2006年の読売ジャイアンツ(2006ねんのよみうりジャイアンツ)では、2006年の読売ジャイアンツの動向についてまとめる。
この年の読売ジャイアンツは、2回目の原辰徳監督体制の1年目(通算3年目)のシーズンである。
3年ぶりに復帰した原監督は、まずチーム方針として2005年のワールドシリーズを制したシカゴ・ホワイトソックスに倣い「スモール・ベースボール」を掲げた。また、前年の不振からチームを再建するため、野手では昨年オフに退団したタフィ・ローズに代わってロッテを退団した李承燁を獲得。投手陣では中日から野口茂樹、西武から豊田清をそれぞれFAで、そしてオリックスからジェレミー・パウエルを獲得するなど、チームの戦力を大幅に補強した。シーズン序盤は4月に貯金12を重ね、開幕ダッシュに成功したが、交流戦で高橋由伸・小久保裕紀・阿部慎之助ら主力打者が故障で離脱すると、得点力が著しく低下。6月に19敗(球団月間最多敗記録)、7月も14敗と低迷し、8月4日に最下位へと転落。優勝争いから完全に脱落した。開幕当初は首位を独走していたが、5月に始まったセ・パ交流戦の途中で主力選手に負傷者が続出したことで失速することとなった。これに対応するため、西武を自由契約となり米国挑戦したものの契約を結べず帰国していた小関竜也を入団テストで、広島の木村拓也をトレードで、そして前年阪神を解雇されたもののリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルにおいて好成績を収めていたジョージ・アリアスを来日させ獲得するなど最後まで手を尽くした。その後チーム状態をやや建て直し、なんとか最下位は免れたものの、球団史上初となる2年連続Bクラス、そして原監督就任後初の4位に終わった。
本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。
本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
2年連続なし
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