山口 紗弥加(やまぐち さやか、1980年〈昭和55年〉2月14日 - )は、日本の女優、タレント。福岡県出身。FLaMme所属。堀越高等学校卒業。帝京大学中退。
11歳の時、『東京ラブストーリー』に出演していた鈴木保奈美に憧れて女優を志す。1994年、14歳の時に日清食品「どん兵衛」でテレビCMデビュー。フジテレビ系テレビドラマ『若者のすべて』でドラマデビュー。
その後、女優業の他にフジテレビ系バラエティ番組『笑っていいとも!』などバラエティーにも進出し、1998年には歌手デビューも果たす。いわゆるアイドル女優と呼ばれる立ち位置で、芸人達が多くいる慣れない場所でも活動を続けていたが、バラエティで頑張ると逆にドラマのスタッフなどからは「使いにくい」と言われてしまうなど方向性に悩むことも多く、体調を崩したこともあり、22、3歳の時に一度芸能界を辞める決意を固める。しかしそんな時、これが最後と決めて挑んだ2003年の野田秀樹演出の舞台『オイル』の練習が大変だった反面、本番がものすごく楽しく充実感を得たことで「辞めたくない」という思いが強まり、その舞台での姿を見た演出家の蜷川幸雄から次の舞台の仕事へ声をかけられる。そして出演した舞台『エレクトラ』では蜷川に「ゴミ」「鼻クソ」と厳しい言葉で罵られることもあったが、そのおかげで吹っ切れ、精神的にも鍛えられたことで女優を続けることができたと後のインタビューで語っている。
2014年頃からドラマのオファーが増え、2015年には計6本(同クールに掛け持ちあり)出演するなど、主役ではないものの幅広い役柄をきっちり演じ切る、それぞれの作品に欠かせない名バイプレーヤーとして女優活動を続けている。2018年、『ブラックスキャンダル』で、38歳・芸歴24年にしてドラマ初主演。
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