芦名 星(あしな せい、1983年〈昭和58年〉11月22日 - 2020年〈令和2年〉9月14日)は、日本の女優、元女性ファッションモデル。本名、五十嵐 彩(いがらし あや)。愛称は星ちゃん。
福島県郡山市出身。最終所属はホリプロ。日出女子学園高校卒業。スリーサイズはB83/W58/H80cm。靴のサイズは23.5cm。
モデル志望だったため、高校進学と同時に上京。在学中に所属事務所本社前でスカウトされた。
2002年、モデルとしてデビューし、ファッション雑誌『CanCam』(小学館)・『PINKY』(集英社)などに出演した。同年6月、ドラマ『しあわせのシッポ』(TBS)で女優デビュー、出演シーンは最終話の数秒のみ。
2003年、『Stand Up!!』(TBS)で連続ドラマ初レギュラー出演。2005年、特撮ドラマ『仮面ライダー響鬼』(テレビ朝日)で悪役キャラ・姫を演じた、『恋するハニカミ!』(TBS)でバラエティ番組初レギュラー出演。
2006年、オーディションで800人の中から選ばれ、日本・カナダ・イタリアが総製作費30億円を投じる合作映画『シルク』の日本人ヒロインに抜擢される。以降、女優活動に専念。
2007年、『たとえ世界が終わっても』で映画初主演。同年9月には映画『シルク』が海外で公開され、第32回トロント国際映画祭に登場し、世界デビューを果たす。同年秋、ドラマ『スワンの馬鹿! 〜こづかい3万円の恋〜』(関西テレビ・フジテレビ系)でヒロインを演じた。
2008年、『ジュテーム〜わたしはけもの』(BSフジ)で連続ドラマ初主演。2009年、ドラマ『猿ロック』(読売テレビ・日本テレビ系)でヒロインを演じた。
2010年、デビュー8年目で初の写真集『月刊 芦名星 上海ドール』(新潮社)を発売。同年10月には主演映画『七瀬ふたたび』が公開され、原作者の筒井康隆は「今までの七瀬の中で、もっとも七瀬らしい七瀬である。」と太鼓判を押す。同年11月、バラエティ番組『コレってアリですか?』(日本テレビ)にレギュラー出演。
2012年、アメリカドラマ『リベンジ』にて声優初挑戦。
2013年、『八重の桜』でNHK大河ドラマ初出演。
2014年、東日本大震災追悼復興祈念式で追悼詩を朗読。
2019年、『W県警の悲劇』(BSテレ東)で、ゴールデン帯連続ドラマに初主演。
2020年9月14日、東京都新宿区の自宅マンションで死亡しているのを親族が発見した。36歳没。捜査関係者によると、現場の状況から自殺を図ったと見られる。
同年10月14日、season15よりレギュラーとして出演していた「相棒 season19」の第1話が放送、終盤では過去の出演シーンを抜粋した映像とともに追悼テロップも表示された。
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