『モンスター烈伝 オレカバトル』(モンスターれつでん オレカバトル)は、コナミアミューズメントのトレーディングカードアーケードゲーム。稼働期間は2012年3月14日 - 2022年3月31日。本作を原作とした漫画・テレビアニメについても本項で扱う。
デジタルカメラの写真印刷に使われる光沢紙(カードサイズは同じくコナミから発売されている遊☆戯☆王オフィシャルカードゲームと同じサイズ)を使ったプレイヤー名入りのカードが排出されるアーケード用のカードゲーム。そのため小型のプリンターが内蔵されている。また、出てくるカードが印刷済みのカードではなく、リアルタイムで発行されるカードでの初の作品であり、トレーディングカードアーケードゲームとしては初めて縦画面のモニターを搭載している(これは後に出回ることとなった)。基本的に1プレイごとにプレイヤーのモンスターのレベルが1上昇し、最大で10まで設定されている。略称は「オレカ」で、ゲーム内でプレイヤーが使用するカードについても同様である。
コナミグループ再編に伴い、2016年11月1日付で発売元がコナミデジタルエンタテインメントからコナミアミューズメントへ変更された。
2022年3月31日をもってe-amusementサービスを終了。これにより本作は稼働終了となり、「迅雷の章」が最終弾となった。
2024年5月10日、本作の続編となる『モンスター烈伝 オレカバトル2』が発表された。
1人1プレイ・100円と2人対戦1プレイ・200円。
各章の名称は「◯◯の〜」となっており、序章および新序章以外の◯◯部分にはその章のテーマとなる属性に関する漢字が入る。
新序章以降は過去の章をマイナーチェンジさせたものが解禁され、従来のモンスターの他に、新規のモンスターも登場する。
2016年からは「◯の章」や「◯◯の章」となっており、『コロコロコミック』では「オレカバトルクロニクル」が始まったと記されている。ただし、モンスターが何十体も登場するわけではなくなり、イベントで1、2体登場するだけになった。
2013年10月28日より『ドラゴンコレクション』の筐体で本作がプレイできるようになった。
2016年には海外展開が行われ、海外版の開発中の映像がYouTubeのコナミ公式チャンネルで配信されている。
オレカバトルには、現在の状態で800体以上のモンスターが存在する(カード化不能のモンスターも含める)。
以上の764体(例外は「陽龍の大タマゴ」、「覇星神ライシーヤ」)が通常のモンスターである。他にも限定モンスターが49体、カード化不能モンスターが14体、計63体のモンスターが存在する。それらに関しては下記参照。
次世代ワールドホビーフェアやコナミキッズキャラバン等のイベント会場では、イベント限定の筐体が設置され、条件に合ったモンスターをスキャンさせるとイベント限定のドラゴンが出現し、勝利するとカード化できる。アプリ版もしくはオレカンペキデバイスのモンスターも使用可能。2015年の夏休みには「日本烈島竜断 限定ドラゴン討伐大会 〜オレ夏の陣〜」が全国のオレカバトル設置店舗で順次開催され、7月24日から26日に関東エリアで、7月31日から8月2日に北海道・東北エリアで、8月7日から9日に中国・四国・九州エリアで、8月14日から16日に中部・近畿エリアでそれぞれ開催された。また、この後限定ドラゴン討伐クエストが開催された(#限定ドラゴン討伐クエスト参照)。
限定ドラゴンは現時点で5(7)体確認されている。
上記の限定ドラゴンは、後に全国のオレカバトルの機体で開催された「限定ドラゴン討伐クエスト」でも手に入るようになった。このイベントは7つのステージを進んでいく形となっており、7ステージ目でキーカードを使うことで、限定ドラゴンと戦える。ただし、途中の6ステージまではクリアしなくても進められ、最後は勝たなければ限定ドラゴンをゲットできない(キーカードは上記参照)。
限定ドラゴン以外の、イベントで手に入れられるモンスターや、全国の機体で期間限定で手に入れられるモンスターも存在する(カードナンバーに「OBSP」(SPは「スペシャル」の略)または「OBCR」(CRは「クロニクル」の略)と付くモンスター)。
現在、合計19体存在する。
全国のゲーム機で行われるイベントの一つに「オレ最強決定戦」と「オレ最強大合戦」がある。そこでは特別な限定モンスターが登場した。このイベントは平均で3 - 4か月に1回行われている。
現在、合計13体存在する。
『コロコロコミック』の付録などで手に入り、また、その他の付録のカードが持っているアイテム合体させることで手に入れられるモンスターが存在する。
『月刊コロコロコミック』2015年3月号にて開催された誌上の企画で、以下の候補8体から投票が行われ、1位のモンスターがコロコロコミックの付録となると言う企画だった(オレカキコンクールのような読者投稿キャラクターではなく、予め用意された選択肢の中から投票。同年6月号で結果発表が行われた)。モンスターは以下の通り(ドリームナンバー順に記す)。後にゲームへの登場を果たしたモンスターが存在する(登場していないモンスターもいる)。また、ゲームへの登場にあたり一部変更が行われたモンスターはケロゴン(虹)と予言者シビュラが行われている。
過去に発売されたCDや、デジタル配信を購入したり、公式サイト上にある「オレカ音楽館」で聴くことができる(一部どれでも聴けない曲あり)。
以上の合計265曲ある。CDやオレカ音楽館にも収録されていないため、(仮)と記した敗北を含めた数字。含めないと264曲になる。ただし、この敗北という曲はCDなどではないが、オレカンペキデバイスGのジュークボックスに収録されている。また、そのジュークボックスにも収録されていない曲も存在している。そして、この曲の中にはオレカバトルオリジナルではなく、過去のコナミのゲーム作品の曲もある。
攻略本
以下はいずれも小学館から刊行されている。
その他、カードケースやファイル、オフィシャルスリーブもタカラトミーから発売されている。
本作のスピンオフ的位置づけのメダルゲームで、2014年2月20日より順次稼働開始。内容は射的の要素を採り入れたゲームだが、筐体にはカードスキャナーも搭載されており、条件を満たせばオレカも使用できる。ネットワーク接続がなされている場合のみ記録の鍵を使用することも可能で、プレイする度にゲーム内マネーが溜まっていく。
本作はApp Storeでも2012年7月4日から配信されている。アーケード版の序章と同様のカードバトルが可能で、アーケード版には2体目以降の味方モンスターとして読み込むことが出来る。ただし、かりモン同様にカード化や合成の材料にすることはできない。対象機種は3GS以降のiPhoneと第三世代以降のiPod touch、iPad。2013年1月25日から第1章が、2013年5月16日から第2章が、2013年8月23日から第3章が、2013年11月28日から第4章が、2014年4月8日から第5章が追加された。アーケード版との連動はe-AMUSEMENTを介して行われるため、アプリ配信開始以降はアーケード版がe-AMUSEMENTに対応を開始した(ただしe-AMUSEMENT PASSには非対応)。
なお、『ぼくのケロゴン』連載終了を機に『コロコロコミック』とのタイアップは終了している。
『オレカバトル』のタイトルで、2014年4月7日から2015年3月30日までテレビ東京系列にて、『オレカバトル&ドラゴンコレクション』の前半パートで全51話が放送された。なおネット配信では「ドラゴンコレクション」と同様に単独番組となる。山浦聡による漫画版の登場人物とストーリーをベースにしたオリジナルストーリーが展開される。キャッチコピーは「オレのカードで、限界バトル!!」。
次回予告に表示されるオレコマンドを公式サイトおよびゲーム内で入力することにより情報やモンスターを入手することができた。
2015年4月6日から2017年12月25日まで配信されたネット配信番組で、オレカバトル公式サイトやYoutubeの「KONAMI公式チャンネル」で視聴可能。全133話(番外編と最終回後の後日談を描くおまけも含むと全135話)。オレカバトルの最新情報や攻略情報をタンタローと金のケロゴン(金ケロ(サウンドエフェクトあり))が伝える。第5話以降はポワ子(第48話でオレカ界に帰還し一時別離、第96話で人間界に帰還する。その後も第132話、第133話(最終回)でも登場)、第57話からリヴィ江もレギュラーに加わった。その他今週のオレコマンドのコーナー(第124話まで。第125話からは公式ホームページで公開)や視聴者からのお便りやオレカモンスターのイラストを紹介するコーナー(第131話で終了)もある。内容は第125話まで毎週月曜日に更新されたが、第126話から第133話(最終回)は毎月第2月曜日と第4月曜日に変更され更新された。タイトルの「オレカ野郎」は「オレカ(を)やろう」とかけている。また、第8話までのタイトルロゴは「8時だョ!全員集合」のロゴをもじっていたが、第9話以降はオレカバトルのロゴをアレンジした独自の物に変更され、オープニングアニメーションは第57話から変更された。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou