リーフみなとみらい (Leaf minatomirai) は、神奈川県横浜市西区みなとみらいにある超高層複合ビル。
伊藤忠商事、シティトラスト信託銀行(2006年営業廃止)などからなる特別目的会社「横浜デザインセンター」によって開発された地上12階(高さ約70m)・地下4階のビルで、2002年4月着工、2004年4月に開業した。地上階には商業テナントやオフィスなどが入り、地下は駐車場や東京電力の変電施設となっている。公有地活用(賃借)の開発型証券化事業スキームによって建設されており、商業ビルの開発手法としては国内初のケースである。
なお、横浜デザインセンターの解散後にはみずほ信託銀行、ヒューリック(旧シルクポート)が事業を継承している。2022年6月には、オーストラリアの不動産投資・開発会社 レンドリースとオランダの年金基金運用会社 PGGM が共同で設立した投資ファンド「レンドリース・イノベーション・リミテッド・パートナーシ」の第一号物件として、当ビル(商業施設)を取得した。
2024年5月、テスラのショールームが1階にオープン。また、2024年度にはサムスン電子が半導体関連の研究開発拠点「アドバンスド・パッケージ・ラボ (Advanced Package Lab /略称: APL)」を当ビル内に開設・稼働予定である。
当ビルはみなとみらい地区の歩行者動線(都市軸)の一部でもあるグランモール公園沿い(西側、同地区の42街区北区画)に位置しており、隣接地にはオフィスビルの横浜アイマークプレイスおよびみなとみらいグランドセントラルタワー、また同公園を挟んで向かい側には横浜メディアタワーがある(後節の「#周辺施設」も参照)。
2023年5月から2024年2月末にかけて、エレベーターの新設やフロア構成の変更を伴う大規模リニューアル工事が実施された。低層階の改装により、入り口付近にある1〜3階(吹き抜け)のアトリウム空間が生まれ変わっている。また、IDC大塚家具が撤退した高層階の4〜7階もオフィス用途に転換するため改装されている(このうち、5〜7階には前述のサムスン電子による研究開発拠点が開設される予定)。
リーフ (Leaf) という名称に因んで、開業当初から葉をイメージしたロゴマークが掲げられていたが、このロゴについても新たなものに変更されている。
低層階には商業テナントやスクール教室などが入り、高層階にはオフィス、クリニックなどが入っている。
かつてはメインテナントとして4〜7階にIDC大塚家具の横浜みなとみらいショールーム(2023年2月閉店)が据えられていたほか、大型店舗として1・2階にモンベル(2023年5月閉店)が入っていた。また、当ビルの3階に「ボーネルンドあそびのせかい」(横浜みなとみらい店)も入っていたが、2013年6月に開業した周辺の商業施設「MARK IS みなとみらい」に移転している。
所在地:横浜市西区みなとみらい4-6-5
以下はグランモール公園沿いにある主な周辺施設である。
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