クウェート市(クウェートし、アラビア語: مدينة الكويت Madīnat al-Kuwayt マディーナト・アル・クウェート)は、クウェート国の首都。アースィマ県の県庁所在地でもある。
同名である国名との区別に、クウェート市と呼ばれることも多い。
ペルシャ湾の一部であるクウェート湾の南岸に位置している。
砂漠気候 (BW) に属しており、年間を通して気温は高めで降水量は少ない。気温の日較差は年間を通して10℃以上と大きく、冬季の朝晩は冷え込む。
夏季(4月 - 10月頃) 特に6月 - 9月はほとんど降水はなく(各月の月平均降水日数0.0日)、砂嵐となる日も多い。最暑季には、日中は日最高気温が40℃ - 50℃前後まで上昇するうえ、夜間はペルシャ湾岸に位置するために気温が低下せず、日最低気温が30℃を下回らないことも多い。一方、冬季は日平均気温が20℃を下回るため、過ごしやすい気候となる。また、北極方面からの寒気の影響による降水があるため、11月 - 4月の月平均降水日数は4日 - 6日に達する。
1990年の湾岸戦争のときにはイラク軍が市内に侵攻し、占領された。イラクの占領時には当時のイラクの指導者だったサッダーム・フセイン大統領にちなんで「サッダームシティ」と改称されたが、イラク軍撤退後には元の名前に戻された。
クウェート経済の中心地である。多くの銀行や企業があり、好景気のおかげでホテルの開業が相次いでいる。クウェート市は石油をベースとした経済である。おもな輸出品は石油と肥料である。アラブ地域では2番目の取扱規模であるクウェート証券取引所(Boursa Kuwait)がある。
クウェート国際空港
シュワイフ港、50km南のペルシャ湾岸にはアフマディー港 (Ahmadi Port) がある。
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