Aller au contenu principal

土井利里


土井利里


土井 利里(どい としさと)は、江戸時代中期の大名。肥前国唐津藩4代藩主、下総国古河藩主。京都所司代。土井家宗家8代。

生涯

5000石の大身旗本土井利清の次男として生まれる。本家の唐津藩主家を相続していた兄の利延が死去したため、その養子となって家督を相続した。

幕府では奏者番となった後、国替されて家祖利勝時代の領地古河へ復帰する。さらに寺社奉行を経て京都所司代にのぼり、老中の一歩前まで来たところで死去した。

利里も子に恵まれず、はじめ旗本久世広武の四男を迎え、利剛と名乗らせ養嗣子としていたが早世した。その後、川越藩主松平朝矩の長男を迎え、利建と名乗らせていたが、安永4年(1767年)に廃嫡した。次いで西尾藩主松平乗祐の十男の才百を迎え、利見と名乗らせ家督を相続させた。

年表

  • 1722年(享保7年) - 生まれる
  • 1744年(延享元年) - 土井家相続(9月23日)
  • 1759年(宝暦9年) - 奏者番
  • 1762年(宝暦12年) - 古河に国替
  • 1763年(宝暦13年) - 寺社奉行(2月18日)
  • 1769年(明和6年) - 京都所司代(8月18日)
  • 1777年(安永6年) - 死去、享年56

官歴

  • 1744年(延享元年) - 従五位下、大炊頭
  • 1769年(明和6年) - 従四位下、侍従

系譜

父母

  • 土井利清(実父)
  • 土井利益の娘(実母)
  • 土井利延(養父)

正室

  • 土井利知の娘

養子、養女

  • 土井利剛 - 久世広武の四男
  • 土井利建 - 松平朝矩の長男
  • 土井利見 - 松平乗祐の十男
  • 土井三保子 - 土井利国正室、後に本多忠奝継室、後に五島盛運継室、土井利剛の娘
  • 青山忠裕正室 - 土井利剛の娘


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 土井利里 by Wikipedia (Historical)