く2号で早くも単独表紙を飾ることとなった。2012年(平成24年)にはオリコンスタイル発表「好きな読者モデル」のランキングにて益若つばさや小森純をおさえ1位にランクイン。『Zipper』誌では、同年から2014年(平成26年)にかけて3年連続で創刊記念号の表紙に登場するなどしている。

音楽活動始動のきっかけが訪れたのは高校卒業を間近に控えていた時期。進路が未定で「ふらふら」していた当時、自身も愛聴していた「Perfume」の音楽プロデューサーにあたる中田ヤスタカとクラブイベントで偶然出会い、そして同人から歌手デビューを勧められたことがきっかけであったという。2010年(平成22年)3月30日、エイベックス主宰の高校生シンガーによるプレデビュー企画『HIGHSCHOOLSINGER』から、「きゃりー」名義で「ミラクルオレンジ」という楽曲をリリース。

2011-2012年:『もしもし原宿』、『ぱみゅぱみゅレボリューション』

2011年(平成23年)、5月にワーナーミュージック・ジャパンからのデビューを発表。6月、自身の完全監修によるスタジオジブリのカバー・コンピレーション・アルバム『きゃりーぱみゅぱみゅのジブリセット』を発売。そして8月発売のミニ・アルバム『もしもし原宿』でメジャー・デビュー。発売に先駆けて「iTunes」よりリード曲「PONPONPON」が世界23カ国で配信された。同曲は「iTunes」のフィンランドとベルギーのエレクトロランキングにて、日本人アーティスト最高位となる首位を獲得。2011年(平成23年)10月10日に「カミスン!」に初出演し、初めてテレビ番組で「PONPONPON」を披露した。この当時はまだ評価が定まっておらず、当時の水準からして余りの奇抜な表現に、賛否両論が巻き起こった。12月には米国・ロサンゼルスで開催されたイベント「ルネブティックワールドデビューパーティー」に出演、初の海外ライブを行った。

デビュー・ミニ・アルバム『もしもし原宿』に続くCDシングル「つけまつける」を2012年(平成24年)1月に発売。この楽曲は邦楽アーティスト史上最多の73カ国で先行配信された。週間オリコンチャートで初登場7位を記録したほか、「iTunes Store」のエレクトロニックソングチャートにおいて、フィンランドで1位、ベルギーで3位、さらに米国の同エレクトロニックアルバムチャートで邦楽アーティスト史上最高位の2位を記録した。2月に初のワンマンライブ「もしもしクアトロ」を東京・渋谷CLUB QUATTROで行い、2枚目のCDシングル「CANDY CANDY」を発売すると、6月における初の全国ツアーの開催を発表。3月には「沖縄国際映画祭」のイベントステージに出演。「つけまつける」と「CANDY CANDY」に加えデビュー・ミニ・アルバム『もしもし原宿』収録曲にあたる「きゃりーのマーチ」を披露し、同映画祭期間中の全ステージで最大の集客を記録した。5月には1stアルバム『ぱみゅぱみゅレボリューション』を発売。オリコンCDアルバム週間ランキング初登場2位。さらに、同デイリーチャート1位、「iTunes」総合チャート1位、米国、フランス、ベルギーの各エレクトロニックチャートで1位を獲得。20万枚超のロングセラーを記録していた8月に至り、同アルバムの「子供向け版」にあたる特価盤を期間限定で発売するに至った。

先立つ7月にはフランス・パリにて開催された「Japan Expo」のイベント「HARAJUKU KAWAii!!!!」のライブステージに出演、ヨーロッパへの初進出を果たしていた。ライブは初日に8000人、2日目に5000人、あわせておよそ1万3000人の集客数を記録、これは同年の「Japan Expo」最大の観客動員数であった。同年末、動画共有ウェブサイト「YouTube」の2012年(平成24年)に投稿された動画の再生回数ランキングの発表において、「CANDY CANDY」のMVが邦楽アーティスト最上位となる全世界2位にランクインした。同時期歌ネットの発表による「2012年・歌詞閲覧・年間総合ランキングTOP50」で「つけまつける」が1位にランクイン。デビュー・ミニ・アルバムの『もしもし原宿』が「ミュージック・ジャケット大賞」を受賞。そして年末恒例の音楽賞「第54回日本レコード大賞」の特別賞を受賞。大晦日には『第63回NHK紅白歌合戦』でNHK紅白歌合戦に初出場。「紅白2012きゃりーぱみゅぱみゅメドレー」と題して「ファッションモンスター」と「つけまつける」の2曲を披露した。インターネット調査会社・マクロミル発「2012年の流行に関する調査」によれば、1000名を対象とした同調査の“(2012年に)ヒットした人物”部門において39%の票を獲得し1位、同年“最もブレイクした人物”であったことを示唆する結果となった。

2013年:ワールド・ツアー、『なんだこれくしょん』

2013年(平成25年)2月から初のワールド・ツアーにあたる「100% KPP WORLD TOUR」が開幕。計8カ国を巡るツアーで、ベルギー・ブリュッセルに始まり、フランス・パリ、イギリス・ロンドン、台湾・台北、香港、米国・ロサンゼルス、米国・ニューヨーク、シンガポール、そして東京公演をもって5月に終幕。世界13都市、全19公演で2万8,000人を動員した。ロンドン公演はチケットが発売から数秒で完売したという。このワールドツアーの様子を収めたドキュメンタリー映画『劇場版きゃりーぱみゅぱみゅ』が同年のうちに封切られる。そして同じくこのワールドツアーの様子を収めた自身の初写真集『OFFICIAL DOCUMENTARY PHOTO BOOK -100%KPP WORLD TOUR 2013-』を発売。さらにドキュメンタリーDVD『100%KPP WORLD TOUR 2013 OFFICIAL DOCUMENTARY』も発売している。翌2014年(平成26年)には2度目の世界ツアーとなる「NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014」が同じく2月より米国・シアトルを起点に開幕。世界11カ国で16公演、約3万5000人を動員するツアーとなった。

2013年(平成25年)発売の2ndアルバム『なんだこれくしょん』はオリコンデイリーアルバムチャートで1位を獲得。この時期、YouTube上の公式ミュージック・ビデオの再生回数は、「PONPONPON」が約4509万、「つけまつける」が約3017万、「CANDY CANDY」が約1389万、「ファッションモンスター」が1337万回、「ふりそでーしょん」が約799万回と、合計1億を突破していた。12月に発表された「YouTube」の集計によれば、日本国内動画の年間再生回数ランキングにて、自身の楽曲のミュージックビデオが1位の「にんじゃりばんばん」2600万回超、3位の「インベーダーインベーダー」約1600万回、4位の「ふりそでーしょん」約1500万回と上位を独占しており、これは日本国外からのアクセスの多さも寄与した結果であった。この年には「ファッションモンスター」で「MTV Video Music Awards Japan」の「最優秀ポップビデオ賞」と「最優秀カラオケソング賞」を同時受賞。同賞初受賞にしての2冠であった。翌2014年(平成26年)にも同賞「最優秀カラオケソング賞」と「最優秀アルバム賞」とをそれぞれ「もったいないとらんど」と『なんだこれくしょん』で受賞。2年連続で同賞の最多受賞者となった。

2014年-2017年:『ピカピカふぁんたじん』、アートワーク展

2014年(平成26年)発売のシングル「ゆめのはじまりんりん」はオリコンデイリーランキングにて初登場9位。続くシングル「ファミリーパーティー」は最終的に2位まで上昇。7月に至り、これらの楽曲を収めた3rdアルバム『ピカピカふぁんたじん』をリリース。先駆け配信された「iTunes Store」のエレクトロニックチャートにおいて、日本、香港、台湾、タイ、マレーシア、シンガポールで1位、ニュージーランドとベルギーで2位、フランスとメキシコで3位、オーストラリアとフィリピンとイギリスで4位を獲得、これは日本人アーティスト初の事態で、CD盤は世界4大陸15ヶ国での同時発売となった。日本国内においては発売初週で4.8万枚を売上、オリコン週間アルバムランキングにて初登場首位、昨年発売の『なんだこれくしょん』に続く2作連続の首位獲得であった。「ファミリーパーティー」では「第56回日本レコード大賞」の優秀作品賞を受賞することともなった。2015年(平成27年)には10枚目のシングル「もんだいガール」を発売。1月始動のテレビドラマ『問題のあるレストラン』用の制作となった楽曲で、ドラマの主題歌を担うのはこれが初のことであった。

デビュー5周年を記念した展覧会『KYARY PAMYU PAMYU ARTWORK EXHIBITION 2011-2016』が、2016年(平成28年)12月16日から25日までラフォーレミュージアム原宿で開催された。同展は、きゃりーぱみゅぱみゅがこれまでにリリースしてきた全18作品のCDジャケットのデザインを展示したアートワーク展。デビューから2016年(平成28年)までアートディレクションを担当したSTEVE NAKAMURAと共に制作してきたジャケットデザインやビジュアル、アルバムに付属したフォトブックの未公開写真など約100点以上の作品が展示されたほか、フォトブックできゃりーぱみゅぱみゅが着用した衣装やウィッグも公開された。さらにジャケットの写真が動くインタラクティブな展示も登場したという。また、このアートワーク展の開催を記念して、2016年(平成28年)12月8日にビジュアルブック「KYARY PAMYU PAMYU ARTWORKS 2011-2016 STEVE NAKAMURA」がアイデア・特別編集/誠文堂新光社より刊行された。この本にはきゃりーのアートワークにまつわる約300点のビジュアルやきゃりーの作品のアートディレクションを手がけていたSTEVE NAKAMURAによるアートワーク解説テキスト、きゃりーとSTEVE NAKAMURAによる対談などを収録。STEVE NAKAMURAのアートディレクションは、2016年(平成28年)までで終了となった。

この間、原宿系ファッションの人気に陰りが出始めた。同時に、音楽チャートでも上位に上がらなくなってくる。2015年(平成27年)を過ぎた辺りから、原宿系に関する情報を伝えてきた雑誌の休刊が相次ぐようになった。2017年(平成29年)にはきゃりーが何度も表紙を飾った「KERA」と「Zipper」が休刊した。従って、2018年(平成30年)から方針の転換を余儀なくされることになる。

2018年 -:「きみのみかた」、ナチュラル系への転換

この時期には原宿でも青文字系のファッションを見掛けなくなった。デビュー当時18歳だったきゃりーは25歳を迎え、年齢に合わせたナチュラル系メイクへの転換を試みたり、バラエティ番組に出演したり、ナレーターを担当したりする等、新たな試みを行っている。5chやTwitter等では「迷走している」とも評された。

2018年(平成30年)9月26日に、自身の4thアルバムである『じゃぱみゅ』をリリースした。新作のフルアルバムは約4年振りとなる。本人が既に20代後半に入っているため、前作と比較してもヴィヴィッドな色合いは薄れたと共に、エレクトロニック・ダンス・ミュージック、テクノポップに寄せたコアで保守的な作風となっている。

2018年(平成30年)9月30日16時からは、発売記念企画として、イオンレイクタウン1F木の広場にて、レイクタウン10周年Anniversary きゃりーぱみゅぱみゅ 4thアルバム「じゃぱみゅ」発売記念スペシャルイベントを行った。このイベントの内容は「きみのみかた」、「演歌ナトリウム」、「キズナミ」の3曲のミニライブとCD購入者対象の握手会の構成であった。1F木の広場は握手会参加券を入手した上で、優先観覧エリア入場整理券を入手しなければ入場できないため、吹き抜けから見下ろすために、2F、3Fにも多くの観覧客が訪れた。握手会への参加者は1,000人程居たようである。この日は、台風24号が日本を縦断するコースを進み、イオンレイクタウンは19時閉店を決定し、公共交通機関も20時以降の運転見合わせを決定するという、非常に危うい状況の中で行われた。

2021年(令和3年)から日本コロムビアに移籍。「KRK LAB」というきゃりーぱみゅぱみゅのプライベートレーベルを発足させた。

アーティスト性、パブリックイメージ

『KERA』や『Zipper』などのファッション雑誌を舞台に活動する「青文字系」モデルの最も代表的な人物とされる。本人と、原宿Kawaii文化の中でも青文字系文化の起源となったアーティストである増田セバスチャンと、音楽プロデューサーの中田ヤスタカとの共同制作により、本人自身は日本の原宿Kawaii文化の世界的アイコンとしての地位を確立した。これまで影響を受けた音楽は、グウェン・ステファニー、クリスティーナ・アギレラ、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、ならびに「CAPSULE」「Perfume」、MEGなどの中田ヤスタカの作る楽曲。また、Berryz工房のメンバーにあたる菅谷梨沙子のファンであることをかねてより公言している。芸名“きゃりーぱみゅぱみゅ”は、もともと高校時代、よく被っていた金髪のウィッグを見た友人から冗談で外国人風に“きゃりー”と呼ばれていたのが起源で、その後ブログの開始に伴い、“きゃりー”では短くて物足らず、八木真澄の同名の一発ギャグにあたる“ぱみゅ”をかわいいと思い拝借“ぱみゅぱみゅ”を、“きゃりー”のニックネームに続けた。この“ぱみゅぱみゅ”の発音は日本語話者にとって発音しづらく、アナウンサー泣かせと言われている。

歌手デビュー

2011年(平成23年)、所属事務所アソビシステム社長の中川悠介が知己のあったワーナーミュージック・ジャパンの鈴木竜馬に中田ヤスタカのプロデュースによる歌手デビューの話を持ち掛けたところ、二つ返事でOKをもらった。レーベルは鈴木が代表を務めるワーナー傘下のunBORDEに決まり、プロジェクトがスタートした。しかし、当時はまだ未知数の新人であり、ワーナーが販促に割ける予算は少なかったので、ロー・バジェットのプロジェクトだった。それほど宣伝費もかけられない中で決まった戦略が「予算の大半をつぎ込んで圧倒的にクオリティの高いインパクトあるミュージック・ビデオを作り、YouTubeというインフラストラクチャーを使って世界に発信する」というものだった。「原宿のファッションにオリジナリティを見いだす外国人は多い。日本で作った日本語の文化を海外に持っていくとどうなるか興味があった」と語るなど、当初から世界展開を念頭に置いていた中川は、デビュー・アルバムの世界23カ国でのデジタル配信に先駆けてアルバムから楽曲「PONPONPON」を切り出してYouTubeでMVを公開した。狙いは当たり、国境の壁を越えるSNSの趨勢と相まって海外のユーザー間で動画が拡散し、ケイティ・ペリーやリンプ・ビズキットのメンバーなど世界のセレブが評価してツイート、邦楽史上記録的な視聴回数となった。

受容

2013年(平成25年)から日本国外各国を巡る世界ツアーを成功させ、楽曲が世界各国の「iTunes Store」で上位に入るなど、日本国外で最も成功した日本人アーティストのひとりとなっている。国外のファンは「パミュアー」(Pamyu-er)もしくは「キャーミィ」(Kyarmy)などの通称で呼ばれ、著名人ではレディー・ガガ、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、ならびにグライムスなどが該当者として知られている。ケイティ・ペリーは2012年(平成24年)のTwitterで「私は彼女がとても好き、彼女は私をハイにさせるの」というコメントとともに「PONPONPON」のMVを紹介するなどしている。翌2013年(平成25年)にはテレビ番組『ミュージックステーション』で初共演が実現。同年にはレディー・ガガとの共演も同番組にて実現することとなった。アリアナ・グランデも2014年(平成26年)に日本のテレビ番組を通して初対面が実現、Twitterでもたびたび交流の様子を見せるなどしている。2014年(平成26年)にはバービーのようにファッショナブルで女性の憧れや目標とされ、全世界から注目を集めている有名人に贈られる「Barbie AWARD 2014」を受賞している。

音楽性、表現

ライブやMVはファッションと音楽の融合をテーマとしており、本人も様々な提案を行いながら、増田セバスチャン、MAIKOを初めとした各分野のトップクリエイター達と共に作品制作を行っている。発表する楽曲に関しては、多数の音楽ジャンルの特徴が統合されており、一概に語ることが難しいが、J-POPの中でも、ネオ渋谷系、テクノポップ、EDMの系統に分類されることが多い。1オクターブ上下で繰り返すベースラインの多用や非常に色彩豊かな音楽表現は、Hi-NRG、ユーロビートからの影響も大きい。

原宿Kawaii文化の創始者である増田セバスチャンから受け継いだファンタジックな表現と、本人が実生活で創り出したユーモアを融合させて表現を行っている。極端にポップでファンシーな表現を行う都合上、一般層からは本来の堅実な人間性からは大きく乖離した奇抜なイメージを持たれている。

ソーシャルメディア

「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」と題したブログや、TwitterおよびGREEなどのソーシャルメディアのほか、動画配信ウェブサイト「ニコニコ動画」上で『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』と題したレギュラー番組を配信。ブログはモデル活動開始後の高校時代から運営してきたアメーバブログのもので、初期からファッションブロガーとして台頭。「ニコニコ動画」に関しては、そもそも『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』開設以前の時期、『KERA』で読者モデル活動を行っていた高校在学中の時期から、いち利用者として動画配信に着手した経験を持っていたという。「Gero」を筆頭とした人気参加者らが楽曲「PONPONPON」の関連動画を続々投稿するという「PONPONPON祭り」と呼ばれるブームが発生したこともあった。

2010年(平成22年)3月24日にアメーバブログで公式ブログ『きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ』を開設、同年内に1日あたりのアクセス数が200万を達成。ボキャブラリーや言葉の選び方、写真の見せ方の面白さなどで、モデル時代から高い発信力を有するアルファブロガーとして台頭するに至る。著名人では木村カエラ、佐田真由美、宮城舞などが読者であることを公言している。木村のブログに取り上げられた際は特に話題となった。ブログで彼女が使う「キレそう」などは「きゃりー語」と呼ばれる。彼女がブログで紹介したコスメや服は売上がいっきに増える。2012年(平成24年)1月14日にはアメーバブログの総合ランキングにおいて1位を獲得した。

Twitterの配信も行っている。2012年(平成24年)1月にはTwitterの公式ナビにあたる「ツイナビ」が著名人を対象に実施した調査「年末年始人気ツイッターランキング」にて眞鍋かをりやベッキー、篠田麻里子を凌いで1位へ。2013年(平成25年)7月時点でフォロワー総数160万超。2014年(平成26年)2月には200万人を突破。ローラや篠田麻里子を凌ぐ数で、日本国内でフォロワー総数がこの数に達したのはお笑い芸人の有吉弘行と実業家の孫正義に続く3例目のことであった。2015年(平成27年)3月には300万人を突破、孫正義(約236万人)を凌ぎ、有吉弘行(約412万人)に次ぐ日本国内2位のフォロワー数となった。

広告塔

2012年(平成24年)8月、東京・渋谷区公認「原宿カワイイ大使」へ就任。「原宿発のファッションや文化を世界各国に発信する」活動を9月からさっそく始動させている。渋谷区関係ではちょうど同じ時期、クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦やよしもとクリエイティブ・エージェンシーの永谷亜矢子とともに、同区の区制施行80周年を記念した広報キャラクターの選定審査員を務めるなどの活動もあった。同時期にはファーストリテイリングのカジュアルブランド「g.u.」からのイメージキャラクター起用もあった。“ファッション界のモンスター”としての存在感とその影響力とが着目されての起用で、元AKB48の前田敦子との入れ代わりによる就任となった。

2013年(平成25年)には江崎グリコ「アイスの実」のリニューアルに伴う新たなイメージキャラクターに起用され、7月頃から同製品のTV-CMに出演。「み」と題したこのテレビコマーシャルは、同社の「企業ブランド想起度」に飛躍的な上昇をもたらす結果を生んだものと推測された。メガネトップが「ファッションメガネアパレル」として展開するブランド「ALOOK(アルク)」の新たな広告キャラクターに就任、同年末より放映開始のこのブランドのTV-CMに出演。KDDIからの起用もあり、2013年(平成25年)に出演した同社のCMはCM総合研究所の10月度「CM好感度調査」で1位、同社の首位は2006年(平成18年)10月度以来7年ぶりのことであった。同調査の年度全体ランキングでは前年度の4位から2位に躍進、「きゃりーぱみゅぱみゅ効果」と見られた。

かねてより賃貸・不動産情報サービス「CHINTAI」のイメージキャラクターを担い、同社のTV-CMや雑誌『CHINTAI』の表紙に登場するなどしてきた。同社のイメージキャラクターに起用されたのは2013年(平成25年)のことで、同年さっそく8月始動のTV-CMに出演、前年度からイメージキャラクターとなっていた「SMAP」の中居正広と共演することとなった。

2015年(平成27年)には、NHKの8Kスーパーハイビジョン試験放送に向けたコンテンツ制作のためのライブ「きゃりーぱみゅぱみゅスーパーハイビジョン・ライブ~スイートパウダールーム~」を行った。これ以降、スピンオフ企画的にVR・AR等の先端技術実験のためのコンテンツ制作に協力するようになる。

2016年(平成28年)、「&TOKYO」のブランドアンバサダーに就任。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの期間限定イベント「ユニバーサル・クールジャパン2016」において、アトラクションのひとつである、専用のVRゴーグルを装着して本人の世界観をイメージした映像を見ながらコースターに乗って体感する「きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド」のVR映像にモーションキャプチャで出演した。また、搭乗中のBGMである「コスメティックコースター」の歌唱を担当した。西武鉄道とのコラボレーションにより、6月4日から7月29日まで西武池袋線、7月30日から9月29日まで西武新宿線で本人のミュージック・ビデオの世界観がラッピングされた車両「SEIBU KPP TRAIN」が運行された。2012年(平成24年)4月より第一興商の通信カラオケ「DAMチャンネル」のMCに就任。中川翔子の後任にあたる10代目MCとしての起用であった。

2022年(令和4年)、銚子電気鉄道では自身との企画で、「問題だらけの“もんだいがある”きゃりー電車」の運行を開始した。

私生活

趣味、嗜好

原作コミックを全巻所持するほどの熱烈な『クレヨンしんちゃん』ファンであることを公言、その縁から、作品内への登場や関連CDのジャケットへの登場などの共同企画が2013年(平成25年)に実現している。

男女交際

2012年(平成24年)に6歳年上の俳優・小谷昌太郎との「半同棲」が報じられた。2013年(平成25年)に、「SEKAI NO OWARI」のボーカル・深瀬慧との交際が報じられている。これについては翌年8月頃に相手の深瀬慧がTwitter上で認める旨の発言を示したことから公然の交際関係と受け止められるようになった。その「交際宣言」の時点で既に2年の交際期間を経ていたことを相手側が公表、同年末には「第56回日本レコード大賞」を揃って受けることともなった。

結婚

2023年(令和5年)3月21日、自身のSNS投稿で俳優の葉山奨之と結婚したことを公表した。将来30歳位までには結婚したいとの希望を語っていたが、その希望通りとなった。2024年4月23日には第一子を妊娠していることを発表した。

本名

2023年(令和5年)10月29日放送の『まつもtoなかい』の番組内で、本名の下の名前が「桐子」であることを公表した。「きゃりー」の芸名は「きりこ→きゃりこ→きゃりー」で名付けたと話している。母親が自分を出産した病院の窓から桐の木が見えたことで、「桐の木のように悪い虫がつかない、元気な子に育ってほしい」という意味で名付けたという。本名を明かすことになったのは、仲の良いPerfumeのあ~ちゃんがInstagramで何度も自分のことを本名で言うので「もういいかな」と思ったからと話している。

発言

2020年(令和2年)5月10日、Twitterで検察庁法改正案に抗議する旨のツイートをし、コメント欄で賛否両論や激論が飛び交う騒ぎとなった。中でも政治評論家の加藤清隆はきゃりーに対し、「歌手やってて、知らないかも知れないけど」、「デタラメな噂に騙されないようにね。歌、頑張って下さい」など痛烈なツイートを浴びせ、きゃりーが反論。加藤のツイートに対しても批判が殺到するなど、収拾が付かない事態に発展していた。翌日になってきゃりーは当該ツイートを削除し「ファンの人同士で私の意見が割れて、コメント欄で激論が繰り広げられていて悲しくなり消去させて頂きました」と削除した理由を説明した。これに対して「ファンのせいにしてる」「政治的な発言をするときは、勉強してからにしましょう」といった批判や、「消す必要なんかない」「きゃりーは悪くない」といった応援の返信が集まっている。

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ディスコグラフィ

フル・アルバム

ミニ・アルバム

ベスト・アルバム

ボックス・セット

CDシングル

配信シングル

参加作品

出演

雑誌

  • 『Zipper』(祥伝社)
  • 『KERA』(ジャック・メディア・キャピタル)
  • 『HR』(グラフィティ)

テレビ番組

  • キャサリン → キャサリン三世(関西テレビ、フジテレビ、2012年4月 - 2013年9月)
  • スペシャエリア(スペースシャワーTV、2011年10月 - 2013年10月)
  • きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる(ニコニコ生放送、2010年12月 - 2012年5月)
  • きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!(メ〜テレ、2012年10月 - 2013年3月14日)※東海地区、新潟、沖縄限定放送
  • きゃりーぱみゅぱみゅの“なんだこれTV”(スペースシャワーTV、2013年11月 - 2020年)
  • もしもしにっぽん(NHKワールド、BSフジ、2014年4月 - 2015年3月)※NHKワールドをプラットフォームとする国際番組 - プレゼンター
  • 世界の何だコレ!?ミステリー(フジテレビ、2015年10月 - ) - MC
  • SPACE SHOWER MUSIC AWARDS(スペースシャワーTV、2018年3月1日、2019年3月7日) - 司会
    • SPACE SHOWER TV 30TH ANNIVERSARY SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020(スペースシャワーTV、2020年3月13日) - 司会
  • u&i(NHK Eテレ、2018年10月10日 - )- パペットキャラクター・メッチャカ役(声優)
  • えいごであそぼ Meets the World(NHK Eテレ、2023年4月4日 - ) - KYARY(きゃりー) 役

NHK紅白歌合戦出場歴

出演順は「出演順/出場者数」で表す。

CM

  • テレビドガッチ「豆しぱみゅぱみゅ」(2011年 - 2013年)
  • インテリジェンス「求人情報サービスan」(2012年-2015年)
  • グリコ乳業「プッチンプリン」(2012年)
  • 江崎グリコ
    • 「BREO」(2012年)
    • 「アイスの実」(2013年、2014年、2015年、2016年、2017年)
  • ジャパンゲートウェイ「Reveur SCALP」(2012年)
  • 日本ケンタッキー・フライド・チキン「Krushers おねだりキャンペーン」(2012年、2013年)
  • ジーユー「g.u.」(2012年、2013年)
  • スズキ「MRワゴン エコ」(2012年 - 2014年)
  • KDDI「au」(2013年、2014年)
  • サンスター「Ora2 HAMiGAKi」(2013年、2014年)
  • CHINTAI(2013、2014年)
  • メガネトップ「ALOOK」(2013年)
  • 任天堂
    • 「Newニンテンドー3DS」(2014年)
    • 「とびだせ どうぶつの森」(2015年)
  • シャープ「AQUOS 4K ネクスト」(2015年、2016年)
  • 日本コカ・コーラ 秋のキャンペーン「ハロウィンキャンペーン2015」イメージキャラクター(2015年)
  • 西武鉄道 きゃりーぱみゅぱみゅ5周年 × 西武鉄道「SEIBU KPP TRAIN 出発式編」(2016年3月30日 - )。
  • 日清紡「DOG THEATERシリーズ」(2016年4月13日 - )
  • メルカリ「メルペイ」(2019年 -)
  • 幸楽苑(2020年3月 -)
  • 内閣府「政府広報 新型コロナウイルス接触確認アプリ COCOA・自分を守るために」(2020年8月)
  • ガンホー・オンライン・エンターテイメント「Nintendo Switch ニンジャラ」(2020年10月 -)
    • ♪にんじゃりばんばん・コラボ開催中(2020年)単独出演
    • チームで遊ぶ4人「チームきゃりー」篇(2021年)四千頭身と共演

テレビドラマ

  • 家族のうた 第1話(フジテレビ、2012年4月15日) - 本人 役
  • 問題のあるレストラン 最終話(フジテレビ、2015年3月19日) - 客 役

テレビアニメ

  • クレヨンしんちゃん(テレビ朝日、2013年1月25日) - 本人 役

映画

  • きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!(2014年7月12日公開) - 本人 役
  • クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年9月11日公開) - ラクガキングダムの姫 役(声の出演)

ラジオ

  • きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイレディオ!(2011年4月 - 2015年3月、TBSラジオ『Kakiiin』内)
  • 『SCHOOL OF LOCK!』内「きゃりーLOCKS!」(2015年10月 - 2018年3月、TOKYO FM・JFN系ネット)
  • きゃりーぱみゅぱみゅの なんとかぱんぱんラジオ(2019年4月 - 2023年9月、JFN制作、JFN系ネット)
  • CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter#0〜Touch Your Heart〜(2021年4月 - 、TOKYO FM、JFN系ネット)
    • 「なんとかぱんぱんラジオ」に加え「Touch Your Heart」の放送が開始され、JFNのAライン、Bラインそれぞれの番組を担当している。

ウェブテレビ

  • きみがいいねくれたらきゃりーが当たる!きゃりーのいいねドリームくじ!(2019年5月16日、AbemaTV)

作品

著書

  • きゃりーぱみゅぱみゅ『Oh! My God!! 原宿ガール』ポプラ社、2011年8月、231頁。ISBN 978-4-591-12542-7。http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80007570 
    • 文庫版 きゃりーぱみゅぱみゅ『Oh! My God!! 原宿ガール』ポプラ社〈ポプラ文庫 き3-1〉、2012年6月、231頁。ISBN 978-4-591-12542-7。http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=81011940  (2011年刊に一部加筆、修正あり)
  • きゃりーぱみゅぱみゅ『きゃりーぱみゅぱみゅきゃりーぼーん』祥伝社、2012年4月19日、111頁。ISBN 978-4-396-43051-1。https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=9784396430511 
  • きゃりーぱみゅぱみゅ『もしもし☆TOKYO きゃりーぱみゅぱみゅの東京Kawaiiガイドツアー』スペースシャワーブックス(出版) スペースシャワーネットワーク(発売)、2012年10月29日、91頁。ISBN 978-4-906700-55-4。http://books.spaceshower.net/books/isbn-906700554 

映像作品

  • きゃりーぱみゅぱみゅ テレビJOHN! DVD, ワーナーミュージック・ジャパン, (2012-06-06), WPBL-90186  - 東海地区の放送局メ〜テレのみで放送されている冠番組「きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!」の2011年10月18日放送の#1『JOHNはどこ行ったの?』と2012年4月10日放送の#2『まんじゅうこわい』を再編集。
  • きゃりーぱみゅぱみゅ テレビJOHN! DVD, Vol.2, ワーナーミュージック・ジャパン, (2012-12-19), WPBL-90202  - 東海地区の放送局メ〜テレのみで放送されている冠番組「きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!」の2012年6月26日放送の#3『トイプーはファンタジスタ』と2012年10月2日放送の#4『真実の瞬間』を収録。
  • ドキドキワクワク ぱみゅぱみゅレボリューションランド2012 in キラキラ武道館, ワーナーミュージック・ジャパン, (2013-02-13), WPBL-90213 WPXL-90017 WPBL-90211/2  - 2012年11月6日に行った初の日本武道館公演を収録。
  • 100%KPP WORLD TOUR 2013 OFFICIAL DOCUMENTARY, ワーナーミュージック・ジャパン, (2014-02-12), WPBL-90236 WPXL-90024  - 2013年2月から行った初のワールドツアー「100%KPP WORLD TOUR 2013」の軌跡を辿ったドキュメンタリー映像を収録。
  • きゃりーぱみゅぱみゅのマジカルワンダーキャッスル, ワーナーミュージック・ジャパン, (2014-06-11), WPBL-90297 WPXL-90072  - 2014年1月18日、19日の2日間で2万4千人を動員した初の横浜アリーナ公演を収録。
  • KPP MV01, ワーナーミュージック・ジャパン, (2015-09-30), WPBL-90308 WPBL-90309 WPXL-90038 WPXL-90084  - 2011年に発売された「PONPONPON」から当時点での最新シングル「Crazy Party Night 〜ぱんぷきんの逆襲」までのミュージック・ビデオを網羅した自身初となるミュージック・ビデオ集。また特典映像には未公開シーンや別テイクでの映像等も収録されている。初回生産限定盤のみ豪華フォトブックレット付属。

賞歴

関連項目

  • en:List of people with reduplicated names - 名前に繰り返し言葉を含む人物

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 公式ウェブサイト - アソビシステム
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - ワーナーミュージック・ジャパン
  • きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) - X(旧Twitter)
  • きゃりーぱみゅぱみゅ (kyaryofficial) - Facebook
  • きゃりーぱみゅぱみゅ (@kyarypappa) - Instagram
  • きゃりーぱみゅぱみゅ 公式ブログ - ウェイバックマシン(2021年6月18日アーカイブ分) - GREE
  • きゃりーぱみゅぱみゅオフィシャルブログ - Powered by LINE - ウェイバックマシン(2015年9月4日アーカイブ分) (2015年9月2日 - )
  • きゃりーオフィシャルブログ「きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイブログ」 - ウェイバックマシン(2010年4月1日アーカイブ分)
  • kyarypamyupamyuTV - YouTubeチャンネル
  • Kyary Pamyu Pamyu (@kyary_official) - TikTok
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - 歌ネット
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - Amazon Music
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - Apple Music
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - LINE MUSIC
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - Spotify
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - YouTube Music チャンネル
  • きゃりーぱみゅぱみゅ - NHK人物録

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: きゃりーぱみゅぱみゅ by Wikipedia (Historical)


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