2010年の読売ジャイアンツ(2010ねんのよみうりジャイアンツ)では、2010年の読売ジャイアンツにおける動向をまとめる。
このシーズンの読売ジャイアンツは2回目の原辰徳監督体制の5年目(通算7年目)のシーズンである。
概要
リーグ3連覇中の巨人はシーズン序盤から好調で6月終了時点で貯金17、2位阪神に5.0ゲーム差をつけていた。しかし、7月に入ると内海哲也・藤井秀悟ら先発陣、マーク・クルーン・久保裕也らリリーフ陣がともに打ち込まれるシーンが多くなり、月間チーム防御率が5点台に悪化した。投手陣の崩壊により、7月を負け越し、阪神に首位を明け渡すと、阪神、中日との三つ巴が終盤まで続いた。最終的に、阪神、巨人との直接対決でともに勝ち越した中日が優勝を飾り、巨人はシーズンを3位で終えた。クライマックスシリーズでは第1ステージで阪神に勝利したが、最終ステージで中日に敗れ日本シリーズに出場できなかった。
チーム成績
レギュラーシーズン
日本生命 セ・パ交流戦2010
- 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる
クライマックスシリーズ
個人成績
主な投手成績
- 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
主な打撃成績
- 色付きは規定打席(446打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
できごと
1月
- 1月20日 - 東京ドームが外野フェンスの上に高さ24センチのネットの設置する改修工事を行ったことを発表
- 1月26日 - 二軍投手コーチに打撃投手の河本育之の就任を発表
- 1月26日 - 松本哲也の背番号が64から31に変更したことを発表
4月
- 4月1日 - アレックス・ラミレスが対横浜戦(横浜)で今季初本塁打を放ち、日米通算300本塁打と外国人選手最多の通算9満塁本塁打
- 4月2日 - 内野守備走塁コーチの木村拓也が対広島戦(マツダスタジアム)の試合前に倒れ、病院に運ばれ、くも膜下出血と診断された
- 4月7日 - 2日の対広島戦(マツダ)の試合前に倒れた内野守備走塁コーチの木村拓也がくも膜下出血で死去。
- 4月10日 - アレックス・ラミレスが対中日戦でNPB史上37人目の通算1000打点
5月
- 5月15日 - アレックス・ラミレスが対ロッテ戦でNPB史上36人目の通算300本塁打
- 5月30日 - 小笠原道大が対西武戦でNPB史上24人目の通算350本塁打
7月
- 7月26日 - 楽天の朝井秀樹と栂野雅史の交換トレードが発表
8月
- 8月7日 - 小笠原道大が対広島戦でNPB史上29人目の通算350二塁打
9月
- 9月15日 - 内海哲也が対ヤクルト戦でNPB史上323人目の通算1000投球回
- 9月19日 - アレックス・ラミレスが対阪神戦でNPB史上47人目の通算3000塁打
- 9月21日 - 小笠原道大が対横浜戦でNPB史上24人目の通算3500塁打
11月
- 11月5日 - 日本ハムの紺田敏正と須永英輝とウィルフィン・オビスポの交換トレードが発表
入団・退団
シーズン開幕前
本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。
シーズン開幕後
本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
選手・スタッフ
ドラフト
出典
. Source: