小林 裕介(こばやし ゆうすけ、1985年3月25日 - )は、日本の男性声優。東京都出身。ゆーりんプロ所属。
3歳から10歳までイギリスに住んでおり、帰国子女である。しかし英語はあまり喋れない。
中学時代、テレビアニメ『らんま1/2』に熱中していたが、その時に出演している声優たちがCDを出しているのを見て職業としての声優を知った。その繋がりで林原めぐみのラジオ『Tokyo Boogie Night』の公開録音、母が取ってくれた緒方恵美のトークショーに行っていた。もう一つが『新世紀エヴァンゲリオン』で、初めて行った声優のイベントが、前述の緒方のトークショーだった。その時に、暴走したエヴァンゲリオンを止めようとし、友人に重傷を負わせてしまった碇シンジの叫びを緒方が演るのを観て、鳥肌が立った。その時に生の演技の凄さを思い知り、職業としての声優を今まで以上に意識するようになった。当時は「眩しい職業だなぁ」という憧れはあったが、「自分でなってやろう」という意識はまったくなかった。
高校生時代、自転車通学中にアニメのセリフを叫びながら走る癖があり、それを友人に話した所「声優になれば?」と返された事が声優を志望するきっかけになった。親の反対が強かったが、会社退職時には声優やってみればと言われた。
大学の理工学部を卒業後、大手家電メーカーに就職し、群馬県でエアコンの開発を担当していたものの、日々の生活に物足りなさを感じて休日に歌のレッスンを受けるようになり、その講師が声優と縁のある職業であることを知った小林は「声優になりたかった」と語ったところ、講師に「興味があるならやった方がいい」と背中を押され、24歳の時に会社を退職し、アミューズメントメディア総合学院に入学する。2009年に専門学校のワークショップでの『VANGUARD』の吹き替えでデビュー。
2010年にアミューズメントメディア総合学院を卒業後、ゆーりんプロに所属。プロとしての初めての仕事は企業用ナレーション。以降、ナレーションの仕事を中心に活動。4年間の下積み時代を経て、2013年、テレビアニメ『とある科学の超電磁砲S』の小佐古俊一役で声優デビュー。2014年には、テレビアニメ『ウィッチクラフトワークス』多華宮仄役で初主演した。
2016年7月より声優の古川慎と共にパーソナリティを務めるラジオ『なんでもヒーロー! ゆっけとまーぼー』の放送を開始。
2017年、第11回声優アワードで新人男優賞を受賞。
2021年、2月19日、Crunchyroll Anime Awards 2021で、最優秀声優賞日本語部門を『Re:ゼロから始める異世界生活』(第2期)ナツキ・スバル 役にて受賞。
2016年3月27日、『下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ』が第2回アニラジアワード「BEST SEXY RADIO えっちなラジオ賞」(新人部門)を受賞。
2019年3月15日、『小林裕介・石上静香のゆずらないラジオ』が第5回アニラジアワード「BEST SEXY RADIOえっちなラジオ賞」を受賞。
2020年3月6日、『超人高校生たちはゆずラジでも余裕で生き抜くようです!』が第6回アニラジアワード「BEST BENEFIT RADIO ためになるラジオ賞」を受賞。
2022年3月14日、『異種族レビュアーズ 食酒亭ラジオ』が第7回アニラジアワード「BEST SEXY RADIO えっちなラジオ賞」を受賞し、さらに『小林さんのラジオは9番目ぐらいを目指す』が「BEST CREATIVE RADIO 企画ラジオ賞」を受賞した。
趣味はダーツ、ハーバリウム、ボクシング、浴室の床に寝そべりながらシャワーに打たれること、ヨーヨー。特技は大学時代に4年間続けた空手、けん玉。
下積み時代はオーディションもほとんどなくアニメ仕事は4年間でモブキャラクター1回だけだったという。そんな時に、手応えのあったオーディションで最後の3人まで残るも受からず、その役を同期の松岡禎丞が勝ち取っておりマネージャーから「裕介は今後厳しいかもね」と言われたことで挫折を味わい、アニメも一切観られなくなったという。 それから1年以上腐っていたが、たまたま『ソードアート・オンライン』を観る機会があり、松岡が演じる主人公キリトの演技に感動し、松岡に負けてないという考えが思い上がりであったと悟り、「実力がないなら付けるしかない」ともう一度奮起出来たという。
初主演作品であるTVアニメ『ウィッチクラフトワークス』について、既に正規のオーディションが終了していたが、たまたま作品のスタッフと飲みの席がありヤケ酒をした小林が「僕はぁ、松岡なんかには負けませんよぅ?」と絡んでいたところ、「キミなんか面白いね。オーディション終わってるけどセリフ録音したテープ送って」と言われてそのまま合格した。
座右の銘としている言葉は、『失敗しても死にゃしない』。
プラネタリウムのナレーションを担当する事を夢としている。
太字はメインキャラクター。
※はWebラジオ番組。
※はインターネット配信。
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